平成8050日目

2011/01/22

この日のできごと(何の日)

【枝野幸男官房長官】普天間飛行場などを視察

来県中の枝野幸男官房長官兼沖縄担当相は22日午前、宜野湾市の嘉数高台公園から米軍普天間飛行場を視察した。枝野氏は沖縄防衛局の真部朗局長からヘリの飛行ルートや周辺民間施設との位置関係、訓練の状況などについて説明を受けた。

枝野氏は市立普天間第二小学校や2004年に米軍ヘリ墜落事故が起きた沖縄国際大学の位置を確認し、「近いですね」などと感想を述べていた。ヘリは駐機していたが、訓練は行われていなかった。《琉球新報》

沖縄訪問2日目の枝野幸男官房長官は22日朝、糸満市の平和記念公園を訪れ、国立沖縄戦没者墓苑で献花し、平和の礎や平和祈念堂をまわり、沖縄戦で犠牲となった戦没者を追悼した。

枝野長官は続いて、うるま市にあるIT津梁パークを視察し、IT(情報通信)産業の高度化のための拠点整備のなかで、関連企業の施設への入居状況など、産業分野での振興について、現状や課題に耳を傾けた。

また枝野長官は午後には宜野湾市の嘉数高台公園の展望台を訪れ、米軍の普天間飛行場を視察。沖縄防衛局長から飛行場の周辺地域の騒音や危険性などに関する説明を受け、普天間飛行場周辺の実態を把握した。

さらには沖縄県の港湾で物流の拠点となる那覇港旅客ターミナルの増設と2010年10月に完成した那覇空港新貨物ターミナルをそれぞれ視察。その2区間を海底トンネルでつなぎ平成23年度内に開通予定の沈埋トンネルの工事現場にも訪れ、沖縄県の物流、交通インフラ整備の現場を見て回った。

全ての視察日程を終えた枝野長官は那覇空港で記者団から沖縄訪問の感想を求められ、「沖縄の戦争の問題、基地の問題を認識しているつもりだが、改めて直接拝見させて頂いたことでその重みと実感を持った」と述べるとともに、「IT津梁パークや物流関係で沖縄の今後の潜在力に大きな期待を持てると確信した」と成果を述べた。《民主党ニュース》

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【卓球・全日本選手権】第5日

卓球の全日本選手権第5日は22日、東京・千駄ケ谷の東京体育館で行われ、女子シングルスでは準決勝で福原愛(ANA)を破った石川佳純(ミキハウスJSC、四天王寺高)が決勝で藤井寛子(日本生命)を4−0で下し、初優勝を飾った。

女子高校生の優勝は田中良子(柳井高)、星野美香(前橋東高)、佐藤利香(白鵬女高)以来4人目。

男子ダブルスは松平健太(早大)、丹羽孝希(青森山田高)組が、4連覇中の水谷隼(明大)、岸川聖也(スヴェンソン)組を3−1で破り、初優勝した。《共同通信》

【大相撲初場所】14日目

大相撲初場所千秋楽(23日・両国国技館)14日目に6場所連続18度目の優勝を決めた横綱白鵬は大関魁皇を送り出し、14勝1敗で終えた。魁皇は9勝6敗。

大関対決では琴欧洲が把瑠都を寄り倒し、大関陣唯一の2桁勝利をマークした。把瑠都は9勝6敗。大関日馬富士は関脇稀勢の里に一方的に押し出されて8勝止まりだった。殊勲賞の稀勢の里は2場所連続の10勝。技能賞の関脇琴奨菊は豪栄道に敗れ、11勝4敗。豪栄道も11勝を挙げた。初の敢闘賞に輝いた隠岐の海は敗れて11勝4敗。豊ノ島が1勝7敗から7連勝で勝ち越しを決めた。

十両は春日王が栃乃若との12勝3敗の優勝決定戦を制した。

白鵬が朝青龍と並ぶ最多の7連覇を目指す春場所は3月13日から大阪府立体育会館で行われる。《共同通信》

【ジャンプ・UHB杯】

スキーのUHB杯ジャンプ大会は22日、札幌市大倉山(HS134メートル、K点120メートル)で行われ、2月下旬にオスロで開幕するノルディック世界選手権代表の竹内択(北野建設)が2回目に最長不倒の141.5メートルを飛び、1回目の5位から逆転して合計283.1点で初優勝した。

