平成7923日目
2010/09/17
【この日の菅直人総理】
菅改造内閣の発足
菅直人首相は17日、閣僚10人を入れ替える大幅な内閣改造を行い、菅改造内閣が発足した。1年前の政権交代時に民主党が掲げた「政治主導」「地域主権改革」などの立て直しを重視した布陣で「菅カラー」を打ち出した。
小沢一郎元幹事長と戦った党代表選のしこりが残る中、小沢氏を支持した鳩山由紀夫前首相のグループから2人を起用する配慮を示す一方、小沢グループからの入閣はなく、閣僚人事でも「脱小沢」路線を貫いた。《毎日新聞》
平成22年9月17日、菅総理は内閣改造を行い、菅改造内閣が発足しました。
午前の閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、午後、留任となった仙谷由人内閣官房長官が新閣僚名簿を発表しました。その後、宮中において新閣僚の認証式が行われ、正式に菅改造内閣が発足しました。
続いて、総理大臣官邸に戻り初閣議を開催、菅改造内閣の基本方針を決定しました。その後、記念撮影に臨みました。
夜、菅総理は記者会見を行い「ちょうど1年前に政権交代による最初の鳩山政権が誕生いたしました。そして、1年たった今日、改めて私の改造内閣がスタートいたしました。私なりにこの1年間とこれからを考えて、この1年間はいろいろな意味で試行錯誤を繰り返した1年だった、試行錯誤の内閣だったと考えます。これからは、その試行錯誤を踏まえて、一つの具体的な事柄を実行していく「有言実行内閣」、こう皆さんが呼んでいただけるような内閣を目指す、「有言実行内閣」をまさに実現をしたいと考えております。」と述べました。《首相官邸》
菅直人総理(代表)は17日夜、首相官邸で会見を行い、昨年の政権交代から1年の節目を迎えた同日の内閣改造で、『国民の生活が第一。』の政治の実現に向けて、『有言実行内閣』として新たに始動。今後の目指す政治の方向性や具体策について決意を語った。
冒頭、菅総理(代表)が挨拶を行い、「政権交代から1年経った今日、改めて改造内閣がスタートした。この1年間は試行錯誤の内閣であったが、これからはその試行錯誤を踏まえ、具体的に実行していく『有言実行内閣』と呼んで頂けるような内閣を目指していく」と改造内閣の方向性を披露した。
その具体的な施策として第一に経済対策を取り上げ、「景気・雇用・成長など一歩たりとも気を緩めることはできない」と現下の厳しい経済情勢を踏まえ、円高における為替介入なども含めた金融・財政政策をしっかりと打ち出していくことを宣言した。
第二に日本の国際社会における活動について言及し、「これからは一歩踏み込んでどういう形で日本が国際社会の中で役割を果たしていこうとしているのか、相互の国の関係をどのような形で深めようとしているのかということについてしっかりと国際的な場で発言、行動していきたい」と表明。
菅総理(代表)は第三に地域主権を挙げ、「今の霞が関が中心となった縦割りの中央集権の国の形を根本から変えていくことをこの政権で取り組んでいきたい」と力強く語った。
そして、これらの課題について、「前原誠司外務大臣、海江田万里経済財政担当大臣や片山義博総務大臣など新しい閣僚と党と内閣が一体となった412人内閣の体制で、この大きな三つの課題に取り組める体制が整った」と期待感を表した。《民主党ニュース》
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【大相撲秋場所6日目】横綱白鵬関が53連勝
大相撲秋場所6日目(17日・両国国技館)4場所連続の全勝優勝を狙う横綱白鵬は琴奨菊をはたき込んで初場所14日目からの連勝を53に伸ばし、千代の富士(現九重親方)が1988年に達成した昭和以降2位の記録に並んだ。7日目は小結稀勢の里と対戦する。
大関陣は琴欧洲が稀勢の里を寄り切り、6連勝とした。把瑠都は新関脇阿覧を押し出し、日馬富士も旭天鵬を押し出してともに5勝目。13度目のかど番の魁皇は栃ノ心の寄りに屈し、3勝3敗となった。《共同通信》
【この日の民主党】
新幹事長に岡田克也氏
両院議員総会が17日午前、都内の憲政記念館で開かれ、菅直人代表から主な役員人事が提案され、承認された。
菅代表は、「412人内閣をつくるとの方向に向けて進めさせていただきたい。民主党の政権が412人の力を合わせ、日本の20年に及ぶ閉塞状況を打ち破るものにしていただくようお願いする」と挨拶した。そのうえで、 幹事長、政策調査会長、国会対策委員長の人事を提案し、拍手で承認された。
次に、新幹事長に選出された岡田克也衆院議員が、「久しぶりの幹事長、皆さんに支えられて頑張っていきたい」としたうえで、「一人ひとりの議員がしっかりとのびやかに力量を発揮できる党運営にしたい。長く日本の政治に与党として責任を持つ政党に、21世紀の政治を担える民主党を作っていきたい」と挨拶した。《民主党ニュース》