平成8160日目
2011/05/12
【立川6億円強奪事件】
12日午前3時ごろ、東京都立川市柴崎のマンション1階にある警備会社「日月警備保障」立川営業所に2人組の男が押し入る強盗傷害事件が起き、現金約6億400万円が奪われた。2人組は刃物や鉄パイプで1人でいた男性警備員(36)の胸や足を刺して殴った上、粘着テープで縛り逃走。警備員は腕を骨折し全治2カ月の重傷で、被害額は国内の現金強奪事件として過去最高となった。
警視庁捜査1課は立川署に捜査本部を設置。男らが侵入したとみられる入り口脇の腰高窓(縦40センチ、横50センチ)の鍵は半年以上前から壊れていたことから、内部事情を知った者が関与した可能性があるとみて捜査している。
捜査本部によると、警備員は当時、室内のソファで仮眠。物音に気付いて目を覚ますと「金庫室の金を出せ」と脅されたといい、男らは当初から金庫室を狙っていたとみられる。男らは金庫の暗証番号を聞き出すと、現金が入った麻袋やかばん計70個を奪った。直後に車が発進する音を警備員が聞き、近くの防犯カメラには北側に走り去る不審な車が映り、室内の防犯カメラには白いマスク姿の2人組が映っていた。警備員は約20分後に自分で粘着テープをほどき110番した。《毎日新聞》
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【ソフトバンク・小久保裕紀内野手】通算400本塁打
プロ野球ソフトバンクの小久保裕紀内野手(39)が12日、オリックス6回戦(ヤフードーム)でフィガロ投手から今季1号の左中間ソロ本塁打を放ち、通算400本塁打を達成した。2008年5月の金本(神)以来、史上16人目。このほか大リーグへ移籍した日本選手で、松井秀喜(ヤンキース)が05年に日米通算400本塁打を達成している。小久保の400号到達時の39歳7カ月は、金本の40歳1カ月に次ぐ年長記録。大卒選手では長嶋茂雄、田淵幸一、山本浩二、金本知憲に次いで5人目。初本塁打は1994年7月5日のロッテ13回戦(北九州)で園川から。《朝日新聞》
【卓球世界選手権・混合】岸川聖也・福原愛組が銅メダル獲得
卓球の世界選手権個人戦第5日は12日、オランダのロッテルダムで行われ、混合ダブルスで岸川聖也(スヴェンソン)福原愛(ANA)組は準決勝で中国ペアに0―4で完敗した。3位決定戦がないために銅メダルが確定し、1977年大会銀メダルの田阪登紀夫、横田幸子組以来の34年ぶりのメダル獲得となった。《共同通信》
【東北電力】赤字決算発表
東北電力が12日発表した2011年3月期連結決算は337億円の純損失で、1951年の設立以来、最大の赤字になった。売上高、営業利益は伸びたが、東日本大震災の影響で特別損失を1093億円計上したのが響いた。
12年3月期の業績予想については「震災の影響で合理的な算定が困難」として発表を見送った。
売上高は前期比2.7%増の1兆7087億円、営業利益は28.4%増の1146億円だった。震災前まで、景気回復で販売電力量が増えていたためだ。しかし、震災で太平洋側の火力発電所などが大きな被害を受け、修繕費833億円を含む巨額の特別損失の計上を余儀なくされた。
海輪誠社長は、仙台市内での記者会見で「赤字は一時的で、電気料金への転嫁は考えていない」と述べた。今夏に電力不足に陥る可能性については「政府が示した15%の節電をお願いできれば解消できる」と話し、管内(東北6県と新潟県)での計画停電を避けたい意向を示した。《朝日新聞》
【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】
埼玉の卸市場を実況見分、汚染経路解明へ
4人が死亡した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、神奈川、富山、福井の3県警と警視庁の合同捜査本部は12日、ユッケ用の生肉の汚染経路を調べるため、食肉卸業者「大和屋商店」(東京都板橋区)の入荷元となったさいたま市食肉中央卸売市場(さいたま市)と川口食肉地方卸売市場(埼玉県川口市)を実況見分した。
捜査関係者によると、今回の事件でユッケに使われた牛もも肉は、大和屋商店がこれらの卸売市場から入荷、加工した上でえびすの店舗に納入していたという。
合同捜査本部は卸売市場での肉の処理過程を調べるとともに、菌検体などを採取し、食中毒の原因となったとされる腸管出血性大腸菌O111と同種のものがあるかどうか分析する。《北日本新聞》
富山県内6人退院
フーズ・フォーラス(金沢市入江)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県は12日、砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)、富山山室店(富山市公文名)を利用した患者数が同日午後4時現在、計113人(死者3人含む)と発表した。患者数は前日と同じ。重症だった1人を含む6人が12日までに退院したため、入院者数は6人減の26人となり、このうち重症者は1人減の21人となった。重症だった患者の退院は初めて。
砺波店の患者数は、39グループの1~70歳の54人(男性27人、女性27人)で前日と同じ。うち現在の入院者数は4人減って21人となり、この中で溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した重症者は17人で前日と同じ。《北日本新聞》