栃本翔平(雪印)が13.3点差の2位、湯本史寿(東京美装)は3位で世界選手権組が表彰台を占めた。船木和喜(フィット)が9位、岡部孝信(雪印)は11位だった。

女子は渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が229.4点で快勝した。

伊東大貴(雪印)葛西紀明(土屋ホーム)は、ワールドカップ(W杯)出場のため欠場した。《共同通信》

【テニス・全豪オープン】第6日

テニスの全豪オープン第6日は22日、メルボルン・パークで行われ、女子シングルス3回戦で世界ランキング74位の森田あゆみ(キヤノン)は同54位の彭帥(中国)に1-6、6-3、3-6で競り負け、全豪の日本勢では2000年に準々決勝に進んだ杉山愛以来となる4回戦進出はならなかった。これで日本勢はシングルス、ダブルスとも全員が敗退した。

男子シングルスで第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)は3回戦でバーナード・トミック(オーストラリア)を退け、昨年準優勝のアンディ・マリー(英国)とともにベスト16進出。

女子シングルスは全米2連覇中のキム・クライシュテルス(ベルギー)が3回戦に勝ち、16強入りした。第2シードのベラ・ズボナレワ(ロシア)も4回戦に進んだ。《共同通信》

【宮崎県】鳥インフル感染を確認

宮崎県は22日、宮崎市の養鶏農場で鶏が相次いで死に、生きている鶏と合わせ6羽について詳細検査で、高病原性鳥インフルエンザへの感染を確認したと発表した。県はこの農場が飼育する約1万羽を「疑似患畜」としてすべて殺処分する。家畜伝染病予防法に基づき半径10キロ圏の農場51カ所の約193万羽と卵の移動も禁止、周辺地域で消毒ポイントを設置するなど拡大防止に全力を挙げる。

国内の養鶏場での高病原性鳥インフルエンザ発生は昨年11月の島根県安来市以来で、今冬2件目となった。

県によると、発生農場では21日夕までに36羽が死んでいるのが見つかったが、その後、さらに10羽が死んだ。詳細検査で判明したウイルスの遺伝子はH5型で、強毒性かどうか検体を動物衛生研究所(茨城県つくば市)に送って詳しく調べる。《共同通信》

【北海道】鳥インフル検出

北海道は22日、道東部の浜中町丸山散布の鳥獣保護区域で弱っていた野生のオオハクチョウから、強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)を検出したと発表した。

環境省は、発見場所から半径10キロを監視区域とし、警戒レベルを最高の「3」に引き上げた。農林水産省によると、区域内で鶏など家禽を飼育している農家はない。

道自然環境課によると、19日に衰弱したオオハクチョウを住民が見つけ、北海道大で強毒性と確認された。オオハクチョウは渡り鳥で、発見場所近くの厚岸湖周辺で越冬していたとみられる。《共同通信》

【この日の菅直人総理】

鳥インフルエンザ対策本部

平成23年1月22日、菅総理は総理大臣官邸で、鳥インフルエンザ対策本部を開催しました。

本対策本部は、宮崎県宮崎市において鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受けて緊急に開催したもので、対応について話し合われました。

会議の冒頭、菅総理は、「宮崎県における高病原性インフルエンザの発生という緊急事態ですので、お集まりいただきました。
鹿野農水大臣の下では、省内の対策本部をつくり、あらゆる事態に備えて迅速に動いておられるということで、後ほどご報告いただけるものと思っています。また、今日、すでに松木農水大臣政務官が現地に入り、更には、専門家や殺処分等のサポートチームも現地に入ったと報告をいただいております。
いずれにしても、こういった問題、初動がまず迅速に的確に行われることが重要で、それによってできるだけ限定的な中に、拡大を防ぐこと、このことが重要であります。
今後の展開をしっかりと見守りながら迅速な対応をしていき、この会議で、万全が備えられるような態勢がつくれるよう、ご議論いただきたい。」と述べました。《首相官邸》



1月22日 その日のできごと(何の日)