平成7704日目
2010/02/10
【民主党・枝野幸男元政調会長】行政刷新担当相に就任
鳩山由紀夫首相は10日午前、首相官邸で民主党の枝野幸男元政調会長に行政刷新担当相の辞令を交付した。枝野氏の就任に伴い、仙谷由人国家戦略担当相は行政刷新相の兼務を解かれる。
今年1月の藤井裕久前財務相の辞任に伴って菅副総理が財務相を兼務して以降、仙谷氏が国家戦略相と行政刷新相を兼務しており、同氏の負担軽減が課題になっていた。枝野氏の起用は、昨年末の2010年度予算編成に絡んだ行政刷新会議の「事業仕分け」で統括役を務め「大きな成果をあげた」(平野博文官房長官)ことなどがポイントとなった。
一方、枝野氏は民主党の小沢一郎幹事長と距離を置く「非小沢」系の代表格とされ、政府と党の連携への影響を懸念する声もあるが、平野官房長官は会見で「(連携に)ひびが入るなどということにはならない」と強調。枝野氏の入閣は「政府にとって大きな助っ人閣僚になる」と期待を表明した。
枝野氏は1964年生まれの45歳で、衆院当選6回。東北大を卒業後、弁護士を経て政界入りし、民主党では政調会長や憲法調査会長などを歴任した。《ロイター》
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【さいたま市】死亡と判断された男性が検視室で目を覚ます
さいたま市は10日、ゲートボール場で倒れていた男性(51)が生きているにもかかわらず通報で駆け付けた桜消防署大久保出張所の救急隊が死亡していると判断し病院に搬送しなかったと発表した。男性は埼玉県警大宮西署の検視室で目を覚まし、病院に搬送された。命に別条はないという。《時事通信》
【この日の鳩山総理】
成長戦略策定会議
平成22年2月10日、鳩山総理は総理大臣官邸で第3回成長戦略策定会議を開催しました。
全閣僚が出席して行われた会議の冒頭、鳩山総理は「新政権は、役所の壁というものを取り払って成長戦略を作り上げていただきたいと思っております。皆の協力の下で、新しい政権らしい成長戦略を本年6月にまとめていただきたいと、そのように願っております。今日はそのための大変大事な会議だと認識しておりますので、皆さん方の積極的なご協力をよろしくお願いいたします。」とあいさつしました。《首相官邸》
「国民に開かれた政治を示すため枝野議員を行政刷新担当大臣に任命」
鳩山由紀夫総理(代表)は10日夕、首相官邸で石川知裕衆院議員が離党の意向を固めたとの報道、同日枝野幸男衆院議員を行政刷新担当大臣に新たに任命したことなど、記者団からの質問に対して答えた。
はじめに石川議員が同日、民主党を離党する意向を固めたとの報道への受止めを求められた鳩山総理は、本人からは何も聞いていないとしたうえで、「基本的には出処進退は自分自身でお決めになるべきで、冷静に色々と考えておられるのではないかと推察する」と述べた。
次に同日、枝野議員を行政刷新担当大臣に起用し、鳩山総理が「国民への信頼を回復してもらいたい」と発言したことに関連し、鳩山内閣ならびに民主党への国民の信頼をどう考えるか問われ、「事業仕分けが一番、政治主導、国民に開かれた新しい政権の姿を示したと思う」と指摘。あわせて、今の民主党政権の政治姿勢が必ずしも国民の期待に応えていない部分もあるとして、「事業仕分け第2弾も視野に入れながら民主党らしい姿を国民の皆さんにお見せするためにも起用した」と説明した。
最後に、明日鳩山総理が63歳の誕生日を迎えるにあたり、政権交代を果たした1年間の感想と次年の抱負については、「政権交代を訴え続けてかなり時間がかかったが、その分どういう日本にしていきたいかということを(政権交代までの間)考えることができたことで、政治が変わっていく姿をお認め頂けたのではないか」と振り返り、今後については、「一日一日の積み重ねで国民の皆さんにさらに大きな政治の変わりゆく姿を見せ切りたい」と抱負を述べた。《民主党ニュース》