平成7958日目
2010/10/22
【東京都・石原慎太郎知事】築地市場の豊洲移転を決断
東京・築地市場(中央区)の豊洲地区(江東区)への移転問題で、石原慎太郎都知事は22日の記者会見で、執行を凍結していた今年度の移転関連予算の全額1281億円を執行すると発表した。これを受け都は年度内に豊洲の環境アセスメントや用地購入などを始める方針。“都民の台所”として親しまれた築地市場の移転計画が本格的に動き出す。一方で、都議会は民主など移転に慎重な会派が過半数を占めており、建物の設計費などを含む来年度予算の審議が紛糾するのは必至。都が目標とする2014年度の開場はなお微妙な情勢だ。
築地市場移転をめぐっては、知事与党の自公が支持する豊洲移転案と、民主らが検討する現在地での再整備案の比較が続き、結論は出ていない。だが今年度予算は既に成立しており、法的には同日の都知事の判断を受け、都は移転手続きを進めることができる。22日の会見で石原都知事は「再整備案は開場まで最低十数年かかる致命的な欠点がある。豊洲への移転を決断した」と話した。《日経新聞》
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【体操世界選手権・個人総合】内村航平選手が2連覇
体操の世界選手権第7日は22日、オランダのロッテルダムで個人総合決勝を行い、男子は北京五輪銀メダリストの内村航平(日体大)が92.331点で2連覇を達成した。2006、07年大会の楊威(中国)以来史上3人目、日本勢では初の快挙となった。
2.283点と大差の2位はフィリップ・ボイ(ドイツ)で、3位はジョナサン・ホートン(米国)。内村は全体トップの得点をマークした床運動など、ただ一人全6種目で15点以上をマークする安定感が光った。初代表の植松鉱治(コナミ)は8位入賞を果たした。《共同通信》
【この日の菅直人総理】
拉致問題対策本部
平成22年10月22日、菅総理は総理大臣官邸で、第3回となる拉致問題対策本部会合を開催しました。
本日の会合では、この1年間の取組と拉致被害者家族の主な意見、最近の北朝鮮情勢について話し合われました。
菅総理は、冒頭のあいさつで、「拉致問題は、長い経緯がありますが、国の責任において、すべての拉致被害者の一刻も早い帰国に向けてこれからも全力を挙げていきたいと思います。北朝鮮においても世代交代など大きな変化が起きていることを踏まえて本部会合を開くこととしました。拉致問題をどうやって打開していくのか中身の濃い議論をしていきたいと思います。」と述べました。《首相官邸》
記者ぶらさがり
菅直人総理(代表)は22日夜、首相官邸で記者の質問に答え、G20(20カ国財務相・中央銀行総裁会議)が同日午後、韓国で始まり、共同声明には各国が協調して通貨安競争を抑止するよう求める文言を盛り込むよう調整が進んでいることに関して、「強固で安定した金融のあり方についてしっかりと議論して参りたいと思っている」とした。 また、衆議院北海道第5区補欠選挙について問われ、若い力の結集に期待感を示した。《民主党ニュース》
【仙谷由人官房長官】ノーコメント6連発
仙谷由人官房長官は22日、参院議院運営委員会理事会に出席し、自身の国会答弁に批判が出ていることについて「不適切な答弁があったことを陳謝する」と述べた。しかし、その後の記者会見では、どの答弁が不適切かを聞かれても「ノーコメント」を6回も連発し、理事会で「真摯(しんし)な答弁に努める」と約束したのとはほど遠い対応をみせた。
記者「どういう点が不適切だったのか」
仙谷氏「ノーコメント。はい、(次)どうぞ!」
記者「謝罪の感想は」
仙谷氏「ノーコメント」
記者「議運理事から発言はあったか」
仙谷氏「それもノーコメント」
記者「与野党協議のあり方が議論されている中、自身の答弁が議運で問題視されたことについては」
仙谷氏「ノーコメント」
記者「長官、なぜノーコメントなのか」
仙谷氏「ノーコメントだからノーコメントだ」
仙谷氏は会見で、理事会での謝罪内容を読み上げた後、記者団の質問に対し、このような対応をみせた。
21日の参院内閣委員会では、報道機関による答弁の“つまみ食い”を避けるため、記者会見の一問一答全文を首相官邸のホームページ上で公開する考えを明らかにした仙谷氏だが、日ごろから強弁やはぐらかしも多い。公開によって、この日のやりとりのように、傲慢(ごうまん)さをみせる仙谷氏の実態も赤裸々にさらされることになりそうだ。《産経新聞》
【岡崎トミ子国家公安委員長】「反日デモは国益にかなう」
岡崎トミ子国家公安委員長は22日の衆院法務委員会で、自身が通常国会の会期中の平成15年2月、ソウルの在韓日本大使館前で韓国の慰安婦問題支援団体主催の反日デモに参加したことについて、「私は国益にかなうという思いを持っている」と強調した。菅直人首相はこれまで「本人は過去の言動に配慮に欠けた面があり、誤解を招いたことを深く反省している」(6日の衆院代表質問)と答弁しており、閣内不一致の様相を呈している。
岡崎氏はデモで韓国人参加者と大使館に向かってこぶしを振り上げた。現場には日の丸に「×印」をつけた看板も並べられていた。岡崎氏は「私の活動が『反日』だといわれたことが誤解だ」と主張。「×印」付きの日の丸については「後方にあったので気付かなかった。日本の国旗国歌を尊重することは大事だと考えている」と弁明。デモで訴えた内容については「人間の尊厳回復を訴えた」と述べた。
質問した自民党の稲田朋美氏は「日本の国会議員として適切ではない。(岡崎氏が)日本の治安のトップにいることは不適切だ」と厳しく批判した。《産経新聞》