平成7971日目
2010/11/04
【この日の菅直人総理】
連合による「G20に向けた要請書」の手交
平成22年11月4日、菅総理は総理大臣官邸で、日本労働組合総連合会(連合)の古賀伸明会長から「G20に向けた要請書」の手交を受けました。《首相官邸》
補正予算成立に協力を要請
菅直人首相は4日、衆参両院の本会議での代表質問に対する答弁で、ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問を受け、対ロ外交の立て直しを図る考えを示した。政府が今国会最大の課題と位置付ける2010年度補正予算について野党に早期成立への協力を要請した。《共同通信》
記者ぶらさがり
菅直人総理(代表)は4日夜、首相官邸で記者団の質問に応えた。
同日行われた岡田克也幹事長と小沢一郎元代表との会談については「今日、会談が出来たばかりだから、さらに幹事長の努力を見守っていきたい」とした。
ロシアのメドベージェフ大統領が国後島に続いて北方領土の他の島を訪問する計画については、「この問題を含め、日本の立場をきちっと改めて伝えていく」と語った。《民主党ニュース》
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【秋田市】弁護士が刺され死亡
4日午前4時5分ごろ、秋田市泉北の弁護士、Aさん(55)の妻(53)から「主人を殺すという男が来ている」と110番があった。駆け付けた捜査員がAさん宅寝室で、はさみを手にAさんともみ合っていた男を取り押さえ、殺人未遂容疑で現行犯逮捕。Aさんは腹などを複数刺されており搬送先の病院で死亡、殺人容疑に切り替えて調べる。
県警秋田中央署によると、男は同市泉中央、無職、S容疑者(66)。「借金の関係で約20年前から付き合いがあった。相談したが何も解決せず恨んでいた」と話しているという。Aさんの事務所に勤める弟によるとAさんは、04年に成立したS容疑者の離婚調停で、妻側代理人を務めた。S容疑者は元妻に「Aのせいで大損をした」「殺してやる」などと何度も告げ、元妻から注意するよう事務所に連絡があったという。S容疑者が事務所に直接来たり電話がかかってくることはなかった。
調べに対しS容疑者は、剪定(せんてい)ばさみのねじを外した片側(刃渡り約20センチ)を持ち「殺そうと思って刃物を持って行ったが、もみ合ううちに刺さった」と供述、玄関脇のガラスを石で割り侵入したと説明しているという。《毎日新聞》
【仙谷由人官房長官】会見
仙谷由人官房長官は4日午前、首相官邸で定例会見し、記者の質問に答え、ロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問を受けて一時帰国した河野駐ロシア大使からの説明について、「大使からはロシア国内の様々な見方についても説明をいただき、そのうえで大使なりの分析についても説明をいただいた」と報告。そのうえで、その内容について披瀝するのは差し控えたいとの意向を示した。また、今後の対応については大使の説明とロシア側の対応をふまえて検討していくとした。
また、同日行われる予定の唐家セン(センは王偏に旋)前国務委員・「日中友好21世紀委員会」中国側座長との会談について、「唐家センさんは現時点でもたいへんな実力者でいらっしゃるので、いわゆる戦略的互恵関係、これを豊富化するために、これから両国の政治レベルで何が必要かということについて忌憚のない話し合いをしたい」との考えを示した。
さらに、小沢一郎元幹事長が環太平洋連携協定(TPP)への加盟に関連して、自らは自由貿易論者だが導入の前にはセーフティネットの構築が必要との旨の発言をしたことに関連して、「小沢一郎元幹事長が自由貿易論者であることはつとに有名。FTAに対する積極的な方針が20年近く前から示されている。小沢元幹事長もなぜこの20年間低迷・停滞したかをよくご認識いただいていると思う」と前置き。
そのうえで、「ただ、従来のウルグアイラウンドの施策は大金を投入したわけであるが、どうしてそれがセーフティネットにならなかったかということも振り返っていく必要がある」とも指摘。「現在は戸別所得補償制度というある種のセーフティネットを張ろうというのが民主党の政策であるわけだが、そのやり方、方法、範囲、規模を再検討する。あるいは拡充するにはどうしたらいいかも当然のことながら同時並行的に考えていくことになる」と語った。《民主党ニュース》