平成7558日目

2009/09/17

【この日の鳩山総理】

政労会見

平成21年9月17日、鳩山総理は総理大臣官邸で、日本労働組合総連合会の高木剛会長との政労会見を開催しました。

この日の会見では、雇用対策の強化やG20サミットに向けての要請を受けました。《首相官邸》

八ツ場・川辺川ダムの建設中止表明

鳩山内閣が本格始動した17日、鳩山由紀夫首相や各閣僚から新政権の基本政策を具体化する発言が相次いだ。首相は八ツ場ダム(群馬県)と川辺川ダム(熊本県)の建設中止を表明、予算の無駄を排除するため、18日に閣僚委員会を開く。

首相は17日、首相官邸で記者団に「マニフェスト(政権公約)でうたったことをできるだけ早く実施に移していく」と強調。「八ツ場ダム、川辺川ダムの問題をはじめ、決めたことはきちっとやり抜く姿勢を貫く」と述べた。民主党は衆院選マニフェストで、両ダムの建設中止を明記していた。

首相は同日、首相官邸で菅直人副総理兼国家戦略担当相、藤井裕久財務相らと協議、来年度予算編成に向けた閣僚委員会を18日に開くよう指示した。鳩山政権は子ども手当など重要政策を来年度に実施するために必要な財源約7兆円を、今年度補正予算の一部執行停止などによって生み出す考え。閣僚委では補正予算の執行停止に関する基本方針を決める。《日経新聞》

「行政刷新会議」設置へ

鳩山由紀夫首相は17日、藤井裕久財務相と官邸で会談し、2009年度補正予算の執行停止に関する基本方針を18日午前の閣議で決定し、ただちに各省庁に事業見直しを指示することを決めた。同じ閣議で、税金の無駄遣いを見直す「行政刷新会議」の設置も決める。仙谷由人行政刷新担当相は17日、同会議を来週にも本格始動し、各省庁と連携した凍結事業の選定に乗り出す考えを示した。

18日の閣議前には補正執行停止のための閣僚委員会を開き、鳩山、藤井、仙谷各紙のほか菅直人国家戦略担当相、平野博文官房長官の計5人で基本方針をまとめる。《共同通信》

北方領土進展に意欲

鳩山由紀夫首相は17日、ロシアのメドベージェフ大統領と電話で協議し、今月下旬に国連総会出席などのために訪米した際に日ロ首脳会談を開くことで一致した。首相は記者団の質問に答え、北方領土問題について「信頼関係がない中で領土問題の進展などあり得る話ではない」と述べ、首脳同士の信頼構築を通じて早期進展に意欲を示した。

電話はロシア側からあったもので、首相就任後、初めての外国首脳との電話協議となった。

電話協議では大統領が首相就任への祝意を示したうえで「今後日ロ関係発展のために一緒に取り組んでいきたい」と強調。首相も「日ロ間の協力が様々なレベルで一層深まることを期待し、日ロ間の懸案が解決していくことを期待する」と指摘した。《日経新聞》

【鳩山由紀夫首相】北方領土問題「半年で国民の期待に応えたい」

鳩山由紀夫首相は17日、ロシアのメドベージェフ大統領と電話で協議し、今月下旬に国連総会出席などのために訪米した際に日ロ首脳会談を開くことで一致した。鳩山首相は会談後、日ロ間の最大の懸案である北方領土問題について「できれば半年で国民の皆さんの期待に応えたい」と述べ、半年以内にも一定の進展にメドをつけたいとの考えを表明した。

電話はロシア側からあったもので、首相就任後、初めての外国首脳との電話協議となった。《日経新聞》




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【酒井法子さん】保釈

覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴されたタレント酒井法子被告(38)が17日、保釈された。8月8日に出頭し、逮捕されてから40日ぶり。酒井被告は勾留先だった警視庁東京湾岸署前で「これまで酒井法子を応援してくださった皆様、本当にこのたびは申し訳ありませんでした」と、深々と頭を下げた。

大勢の報道陣が待ちかまえるなか、午後4時半ごろ、酒井被告は黒いシャツに黒いパンツ姿で姿を見せた。ハンカチを握り締め、目に涙を浮かべながら、はっきりした口調で謝罪。その後、迎えのワゴン車に乗り込んだ。《朝日新聞》

【自民党総裁選】河野太郎氏が出馬表明

自民党の河野太郎衆院議員は17日、党本部で記者会見し、総裁選(18日告示―28日投開票)に立候補する意向を正式に表明した。すでに出馬を表明した谷垣禎一元財務相と「ベテラン対中堅・若手」の構図になる。

