平成7853日目
2010/07/09
【この日の菅総理】
せっかく進みだした改革を止めることなく前に進める
菅直人代表(総理)は9日午後、山形県天童市のさくらんぼ農園を訪れ、収穫作業などの農作業の手をとめて集まって下さった地域の皆さんの前で、ご当地さくらんぼの名産品をバックに挨拶。「政権交代後、せっかく進み出した大きな改革をここで止めることなく前に進める」と宣言し、民主党への理解を求めた。
また、消費税の問題にも関連して言及し、「国の財政が破綻するとふつうにまじめに働いている人たちにしわ寄せが来る。年金、社会保障が不安な国、こんな社会にしないため、ちゃんと財再建しなければならない。そのために税のあり方に関する議論を呼びかけたにすぎない」と説明した。そのうえで「話し合ったうえで上げるということになれば、ちゃんと衆院選でみなさん方にご意見を聞く。逆に言えば次の衆院選までは消費税は一円たりとも上げない」と強調。「これは鳩山前総理の時代からのお約束でもあり、そして私の、民主党のお約束だ」と改めて語った。《民主党ニュース》
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【兵庫県警】住宅火災で中3長女と同級生を逮捕「親がうるさい」
兵庫県宝塚市の住宅で9日未明、2階などが焼け、内縁関係にある39歳と31歳の夫婦、次女(9)が全身に大やけどを負った火災で、県警宝塚署は同日、中学3年の長女(15)と同級生の少女(14)を殺人未遂と現住建造物等放火の疑いで逮捕した。妻はその後死亡しており、同署は今後、殺人容疑に切り替えて調べる。
調べに対し、長女は「家族3人を殺そうと思って火をつけた」と供述。2人とも「親がうざい。うるさいから殺す」などとも話しているという。同署によると、焼けた民家は4人暮らしで、4人ともブラジル国籍。長女はブラジル生まれ、次女は夫婦の間に生まれたが、2人に婚姻関係はないという。同級生は両親と兄弟の5人家族。《毎日新聞》
【天皇、皇后両陛下】サッカー日本代表・岡田監督らと懇談
天皇、皇后両陛下は9日、W杯南アフリカ大会でベスト16入りした日本代表の岡田武史監督らを皇居・御所に招いて懇談された。
岡田監督によると、両陛下は「ご苦労さまでした。お帰りなさい。チームが一つになり、日本人として戦ってくださった」とねぎらったという。
招待されたのは監督のほか、チームキャプテンを務めた川口能活、ゲームキャプテンの長谷部誠、日本サッカー協会の犬飼基昭会長。両陛下にチーム全員がサインしたユニホームを贈ったところ、皇后さまはパラグアイ戦のPK戦でシュートを外した駒野友一のサインを見つけて「これは駒野さんでしょ」と話した。
長谷部は「ドイツでプレーしていることを両陛下はご存じでうれしかった」と語り、川口選手は「今回は良い報告ができて非常に良かった」と満足そうに話した。《スポニチ》
【この日の民主党】
長寿を誇りに思える社会へ 枝野幹事長
枝野幸男幹事長は9日夜東京・秋葉原駅前で演説し、事業仕分けで明らかになった税金の使い方、使われ方、特別会計、政府系の公益法人、独立行政法人などの改革にこれから本格的に取り組んでいくとして、ぜひこうした改革をさらに前進させるために、国民の皆さんの後押しが必要だと訴えた。
また、政権交代後9か月では、半世紀以上続いてきた自民党政治の膿を出すことはなかなかできないとして、どうしても3年間はムダ遣いをなくす改革を続けさせてほしいと訴えた。
さらに、新しい時代、かつての右肩上がりの社会ではなく、少子高齢化の時代にふさわしい政治を築き上げ、長寿を誇りの思う社会をつくるために安定した政権が必要だと、党の基本を説明した。
税制改革では、「枝野が幹事長である限り、ムダ遣いをなくす方が先であり、政府系の公益法人、独立行政法人、特別会計、国の出先機関抜本的改革なくして税制の抜本改革はない」と明言した。
また、「歴史の扉を閉ざすのではなく、前に進めとの力を与えてほしい」と訴えた。《民主党ニュース》