平成7879日目
2010/08/04
【菅直人首相】潘基文国連事務総長と会談
潘基文国際連合事務総長の表敬
平成22年8月4日、菅総理は総理大臣官邸で、国際連合の潘基文事務総長による表敬を受けました。
会談の中で菅総理は、「広島の平和記念式典に出席していただくということで、国民を代表して心から歓迎いたしたところです。また、長崎にも訪問していただけると聞いています。歴代事務総長では初めての訪問ということで、大きな意味を持っていると思います。事務総長の方からも、今回、ルース米国大使も来られるので、これを機会に、核の廃絶に向けての運動が大きく進むように期待を込められたところです。
また、ODAの問題、これからもそうした国々への支援を日本としては続けていただきたいという希望もいただきました。私の方からも財政的に厳しい中ではありますけれども、日本の今日の繁栄は、そうした世界の安定の中で果たせたものと考えられますので、できるだけの協力はこれからもしていきたい。」と述べました。《首相官邸》菅直人首相は4日、首相官邸で潘基文国連事務総長と会談した。
潘氏が国連事務総長として初めて広島の平和記念式典に参加するために来日したことについて、首相は「国民を代表して心から歓迎したい」と表明した。潘氏も「これを機会に核廃絶に向けた運動が大きく進むよう期待している」と語った。《日経新聞》
記者ぶら下がり
菅直人総理(代表)は4日夕、官邸で記者団から予算委員会の審議について感想を問われ、「この3日間良い論議ができた。野党も批判だけではなく、建設的なことを言われている」とし、「予算委員会に集中したい」と述べた。また改めて、財政健全化は誰が政権を担当しても回避できる問題でないと述べ、「財政健全化に不退転の決意で臨む」旨、決意を表明した。《民主党ニュース》
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【鈴木宗男衆院議員】永年在職25年表彰
衆院は4日午後の本会議で、新党大地代表の鈴木宗男衆院外務委員長を永年在職25年で表彰した。
あっせん収賄事件で上告中の鈴木氏は謝辞で「外務官僚の情報操作と検察官僚によって失脚させられた」と、異例の検察批判を展開。野党からは「潔白が明らかになるまで辞退すべきだ」との異論もあった。しかし、刑事被告人として係争中の議員が表彰されたケースがあるため、慣例通り表彰が決まった。《共同通信》
【仙谷由人官房長官】会見
仙谷由人官房長官は4日午前、官邸内にて開いた定例記者会見で、債券相場が上昇し長期金利が7年ぶりに一時、1%を割り込んだことについて、「全世界的に長期金利が下がっている。アメリカ中心に各国とも国債に資金がシフトしているのではないかということが言われている」としたうえで、「これはこれで何を意味するのか、分析し、見ていかなければならない」との見解を示した。
同日午後の会見で仙谷官房長官は、日韓併合100年にあわせての菅総理大臣談話に関連し、東アジア共同体を形成するにあたって韓国や東アジア諸国との歴史認識問題に関し問われ、「21世紀の東アジアにおいて一人ひとり、民族のなかでアイデンティティをどう確認していくかがグローバリゼーションのなかで必要になってくる。自らの存在を確認し、相手の長所、存在をお互いを認め合う中で新しい協働の、あるいは協調関係をつくっていくことが望ましく、双方に健全なナショナリズムというか、健全なパトリオティズムがなくてはならないと思っている」との認識を明示。そのうえで、「未来志向の関係をつくっていくためには、政治の側からする環境整備が必要であり、これからの100年、未来志向の関係をつくるため、メッセージを出すかどうかを慎重に検討しているところ」だと改めて説明した。日本、韓国の歴史的和解については、日清戦争、日露戦争にも触れながら、市民レベル、庶民レベル、民族レベルそれぞれにおいてつけるべきけじめが残っているとして、「日本の理屈はともかく、併合により国も、言葉も文化をも奪われた過酷さを直視し考えなければならない」と述べた。《民主党ニュース》