平成4630日目

2001/09/11

アメリカ同時多発テロ事件

ニューヨーク・マンハッタン地区にある世界貿易センター(110階建て)のツインタワービルに11日午前9時(日本時間同日午後10時)前、航空機2機が突っ込みビルは炎上。間もなく2棟とも崩壊し、姿を消した。また目撃者によると、ワシントンでは米国防総省に3機目が突っ込んだほか、連邦議会ビルや財務省なども炎上。ホワイトハウスや議事堂の全職員に退去が命じられた。国務省でも自動車に仕掛けられた爆弾が爆発した。

米テレビは少なくとも、6人が死亡、約1000人が負傷したと報道、死傷者はさらに増える見通しで、数千人に上るとみられる。崩壊したビルには多数の人がいたとの情報もある。ニューヨーク、ワシントンを標的にした同時テロとみられ、米史上最悪のテ口となった。米経済や市民生活は事実上のまひ状態となり、世界各国政府も厳戒態勢を取り始めた。

ロイター通信によると、発生直後にパレスチナ解放民主戦線(DFLP)が犯行声明を出したが、同高官は否定した。

ブッシュ米大統領は声明を出し「明らかなテロ攻撃」と非難するとともに、全面捜査を命じた。米航空当局は米国内のすべての航空機の運航を停止した。CNN放送によると、高層ビルに激突した1機はアメリカン航空のボストン発ボーイング767。米テレビによると、2機はボストンからハイジャックされていた。

CNNによると、ツインタワー部分に2機の飛行機が18分間の間隔を置いて突入したという。ミサイルが発射されたとの情報もある。

ビルの高層部分は一時、巨大な赤い火の玉に包まれて炎上、猛然と黒煙が上がった。その後、完全に崩れ落ち、姿を消した。飛行機の燃料が爆発したと見られる。

世界貿易センタービルは1993年に爆弾テロで発、炎上し、多くの犠牲者を出した。

ツインタワーに次々突っ込む航空機。炎とともに黒煙が吹き上がり、瞬く間にビルを襲った。さらに、ワシントンのペンタゴン(国防総省)が燃え始めた。11日、米ニューヨーク・世界貿易センタービルで起こったパレスチナのテロは、世界に衝撃を与えた。イスラエルの攻撃への報復なのか。「考えられない」。首相官邸などは情報収集に追われた。ビル内に日本企業のオフィスも多く、安否は不明のままだ。

惨劇は日本時間の午後10時(現地時間午前9時)前に起きた。ツインタワーの片方に1機突っ込み、テレビが中継を始めた約18分後、2機目の航空機がゆっくり、もう一方のビルに体当たりした。

ビルには、富士銀行の支店や住友海上火災、伊藤忠などの関連会社が入居。富士銀行の支店は79階から80階という。いずれも日本からの電話はつながらない。

首相官邸の内閣広報室は、残っている職員2、3人で情報収集に当たっている。しかし日本人が被害に遭ったのかどうか分からないので、首相に連絡を取ったり、ほかの職員を呼び寄せたりする段階ではない」と話した。《共同通信》



【小泉純一郎首相】自動車重量税一般財源化を

小泉純一郎首相は11日午後、首相官邸で扇千景国土交通相(保守党)と会談し、道路財源見直し問題について2002年度に限定して自動車重量税の一般財源化を検討するよう指示した。《共同通信》



9月11日のできごと