平成8035日目

2011/01/07

この日のできごと(何の日)

【民主党・岡田克也幹事長】名古屋市・河村市長に絶縁宣言

民主党の岡田克也幹事長は7日、名古屋市で街頭演説し、2月の同市長選に出馬する石田芳弘衆院議員(65)への支持を訴えるとともに、対抗馬となる河村たかし市長(62)について「民主党はきっぱり縁を切った」と“絶縁”を明言した。

岡田氏は、河村市長の任期途中の辞職で出直し市長選が実施されることに関し「税金の無駄遣い」と批判。市長の進める減税政策についても「赤字を抱えたままの減税で、つけは市民に回る。人気取りの政策だ」と切り捨てた。《共同通信》

岡田克也幹事長は7日夕、名古屋市長選挙の民主党推薦候補予定者である石田よしひろ衆院議員(愛知6区)とともにJR名古屋駅前での街頭演説会に参加。寒風吹き荒れるなか集まった約500人の聴衆を前に「愛知の未来のために民主主義を取り戻そう」と呼びかけた。

石田衆院議員は、「名古屋の民主主義を守るために清水の舞台から飛び降りる覚悟で出馬を決めた」と語り、対立と混乱の名古屋から秩序と創造の名古屋を取り戻していく決意を表明。「減税自体は時と場合によっては悪くないが」と前置きしたうえで、「市の借金を先送りし、国の交付金で補てんする交付団体になり、モラルハザードを起こしている」「福祉・子育てなど減税のしわ寄せが弱いところ、政治の助けを待っているところに行っている」などと、減税による弊害を列挙した。

最後に、「河村市政『チョットまった!』」と、河村市政のあり方を改めて考える必要があるとした石田衆院議員は、「健全で誇らしい名古屋の町を、破壊から創造の名古屋を取り戻していく」と力を込めた。

続いてマイクを握った岡田幹事長はまず、この市長選は「名古屋の未来、愛知の未来がかかった選挙」だとその重要性を強調。そもそも河村市長の大儀なき辞任表明によるものであるとその政治手法を問題視し、選挙そのものが税金のムダ遣いだと痛烈に批判し、民主主義を取り戻すためには河村市政をストップさせなければならないと呼びかけた。

河村市長の政策については、「自分の足を食べているようなタコ足減税。そのツケは市民の弱いところに行き、恩恵を受けている人は少ない」と指摘。河村市長が支持している「中京都構想」にも言及し、名古屋市を区とすることで権限を愛知県に移譲することは、地域主権や自治の発展にも矛盾するものだと説いた。

そのうえで、「市民の生活をどれだけ豊かにしたのか。このまま4年間続いていいのか熟慮のうえでの判断を」と提起。あわせて、愛知県知事選挙候補予定者のみその慎一郎氏については、行政能力の素晴らしい人物だと称し、「間違いない選択を」「冷静な判断を」と求めた。《民主党ニュース》

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【日本テレビ】隠し撮りで謝罪

バンクーバー冬季五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得した金妍児(韓国)のマネジメント会社は7日、同選手が米ロサンゼルスで練習する様子を隠し撮りしたことを日本テレビの番組が認め、6日に謝罪文を送ってきたと発表した。

マネジメント会社によると、謝罪文は昨年12月26日に映像を放送した「真相報道バンキシャ!」のプロデューサー名で書かれ、承認を得ずに撮影したことを「深く謝罪する」とした上で再発防止の努力を約束した。《共同通信》

【大阪地裁】強盗未遂、男性に無罪

コンビニでたばこを奪おうとしたとして強盗未遂罪に問われた元派遣社員の男性(29)の判決で、大阪地裁は7日、「犯人とするのに合理的な疑いが残る」として無罪を言い渡した。求刑は懲役5年だった。

男性は昨年5月に大阪府摂津市のコンビニで店員に包丁を見せて脅し、たばこを奪おうとしたとして起訴。検察側は、店の防犯カメラに映った着衣の特徴や、レジのカウンターに残された雑誌の指紋が男性と一致したことから、有罪を主張した。

判決理由で伊藤寛樹裁判官は「カメラの映像は鮮明でなく、輪郭や体格が似ているというのにとどまり、確かなものではない」と指摘。指紋については、雑誌に付いた角度と、カメラに残った犯人の持ち方を比べ「方向が異なると言える」とし、事件の前に付着した可能性を否定できないと判断した。

