平成7724日目
2010/03/02
【この日の鳩山総理】
衆議院本会議
平成22年3月2日、鳩山総理は衆議院本会議に出席しました。本会議では、平成22年度予算3案(一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算)の採決が行われ可決しました。
鳩山由紀夫総理(代表)は2日夜、首相官邸で平成22年度予算の衆院通過、同日午後に行った小沢一郎幹事長との会談などについて記者団の質問に答えた。
はじめに同日夕、衆院本会議で平成22年度予算が可決したことに関して、次に重点を置いて取り組んでいくことは何かとの質問に、「ようやく衆院を通過したということなので、まだこれから参院があり、半分が過ぎたということ」と答え、まずは予算を参院でもしっかり議論して成立させることが全てであるとの認識を語った。そのうえで鳩山総理は、「これからは予算関連法案もある。あげなければいけない法案が衆院にもたくさんあるので、しっかりと議論して上げていくことが大事である」と気を引き締めた。
次に同日午後、小沢幹事長との会談については、「まず今後、幹事長とは頻繁に会いましょうと申し合わせた」と述べ、連携強化をアピールした。そして、「公明党と党首討論で約束した与野党の政治資金の協議会をできるだけ早く設置するために党として努力を願いたいと申し上げた」と明かし、与野党の幹事長レベルで設置に向けた協議が行われるとの見通しを示した。また、政策会議について、今まで以上に効果的に運営していくことを確認したことを明らかにした。
さらに次期参院選に向けてのマニフェスト(政権公約)策定について、昨年の衆院選のマニフェストを検証しながら新たなマニフェストを作成するための委員会設置を提案し、議論をスタートさせることになったことを語った。《民主党ニュース》
「外国人選挙権法案」今国会提出を断念
政府は2日、永住外国人への地方選挙権付与法案について、今国会への提出を断念する方針を固めた。鳩山由紀夫首相が民主党の小沢一郎幹事長と官邸で会談し、今国会への提出にはこだわるべきではないとの認識で一致した。
首相は1月に政府提案に強い意欲を表明したが、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相が反対を明言し調整が難航。「政治とカネ」問題で内閣支持率が低迷する中で連立政権の安定を優先させた形だ。《共同通信》
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【ベンツ・SLRスターリングモス】発売
メルセデス・ベンツ日本(東京)は2日、1億1千万円のスポーツカー「メルセデス・ベンツSLRスターリングモス」を発売した。これまでのメルセデス・ベンツ車で最も高価という。世界で75台、うち国内で2台の限定車となる。
自動車レースの最高峰F1の名門チームと共同開発した「メルセデス・ベンツSLRマクラーレン」シリーズの最終モデル。排気量5500ccで650馬力のスーパーチャージャー付きエンジンを搭載し、最高速度は時速350キロに達する。車体はカーボン素材を使って軽量化した。屋根や、前面、左右の窓がないオープンカーで、購入者には専用のゴーグルが贈られる。《共同通信》
【この日の民主党】
企業・団体献金禁止に向けた与野党協議機関設置へ 小澤幹事長
小沢一郎幹事長は2日午後、国会内で記者団に対し、同日昼鳩山由紀夫総理(代表)と首相官邸で会談を行い、政治資金規正法改正への与野党協議機関設置や政策会議のあり方、さらには次期参院選に向けたマニフェストの作成や第一次公認候補予定者などについて協議したと語った。
はじめに小沢幹事長は政治資金のあり方について、鳩山総理から企業・団体からの献金を禁止する方向で与野党間の協議を行う場を設置し、できるだけ早く考え方をまとめてほしいとの指示があったことを報告。小沢幹事長は、「党首討論でも公明党の代表が与野党の協議機関の設置に積極的な発言をしてきたので、できるだけ早く場を設けて企業・団体からの献金の禁止に向けてまとめていきたい」と述べ、直前に行われた役員会でも了承されたことを報告した。
次に政策会議のあり方について小沢幹事長は、「各省が主催し、誰でも参加して意見を言える場を設けたが、うまく機能していない」と現状を述べたうえで、「もう少し丁寧な政策会議の運営を行えば、党内の不満も解消するのではないかと幹事長室と内閣官房で相談して当初の目的としていた会議の運営を図っていくことを目指す」と語った。
続いて次期参院選のマニフェストの作成については、党および政府から参加する形で作業の場を設置し、原案の作成に早急に入っていくことを鳩山総理から要請されたと報告。さらに小沢幹事長は、参院選の第一次公認について、「明日、明後日には発表したいと総理に申し上げた」と述べ、公認候補予定者発表後、鳩山総理を本部長とする選挙対策本部をスタートさせる意向を表明した。
最後に同日衆院予算員会ならびに衆院本会議で平成22年度予算が可決され、衆院を通過することに対しての所感を求められた小沢幹事長は、「今日の経済情勢の中でできるだけ早く予算を通さなければいけないという認識の下、年度内で成立することになったことは、国民の皆さんの要望に沿うものである」との考えを示した。《民主党ニュース》