河野氏は「自民党がきちんと変わることが健全な二大政党への一歩になる」と述べ、大胆な党改革に取り組む決意を示した。同氏は麻生政権が追加経済対策に盛り込んだ「アニメの殿堂」の通称で知られる国立メディア芸術総合センターの予算執行凍結などを主張している。党内にはこうした言動への反発も多く、推薦人集めは難航した。

ベテラン・中堅議員らは谷垣陣営に雪崩を打ち始めた。古賀派の古賀誠会長は17日の会合で「党再建のリーダーを目指す決意を固めたことに拍手を送りたい」と谷垣氏支持を初めて明言。参院の一部若手が擁立を検討していた同派の林芳正前経済財政担当相も谷垣氏を推す考えを示した。《日経新聞》

【前原誠司国交相】八ッ場ダム建設中止を表明

前原誠司国土交通相は17日の記者会見などで、公共事業の在り方を見直す一環として八ッ場ダム(群馬県)と川辺川ダム(熊本県)の建設事業を中止する考えを表明した。この方針に鳩山由紀夫首相は「決めたことをきちんとやり抜く姿勢は非常に大事だ」と述べた。

前原氏は高速道路の無料化には「社会実験を行う中で、焦らず着実に実行したい」と述べる一方、麻生政権下の3月に始まった地方圏の高速道路料金を休日に上限1000円とする大幅割引も当面は継続する方針を表明した。《共同通信》

【藤井裕久財務相】予算の年内編成を表明

藤井裕久財務相は17日の日本テレビ番組で、2010年度予算案について「年内編成をやって、年度当初から執行する」と表明した。民主党が衆院選マニフェスト(政権公約)に明記した中学卒業まで月2万6千円(初年度は半額)支給する子ども手当に関しては「来年の4月から出す」と指摘。高校の実質無償化なども来年度から実施する考えを示した。

追加経済対策のための今年度第2次補正予算案の必要性を巡っては「秋深いころにどういう経済の環境かもう少し見極めたい」と強調した。財務省と国家戦略局の役割分担については「予算編成はあくまでも財務省の仕事」と指摘した。《日経新聞》

【福島瑞穂消費者担当相】「国民の命を守っていくためがんばる」

消費者担当相に就いた社民党の福島瑞穂党首は記者会見の冒頭、「国民の命を守っていくためがんばる」と強調。1日に発足したばかりの消費者庁を「もっと大きく育てていく」と話した。民主党が、前内閣が官僚出身者を据えた長官人事の見直しも示唆している点については「人事権を持つ鳩山首相と十分協議する」と述べるにとどめた。

社民党は消費者庁設置法案を巡り当時の政府・与党と民主が対立した際、間に入って廃案を防いだ経緯があり、同庁幹部の1人は「消費者庁の活動を軌道に乗せることを優先してくれるのでは」と期待する。

弁護士出身の福島氏には「論理がしっかりしているので、ぶれない軸が必要な消費者庁に向いている」と歓迎する声もある。一方、他省庁ににらみをきかせる必要がある担当相としては「少数政党のトップで大丈夫か……」との懸念も。《日経新聞》

【岡田克也外相】普天間基地の県外移設を要求

岡田克也外相は17日未明の就任記者会見で、米軍普天間基地の移設問題について「(県外移設を)目指すという姿勢は変わっていない」と述べ、日米の合意修正を求めていく考えを示した。そのうえで「辺野古への移転は進んでおり、放置していけば、既成事実が積み重なっていく。議論は急がなければならない」と指摘した。

ただ外相は「あまりにも手足を縛ると身動きが取れなくなりかねない。多少選択肢を増やすこともある」と語り、米側との交渉には柔軟に対応する意向も明らかにした。《日経新聞》

【この日の民主党】

与党3党で連携を緊密にすることを確認

民主党はじめ、社民、国民新の3党初の与党国会対策委員長会談が、17日午後国会内で開かれ、「国民の生活が第一。」を実現するため、連携を緊密に図ることを確認した。

会談後、山岡賢次国対委員長は記者団に、「議院運営委員会などでは野党になった自民党が手負いの獅子のように噛みついてきている。与党は統一して、『国民の生活が第一。』ということで対応していく」と語り、鳩山政権を構成する与党3党が、国会対策の面でも協調していくこととした。

また、臨時国会の開催時期についても意見交換し、「各党幹部の意見、党内議論もあるが、10月中旬から下旬ではないか」との意見が出て、そこに向けて準備をしていく意向を明らかにした。

会談には民主党から山岡国対委員長のほか、三井辨雄国対委員長代理が、社民党からは辻元清美国対委員長、国民新党から下地幹郎国対委員長が出席した。《民主党ニュース》



9月17日 その日のできごと(何の日)