平成8159日目

2011/05/11

【福島県県双葉町、楢葉町】菅首相に要望書

菅直人首相は11日、東京電力福島第一原発の周辺に位置する福島県双葉町と楢葉町の両議会関係者と首相官邸で相次いで面会。原発事故に対する要望書や抗議文を受け取った。


https://www.kantei.go.jp/

町内全域が原発から半径20キロの警戒区域に入る双葉町の清川泰弘議長は(1)原発事故に東電と国が全額補償すること(2)雇用対策や農漁業支援(3)一時帰宅を1世帯当たり複数回実施すること――などを要望。これに対し、首相は「一日も早く元の生活に戻れるように政府として頑張らなくてはならない」と語った。

同様に町内の大半が警戒区域にある楢葉町の結城政重議員は「8千人の町民のうち7700人が全国35都道府県に避難しており、町は崩壊寸前だ」と訴える抗議文を手渡した。首相は「原子力政策を進めてきた政府の責任も、東電と並び極めて大きい。事故が防げなかった責任を強く感じている」と頭を下げた。《朝日新聞》




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【イージス艦あたご衝突事故】当直士官2人に無罪判決

千葉県沖で2008年、海上自衛隊のイージス艦「あたご」と同県勝浦市の漁船「清徳丸」が衝突し、漁船の親子が死亡した事故で、業務上過失致死罪などに問われた当時の当直士官2人の判決公判が11日、横浜地裁で開かれた。秋山敬裁判長は「あたご側に回避義務はなかった」と述べ、2被告にいずれも無罪(求刑禁錮2年)を言い渡した。《日経新聞》

【福岡空港】管制ミスでJAC機が着陸やり直し

10日午前11時55分ごろ、宮崎発福岡行き日本エアコミューター3626便(ボンバルディアDHC8-402型、乗員乗客計79人)が福岡空港上空で着陸態勢に入った際、福岡発沖縄行き全日空487便(ボーイング767-300型、同129人)が離陸のため同じ滑走路に進入するトラブルがあった。

国土交通省航空局によると、エア機は着陸許可、全日空機は離陸許可を管制官からそれぞれ受けていた。全日空機の離陸許可を無線で傍受したエア機の機長が管制官に再度確認したところ、同時に許可が出ていたことが判明。管制官が着陸のやり直しを指示し、エア機は全日空機の離陸後に着陸した。国交省の運輸安全委員会は同日、大事故につながりかねない重大インシデントと判断し、調査官3人を現地に派遣。今後、管制官や機長らから事情を聴く。《毎日新聞》

【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】

東京の卸業者を再捜索

4人が死亡した焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、富山、福井、神奈川の3県警と警視庁の合同捜査本部は11日、業務上過失致死の疑いで、食肉卸業者の大和屋商店(東京都板橋区、長田長治社長)に2度目の家宅捜索を行った。肉の加工に使っていた包丁やまな板など70点を押収、細菌の有無を調べるため食肉加工場内から菌の検体も採取した。今後、感染源の特定を急ぐ。

捜査本部は、死亡した男児2人から検出された菌の遺伝子型が一致し、原因となったユッケ用の牛もも肉が店舗に納入される前に汚染されていた可能性があるとみて、あらためて同社を捜索した。

午前9時すぎに富山県警などの捜査車両が到着。警視庁鑑識課も加わり、食肉加工場のほか、搬送用トラックのコンテナ内もブルーシートで覆い捜査した。

捜査本部によると、同社幹部が立ち会って、肉を解体し切り分ける手順を確認。肉運搬用のバケツや台車、従業員の白衣やエプロン、長靴なども押収した。菌の検体は、施設内の配水管や排水溝からも採取したという。

同社の幹部は、捜査本部のこれまでの事情聴取に対し「肉は加熱用として出荷した」と話しているという。今後、複数の幹部や従業員にも聴き裏付けを進める。《北日本新聞》

富山県内の患者113人に

フーズ・フォーラス(金沢市入江)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県は11日、砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)、富山山室店(富山市公文名)を利用した患者数が同日午後4時現在、計113人(死者3人含む)と発表した。前日から9人増え、増えた患者は全員が高岡駅南店の利用者。入院者数は32人で変わらず、うち22人が重症。《北日本新聞》



5月11日 その日のできごと(何の日)