平成7880日目
2010/08/05
【菅直人首相】集団的自衛権「解釈変えず」
菅直人首相は5日の参院予算委員会で、集団的自衛権の行使を禁じている政府の憲法解釈について「変える予定はない」と表明した。非核三原則や、事実上の武器禁輸政策である武器輸出三原則を堅持する意向も示した。
菅政権発足後、首相が集団的自衛権行使をめぐる解釈について言及したのは初めて。《共同通信》
沖縄豆記者表敬
平成22年8月5日、菅総理は総理大臣官邸で、沖縄豆記者団と函館豆記者団による表敬を受けました。
沖縄豆記者は、沖縄県下の小中学校から選ばれ、本土各地における取材活動を通して、沖縄と本土を結ぶ青少年交流を積極的に推進するものです。また、沖縄豆記者団が北方領土取材の帰途、函館を訪れ交流が始まったのをきっかけに、平成4年より函館豆記者と共に東京での取材活動を行っており、今回も共に表敬に訪れました。
菅総理は豆記者団に対し、「皆さんがいろんな地域を見られて、それをペンで書いて、沖縄の仲間、函館の仲間に伝えていこうと、大変素晴らしい活動だと思います。どうか、一番南の沖縄と、そして北海道の函館と、この官邸に来た有様もペンにのせて仲間の皆さんに伝えていただきたい。また、暑い夏に負けないで、皆さんがこれからも豆記者として頑張っていただき、大いに遊び、大いに学んで、そして素晴らしい青年として、これからの人生を送っていただくよう心から期待します。」とあいさつし、豆記者団を歓迎しました。《首相官邸》
記者ぶら下がり
菅直人総理(代表)は、5日夜官邸で記者の予算委員会での論戦についての質問に答えて、「もう少し経済などで一方的な議論になるかと思っていたが、全体的には建設的な議論ができて良かった」との感想を述べた。
さらに、予算編成過程で野党の意見を聞くことがあるかの質問に、「これからの国会審議のなかで野党のいろんな意見が出てくると思うので参考にしたい」と答えた。
また、日韓併合100年を記念しての総理談話に関して、「慎重に検討している」と答え、出すか出さないかも含めて検討しているとの従来からの見解を繰り返した。《民主党ニュース》
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【ヤクルト・由規投手】プロ初完封勝利
中日0−5ヤクルト◇5日◇神宮
プロ3年目で初完投勝利を挙げてから、わずか1週間。ヤクルトの由規投手が今度は完封勝利と勢いを見せつけた。「初完投の次が完封とは、自分でも思わなかった」と喜びをかみ締めた。この日も日本選手最速の158キロをマークした。だが、うまさが光る投球だった。変化球を低めに集め、中日打線の狙いを外した。走者を許しても慌てず、4併殺を奪って得点の糸口を与えなかった。《朝日新聞》
【この日の民主党】
経団連と懇談会
民主党首脳と日本経団連との懇談会が、5日朝開かれ、枝野幸男幹事長は、「国民の生活が第一。」の政治実現と、経団連の基本理念「豊かで活力ある国民生活の実現」は軌を一にしているとして、「日本が抱える諸課題に一致協力して取り組むことで20年にわたる経済社会の閉塞感を打ち破り、未来に対して希望が持てる、元気な日本を復活できると確信している」と挨拶した。
さらに、経団連が「アピール2010」で「国民と力をあわせて真に豊かな国づくりを目指すとともに、世界経済の持続的発展にも貢献する」としていることに敬意を表し、「強い経済、財政、社会保障」をともに作り上げたいとした。
経団連の米倉弘昌会長は、わが国は今、長引くデフレ、経済の低迷、少子高齢化など、課題山積の状況であり、税・財政・社会保障の一体改革はわが国の先行きを左右する、まさに待ったなしの最重要課題、さらに、税・財政・社会保障の抜本改革は、与野党を超えた政治の責任であり、国民の強い期待でもあるとして、「ぜひとも、早急に超党派による協議の仕組みを整え、『将来の日本の基盤を創る』という高い志を持ち、腰を据えて本当の意味での『国民のための議論』を進めてほしい」と挨拶した。
玄葉光一郎政策調査会長は、秋から税、社会保障一体の検討を始めたいとした。
懇談会には、民主党から他に、輿石東参院議員会長、樽床伸二国会対策委員長、柳田稔参院幹事長、細野豪志幹事長代理、羽田雄一郎参院国会対策委員長が出席した。経団連からは大橋政治委員長ら多数の副会長が参加した。《民主党ニュース》