平成7851日目

2010/07/07

【この日の菅総理】

消費増税論で陳謝

消費増税論を打ち上げた菅直人首相(民主党代表)が自らの発言について「説明不足」と陳謝するなど、首相の低姿勢が目立ってきた。各種世論調査で与党の過半数維持が厳しくなってきた情勢を懸念、消費税問題への深入りを避けた方が得策との判断があるとみられる。

「私の消費税発言でご心配をいただいているかもしれません」「唐突な提案と思われたとすれば、私の説明不足だった」首相は7日、鳥取県米子市の街頭演説で消費税「10%」への言及などについて釈明。6日のテレビ出演でも「申し訳ない」と謝った。《共同通信》

菅直人代表(総理大臣)は7日午後、鳥取県米子市で街頭演説を行い、人間の、親子の、地域の関係をもう一度しっかりと繋ぎ合わせていく。そこに、日本に元気を取り戻す第一歩がある。そのための政策を民主党に進めさせていただきたいと、会場を埋めた約3000人の聴衆に向けて、力強く訴えた。

菅代表(総理)は、今の日本は、旧政権のもと20年間に渡り経済が低迷し、社会が閉塞状態になっていた。痛ましい事件も起こってしまったと話した。そのうえで、この閉塞感から抜け出すために、「人間の、親子の、地域の関係をもう一度しっかりと繋ぎ合わせていく。そこに、日本に元気を取り戻す第一歩がある」との考えを示し、日本に活力を取り戻す仕事を民主党に任せてほしいと訴えた。

また、菅代表(総理)は、「私は最近地球儀を反対から眺めてみている」として、「今地球でもっとも繁栄している地域は、インド、東南アジア、中国からロシアまでの地域だ。日本もこの地域に入っているが、今までの(自民党)政府は、地政学的優位さを生かしてこれなかった」と指摘。「私は、日本を再生させていく上で、国内的には社会保障の充実、国外的にはアジアの成長を助けるとともに、日本の成長に繋げる」と話し、日本海に面したこの地域が活躍する時代がやってきたとの考えを示した。

菅代表(総理)は、昨年8月の総選挙で皆さんからに頂いた、政権交代という大きな責任を感じていると述べ、「野党はいろいろと批判をするが、政権交代をして、今までの政権ではできなかった、税金のムダ遣いを無くす、子育て支援、農業への直接支払い制度の導入などを行った」とこれまでの成果を強調。これらの政策をさらに進めさせていただきたいと、声を大きくして会場を埋め尽くした聴衆に訴えた。《民主党ニュース》



【警視庁】野球賭博容疑で角界を一斉捜索

大相撲の賭博問題で、警視庁は7日、野球賭博にかかわった力士らの相撲部屋などを賭博開帳図利の疑いで一斉に家宅捜索した。

名古屋場所のため愛知県内に置かれている宿舎や賭博の仲介者らの関係先も対象となっており、捜索場所は計三十数カ所にのぼる。同庁は、押収した資料を分析するなどして賭博行為の裏付けを進め、胴元や背後の暴力団の解明を目指すとともに、力士らの立件の可否も判断する。《朝日新聞》

【この日の民主党】

新しい政治の変化の流れを訴える 枝野幹事長

枝野幸男幹事長は7日午後、徳島県鳴門市内で街頭演説を開き、「せっかく変わり始めた日本の政治(の流れ)を、さらに前に進めていく。そのために、古い政治に後戻りをさせず、前に向かって大きな一歩を踏み出していきたい」と集まった聴衆に呼びかけた。

枝野幹事長は、政権が代わり自身が陣頭指揮をとって行った事業仕分けの事例を紹介しながら、「いろいろな税金のムダ遣いが国民のみなさまの前に明らかになってきている」と民主党政権の実績を報告し、「事業仕分けで、はっきりとしたムダ遣いの仕組み、カラクリ。これにターゲットを絞り、色々な法律をこれから変えていきたい」と、更なるムダ遣い削減に向けての取り組みの意思を明らかにした。

そのうえで、この税金の中抜きの仕組みを壊していくには、安定政権を確立しないといけないと指摘。「せっかくいい法律を出しても国会で通らないと、ムダ遣いの削減を進めていくことも(できない)、新しい政治を作っていくことの力やエネルギーが、大幅に削られてしまう」とし、民主党政権が確実になることの意義を強調した。

また、枝野幹事長は、民主党がこれからの日本社会で目指すべきこととして、「これまで長年、強いものに光をあててきた古い政治を、老後の安心や子育ての安心を地域の活力を基にし、地域から日本を元気にしていく政治にしたい」として「国民の生活が第一。」の政治の実現を説いた。《民主党ニュース》



7月7日のできごと