平成1336日目

1992/09/04

この日のできごと(何の日)

【ダイエー・門田博光外野手】現役引退を表明

本塁打王3度、打点王2度など、数々の記録を残したダイエーの門田博光選手(44)は4日午後、福岡市の球団事務所で「体力、気力の限界を感じ、今シーズン限りで引退する」ことを表明した。

門田は8月30日、福島市での日本ハム戦を欠場。田淵監督との話し合いの結果、出場選手登録を抹消、9月1日には福岡市内の病院で肝機能などの精密検査を受けた。また、田辺球団社長と会い、引退すること伝えた。これに対し社長は「慰留したが、本人の意志が固く残念だが了承」して決まった。

記者会見で門田は「心技一体の限界を悟り、今シーズンでユニホームを脱ことになった。23年間の長いプロ野球生活だったが、これでゆっくり熟睡出来る」と安ど感をのぞかせた。

「博多で光る選手になってほしい」—。平成2年10月、門田のオリックスからダイエーへの移籍が正式決定した後、田辺球団社長は「門田博光」の名前を引用して期待を表した。この時、42歳だった門田もホームラン打者として。「全力投球」を約束。

翌年の高知キャンプで、懸命にバットを振る門田を見た。まるで野球道を極めようとする「求道者」のようだったが、打球の多くは野手の方には飛ず、門円の頭上に上がり捕手飛球となった「前に飛ばんわ。毎年、手のひらのまめを3回つぶして作り上げるが、今年はいつもの所に出来ない」と漏らした。この時期、から、動体視力が衰えていたのかも知れない。

しかし、シーズンに入ると、ダイエーの看板打者として「記録」に挑載した。平成3年5月に歴代4人目の4500塁打、8月には、6人目の2500本安打など……。今年になっても6月には史上3位の1677打点をマークした。

不屈のバッターが人間味を見せたのは背番号。昭和54年に右アキレスけんを断裂し、選手生命が危ぶまれた。引退も考えたが、再起を決意して、翌年には27から「44歳で亡くなった母を供養するため」44をつけ56年には44本塁打でキングに輝いている。プロ生活23年。現役最年長だった球界を代表する努力型の打者・門田は福岡で静かにバットを置くことになった。《読売新聞》

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【宮澤喜一首相】タイ・チャチャイ元首相と会談

タイのチャチャイ・チュンハワン元首相は4日、首相邸で宮澤首相に会い、カンボジアに日本が国連平和維持活動(PKO)協力隊として自衛隊を派遣することについて、「東南アジアでは歓迎している」と述べた。宮澤首相はカンボジア復興に対するタイの一層の協力を要請した。《読売新聞》

○…宮澤首相は4日、首相官邸でタイのチャチャイ元首相と会談。表敬訪問だったが、焦点のカンボジア情勢などで話が盛り上がり、45分間にも及んだ。会談後、首相は「あの人はいろいろ話題の豊富な人なんですよ」と、人物評。

○…タイでは今月13日、総選挙の投票が行われる予定で、チャチャイ氏が再度首相に就く可能性もあるとか。記者団からこの点を聞かれた首相は「とてもとてもタイの政情などは想像がつきませんね」。さすがの“国際通”も佐川急便事件で揺れる国内政局に手杯で、タイ政局まで考える余裕はない?《共同通信》

【中国】対米批判強める

4日閉会した中国の全国人民代表大会(全人代。国会に相当)常務委員会は、米政府の台湾へのF16戦闘機売却決定を厳しく非難し、その撤回を求める「重大声明」を採択した。また、この日の中国共産党機関紙「人民日報」も、戦闘機売却が米中関係に多大なダメージをもたらすものであると主張した国営新華社記者の論評を、一面に大きく掲載した。

台湾への武器売却は、「一つの中国」という大原則にかかわる事柄だけに、中国政府は今後、決定取り消しを求めて米政府に執ように働きかけることになろう。実際に売却が行われた場合、米中関係のいっそうの冷却化は避けられないものとみられる。

全人代常務委はこの日、急きょ、武器売却問題を議題に取り上げ、声明および新華社記者論評は、台湾への武器供与の漸減などをうたった米中共同コミュニケが82年に調印されたにもかかわらず、米政府はこれを順守せず、台湾への武器輸出を続けてきたと非難し、武器売却にあたって米政府が挙げた「中国の脅威にはならない武器」「地域の平和と安定に寄与する」「中国が他国から戦闘機を購入したから」などの理由は、「口実とたわごと」だなどと決めつけている。《読売新聞》



9月4日 その日のできごと(何の日)