平成7793日目

2010/05/10

【柔道・谷亮子選手】参院選出馬を表明

柔道の女子48キロ級でシドニー、アテネ五輪で金メダルを獲得した谷亮子氏(34)は10日、東京・永田町の民主党本部で小沢一郎幹事長とともに会見を開き、夏の参院選に同党比例代表で立候補することを表明した。その一方、現役続行する考えも明らかにした。また、所属していたトヨタ自動車は3月末で退社したという。

会見で谷氏は「現役はもちろん続けます。(12年の)ロンドン(五輪)では金を目指し、政治の方でも一生懸命がんばりたい」と述べ、小沢幹事長も「百万、千万の味方を得たような気持ちだ。大変うれしく、心強く思っている」と話した。谷氏は08年の北京五輪で銅メダルを獲得した後、競技活動を休養。昨年10月には次男を出産した。《毎日新聞》

小沢一郎幹事長は、10日夕党本部で、柔道女子の五輪金メダリストの谷亮子さんと記者会見し、谷さんが民主党公認候補として、参院比例代表選挙に出馬すると発表した。輿石東参院議員会長が同席した。

小沢幹事長は、「私どもは100万、1000万の味方を得たような気持ちで嬉しく思っている。谷さんは柔道の世界王者として君臨してきた。今も現役の選手。自己努力、大いなる不撓不屈の精神で頑張ってこられた。現在の日本の社会においてその精神が希薄になっているのではないか。柔道だけでなく政治の世界でもその精神をアピールしてもらえればと思う」と谷さんへの期待を語った。

そのうえで、谷さんが2人のお子さんを育てていることに「大変感銘を受けた。日本の未来の原点がここにあると考えており、ぜひとも政治の場で活躍してもらいたい」と、子育て・教育に重点を置く民主党にふさわしい候補であると述べた。

また、輿石会長は、「勇気ある決断をしていただいた。教育課程に武道が位置づけられたそんな折、大変感謝している。子育て中のママさんたちに希望と勇気を与えることになると思う」と期待と感謝を表明した。

谷さんは、「比例代表選挙に立候補させていただくことになった」と述べたうえで、小沢幹事長には、田村姓だった頃から大変お世話になったことを明らかにし、「3月に出てはどうかとの話があり、4月下旬にやってみようという決断をした」と立候補に至る経緯を述べた。また、柔道家として世界のいろんな国を訪れたこと、国際交流やスポーツのあり方を学んでいる最中であり、スポーツ振興や、スポーツ省の設置などに取り組みたいと、当選後の抱負も明らかにした。さらに、現役続行も表明し、「いろんなことにチャレンジしているが、誰もが希望を持てる社会にできたらいいと思う。地球を覆うほどの愛で頑張っていきたい」と決意を表明した。《民主党ニュース》




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【日本サッカー協会】南アフリカW杯メンバー発表

日本サッカー協会は10日、東京都内で記者会見し、日本代表の岡田武史監督が6月11日に開幕するワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の登録23選手を発表、中村俊輔(横浜M)、遠藤保仁(G大阪)や岡崎慎司(清水)中澤佑二(横浜M)ら攻守の主力が順当に選出された。《共同通信》

【ゴルフ・横峯さくら選手】宮崎県に1200万円寄付

女子プロゴルフの横峯さくら選手(24)が、6~9日に開かれたワールド・サロンパス・カップで獲得した賞金1200万円を、家畜感染症の口蹄疫被害が拡大している宮崎県に全額寄付することが10日、分かった。同県には横峯選手の自宅と練習場がある。《スポニチ》

【千葉・いすみ鉄道】運転士養成費用700万円は「自腹」4人に採用辞令

訓練費700万円を自己負担してもらい、鉄道運転士を自社養成するいすみ鉄道(大多喜町)の全国初の試みで、応募者から選ばれた男性4人に10日、訓練生として嘱託採用する辞令が交付された。この試みは同社の経営再建と運転士不足の解消を図るのが目的。今年3月に訓練生を募集した。社会人経験者にも、あこがれの鉄道運転士への道を開くもので、高額な費用負担とともに反響を呼んでいた。《千葉日報》

【鳩山内閣】普天間移設5月末決着を断念

鳩山内閣は10日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題について、米国に加え関係自治体の合意を取り付ける形の5月末決着を断念する方針を固めた。

鳩山由紀夫首相は決着の定義に関し「米国、沖縄、移設先、連立政権の合意が得られる状況をつくることだ」との考えをあらためて記者団に示したが、平野博文官房長官が記者会見で「決着の仕方はいろいろある。そのありようを首相の決断の下、閣僚間で決める」と指摘。最終的には首相が言う決着の内容が一部変更される可能性を示唆した。《共同通信》

鳩山由紀夫総理(代表)は10日夕、官邸で記者の質問に答え、同日午前に行われた普天間基地問題での関係閣僚会議について、「言うまでもないが心あわせだ。5月末という期限が迫ってきているので、それまでにそれぞれの閣僚の立場から心がひとつにまとまっているなかで、大臣としての行動をしっかりとやっていただくことを確認し合った」とした。

また、「(5月末の決着の)定義云々ということではなく、大事なことは5月末に、日本国民すべての皆さんだが、特に沖縄の皆さん、移設先にかかわりのある皆さん、さらにはアメリカの方々、そして連立政権、こういった皆さんが『わかった。こういった方向で行こうじゃないか』ということでまとまることが合意。その合意が得られるような状況をつくるということだ」とも語った。

さらに、B型肝炎訴訟で、政府が和解勧告を受け入れ、和解協議に応じる方針を示したことに関する問いには、「一番大事なことは被害者の方々のお気持ちが大事である。それとともに、国民の皆さんのご理解をいただくことが大事」だとし、救済対象や賠償額について仙谷由人国家戦略担当大臣がとりまとめを行って段階だと述べた。《民主党ニュース》



5月10日 その日のできごと(何の日)