弁護側は事件前に5回ほど訪れたことはあったが「当日は店に行っていない」と主張していた。《共同通信》

【ツインズ・西岡剛内野手】自主トレ開始

米大リーグ、ツインズに移籍した前ロッテの西岡剛内野手が7日、大阪府吹田市内のグラウンドで本格的に自主トレーニングを開始し、新たな挑戦への第一歩を踏み出した。

西岡は「今年は環境の違うところに移ってやるので、新しい気持ちで臨んでいきたい」と引き締まった表情で話し、大阪桐蔭高の後輩、中田翔内野手(日本ハム)らとともに和やかな雰囲気で体を動かした。今月20日すぎまで同グラウンドで体づくりに励む予定。《共同通信》

【楽天・田中将大投手】本格始動

楽天の田中将大投手(22)が7日、仙台市のKスタ宮城の室内練習場でことしの本格的なトレーニングを開始した。キャッチボールやノックなどで約2時間汗を流し「今のところ順調。キャンプ初日からしっかりやれる体に持っていく」と満足そうな表情を浮かべた。

昨季はチームトップの11勝を挙げたが、キャンプ前に右足首を痛めたことが他の部位の故障につながり、2度戦列を離脱した。食事面や体のケアには以前にも増して気を使っているといい「あとはフォームの部分。故障があるのは体に負担のかかる投げ方をしているから」と、投球フォームを改善する考えも示した。

今月中にブルペン入りし、キャンプに備える予定。「昨年は穴をあけてしまったので、しっかり投げたい。当然だが、日本一を目指す」と力強く目標を口にした。《共同通信》

【サッカー・平野孝選手】現役引退を表明

サッカーの1998年ワールドカップ(W杯)フランス大会代表で、カナダのバンクーバー・ホワイトキャップスに所属していたMF平野孝(36)が2010年シーズン限りで現役を引退すると7日、明らかにした。

平野は静岡・清水商高を経て、93年にJリーグ1部(J1)名古屋に入団。左足のキックを武器に日本代表で通算15試合に出場し、4得点をマークした。Jリーグでその後は6チームを渡り歩き、08年からはカナダでプレーした。

平野は「18年間のプロ生活で(名古屋時代の)ベンゲル監督との出会い、W杯出場など数々の経験をさせてもらった。この経験を生かして、日本サッカー界のために活動していきたい」とコメントした。《共同通信》

【サッカー・アジア杯】開幕

サッカーのアジア王者を決めるアジア・カップは7日、カタールのドーハで開幕して1次リーグA組の1試合を行い、地元のカタールは後半に2失点し、ウズベキスタンに0−2で敗れた。

アジア杯は4年に1度の開催で、今大会は2022年ワールドカップ(W杯)を開催する中東のカタールが舞台。出場16チームが4組に分かれて1次リーグを争い、各組2位までが準々決勝に進む。決勝は29日に行われる

2大会ぶり4度目の優勝を狙う日本は9日のB組初戦でヨルダンと対戦し、13日(日本時間14日未明)にシリア、17日に前回大会準決勝で敗れたサウジアラビアとぶつかる。《共同通信》

【この日の菅直人総理】

食と農林漁業の再生実現会議幹事会

平成23年1月7日、菅総理は総理大臣官邸で、第3回となる食と農林漁業の再生実現会議幹事会に出席しました。

本日の会合では、有識者ヒアリング、意見交換が行われました。

菅総理は冒頭のあいさつで、「千葉県の野菜農家、山形県のコメ農家に出かけて、いろいろと学ぶことが多かったのですが、食と農林漁業の再生実現には大きく言って2つの論点があると思っています。
一つは、日本の農業自体が今の状況の中に抱えている問題。典型的に言えば、現在就業している人の平均年齢が66歳といった問題がある中で、どのようにしていけば、農業を再生していけるかと同時に、外国の皆さんに日本の食べ物は、大変高い評価をされているので大きな可能性をもっている。
そして、もう一つは、貿易の自由化というものを進めるにあたって、備えておかなければならない問題にどういうものがあるか。例えば、韓国などはアメリカとのFTAが発効する前からいろいろな手当てを進めていて農業関係者もかなり理解を示されている。
是非、いろいろな立場でのご意見をいただきたいと思います。」と述べました。《首相官邸》

公約を見直しへ

菅直人首相は7日夜、民主党の衆院選マニフェスト(政権公約)について「パーフェクトに全部できるかというと、なかなか難しい。そこまでやれるか、もう一度見直さないといけない」と述べ、修正する方針を表明した。修正の結果を国民に示す考えも明言。子ども手当など財政支出を伴う政策の減額や取りやめが念頭にあるものとみられる。

首相はインターネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」の番組で述べた。《共同通信》



1月7日 その日のできごと(何の日)