平成7949日目
2010/10/13
【チリ・コピアポ鉱山落盤事故】69日ぶりに作業員33人全員救出
チリ北部サンホセ鉱山で8月5日に起きた落盤事故で地下に閉じこめられた作業員33人が13日午後9時55分(日本時間14日午前9時55分)、全員救出された。12日深夜の作業開始から約22時間半。その後、地下に残っていた救助要員6人も順次地上に引き上げられ、14日午前0時半すぎ、過去に例をみない救出作戦は完了した。
最後に救出されたのは、33人のリーダー格だったルイス・ウルスアさん(54)。マニャリク保健相によると、「他の作業員より先に地上に戻ることを固く拒んだ」という。
ウルスアさんを出迎えたピニェラ大統領は、地上の救助要員らと一緒にチリ国歌を歌って全員の生還を祝った。その後の演説で「彼らは私たちに高潔さの見本を示してくれた」とほめたたえ、大統領宮殿に33人を招く考えも示した。
救出された作業員はすぐに健康状態のチェックを受け、家族と面会した後に順次コピアポ市内の病院に搬送されている。作業員の健康状態は全般的に良好だが、虫歯をわずらった人が複数いた。また肺炎の症状がある作業員もおり、しばらく入院させるという。健康状態がよい人は14日午後にも退院して帰宅できる見込みだ。《朝日新聞》
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【この日の菅直人総理】
衆院予算委員会
平成22年10月13日、菅総理は衆議院予算委員会に出席しました。
本日の予算委員会では、昨日に引き続き、菅総理と全閣僚が出席して基本的質疑が行われ、経済対策等について答弁しました。《首相官邸》
菅直人首相は13日の衆院予算委員会で、強制起訴される民主党の小沢一郎代表の国会招致に関し「小沢氏本人の意向を聞く」とした上で「意向に沿わないでもやらざるを得ないときは党として判断したい」と述べた。同時に「衆院政治倫理審査会や予算委の証人喚問という言葉も出ている。正式な提案があれば党として対応を協議したい。今こうすると決めているわけではない」と語った。
2011年度税制改正の焦点である法人税率について「政府税調や民主党に課税ベースの拡大と併せて引き下げの方向で検討を指示した」と表明。引き下げ幅については「率を言う段階ではない」として明言を避けた。《共同通信》
鈴木北海道大学名誉教授による表敬
平成22年10月13日、菅総理は総理大臣官邸で、2010年ノーベル化学賞を受賞した北海道大学の鈴木章名誉教授による表敬を受けました。 鈴木名誉教授から研究業績集の贈呈がありました。《首相官邸》
記者ぶらさがり
菅直人総理(代表)は、13日夜、官邸で記者団の質問に答えた。
衆議院予算委員会が、尖閣諸島周辺海域での中国漁船衝突事件のビデオ提出を、那覇地検に求める議決をしたことにつき、「議長を経由して捜査機関に伝達され、当局がしかるべき判断をする」旨述べた。
また、米国が未臨界実験を行ったことについて問われ、「核のない世界になって、こういう実験を含めなくなるよう努力しなければならない」と答えた。《民主党ニュース》