平成7841日目
2010/06/27
【この日の菅総理】
G8、G20サミット出席-3日目-
平成22年6月27日(現地時間)、サミット出席のためカナダを訪問中の菅総理は、G20全体会合、ユースサミットとの懇談、G20ワーキング・ランチ等に出席しました。
会議出席に先立ち、中華人民共和国の胡錦涛国家主席、ベトナム社会主義共和国のグエン・タン・ズン首相と、会議終了後には、インドのマンモハン・シン首相、インドネシア共和国のスシロ・バンバン・ユドヨノ大統領とそれぞれ会談を行いました。
G20サミット終了後、菅総理は内外記者会見を行い、会見後、アメリカ合衆国のバラック・オバマ大統領と会談を行いました。《首相官邸》
菅直人首相は27日夜、オバマ米大統領とカナダ・トロントで初めて会談した。日米共同声明に基づき、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古崎と隣接水域への県内移設を目指すと約束した。
両首脳は県内移設への反対姿勢を強める沖縄県の理解を得るため、沖縄の基地負担軽減に努力することで一致した。普天間問題では鳩山由紀夫前首相の迷走で米側の不信を招き、日米関係がぎくしゃくした。首相は関係修復も狙い、協調路線を打ち出した。《共同通信》
菅直人首相は27日朝、中国の胡錦濤国家主席とカナダ・トロントで会談し、韓国海軍哨戒艦沈没をめぐり、国連安全保障理事会で北朝鮮に対するメッセージを出すため中国の協力を求めた。
これに対し胡主席は「各国が大局的な見地に立ち、冷静に対応すべきだ」と慎重な姿勢を示した。菅首相と中国首脳の会談は初めて。《共同通信》
総理の動き-G8・G20サミット内外記者会見-平成22年6月27日|政府インターネットテレビ
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【阪神・金本知憲選手】通算450本塁打
プロ野球阪神の金本知憲外野手(42)が27日、ヤクルト戦(神宮球場)で通算450号本塁打を達成した。プロ13人目。4点を追う8回2死一塁、代打で起用され、真ん中高めの直球を右翼席に運んだ。初本塁打は広島時代の1993年9月4日の横浜21回戦(北九州)。《朝日新聞》
【ゴルフ・薗田峻輔選手】ツアー初優勝
ミズノ・オープン読売クラシック最終日◇27日◇兵庫県よみうりCC
首位で出た20歳の新人、薗田峻輔が1イーグル、5バーディー、1ボギーで66とスコアを伸ばし、通算15アンダーの201でツアー初優勝を果たした。ツアー選手としてのデビュー年での優勝は一昨年の石川遼以来。《共同通信》
【この日の民主党】
事業仕分けで日本を洗濯致し申し候 蓮舫大臣
27日昼、蓮舫行政刷新大臣は高知市内にて街頭演説会を行った。
蓮舫大臣は集まった聴衆を前に「行政刷新担当大臣として、そして民主党の仲間とともに、国民のための政治を行いながら、国民のみなさまから信頼できる国になんとかしたいという思いで活動している」と報告した。
現在、取り組んでいる事情仕分けについては、「野党の時から政界はどうして情報が閉ざされているのかと思っていた。どうして国民のみなさまがたに税金の使われ方が堂々と説明をされないのか、何度も何度も悔しい思いをしてきた。だから、与党になってこの国を変え、情報を公開して税金の使われ方に無駄のない国を作りたいと訴えてきた」と事業仕分けにかける意義と意気込みを語った。
そのうえで、蓮舫大臣は「すべての省庁に行っている全部の事業(5000以上)について8月末までに事業シート(事業名、事業内容、予算、実施主体、期限、評価の有無、評価の内容等)を作成することを要請し、出てきたものを国民のみなさんに公表する」とした。
さらに、菅直人総理の消費税のあり方についての議論開始の提案については、我々民主党の発信力がなかなか弱いため、残念ながらメッセージがまっすぐ届いていないとし、「まずは、無駄を徹底削減、税金の浪費を改める。無駄がなくなったと思われるとき、国民のみなさんがご納得いただけるとき、初めて税はどうなるべきかと超党派で議論をするところから始めようということだ」と増税ありきの提案ではないことを重ねて強調した。
最後に、蓮舫大臣は「今までの半世紀にも及び行政・政治の固まった膿を洗い正すことを今ようやく始めたところ。50年も続いてきた政権によって作られた行政の水ぶくれは、相当高い壁だ。それでも、その壁を乗り越えるための努力をしなければ、これまでの政治は何も変わらない。国民の方を見た政治、国民から見える政治を行っていきたい」と述べ、ご当地高知の坂本龍馬同様「日本を洗濯致し申し候」、その手法は事業仕分けだとして民主党への理解を訴えた。
なお、演説会の司会は、武内則男民主党高知県連代表・参議院議員がつとめた。
これまでの政権ができなかった改革を進める民主党に力を 枝野幹事長
枝野幸男幹事長は27日午後、東京・池袋で街頭演説を行い、50年間、これまでの政権ができなかった改革を民主党の力でさらに前に進めさせてほしいと訴えた。
マイクを握った枝野幹事長は、ムダ遣いを増やす独立行政法人の抜本改革、不透明な特別会計にもメスを入れる、天下りの受け皿となっている政府系の公益法人も見直していくと列挙し、そのための法整備に向けた準備に着手したことを表明。その実現に向けて、力を発揮する経験豊富な民主党の仲間への理解を求めた。
また、政権交代して9カ月、なかなか成果が出てきていないと批判する党もあるが、昨今雨後の竹の子のように出てきている新しい政党も含め、「ほとんどの皆さんは50年間にわたってこの国の政権を担い続けて、そのなかで税のムダ遣いを見逃し続け許してきた人たちばかりだ」と国民軽視の政治を続けてきたその姿勢を厳しく批判。「行政改革担当大臣を一年半もやりながらその事業仕分けの結果を残せなかったような人に『遅い』『遅い』と言われる筋合いはない」と批判。各党ともさも改革の徒のようなふりをしているが、その実態は自民党政治の中心で国民軽視の政治の担い手だった人ばかりである実態を明かし、批判だけを繰り返す自民党はじめ各党の無責任な主張を強い口調で切り捨てた。
そのうえで枝野幹事長は、「この9カ月、皆さんのお力で政権を変えさせていただいて、ムダ遣いの実態を明らかにさせた」として、政権交代したからこその成果を指摘。同時に「50年できなかったことをやってきた。さあ、いよいよ、第二幕だ」として、このムダ遣いを正す、制度・法律を変えていく力を、民主党に再び与えていただきたいと、聴衆の皆さんに呼びかけた。あわせて「50年できなかったような人たち、この人たちに改革への時計の針を戻させるようなことを許してはいけないと思っている」と力説。自公政権下で続いてきた時代に合わない政治を、大きく展開していくためにも、民主党に引き続き改革を行わせてほしい、その力を寄せてほしいと呼びかけた。《民主党ニュース》