平成7515日目

2009/08/05

【民主党・鳩山由紀夫代表】「国民主導の政治に」

民主党の鳩山由紀夫代表が5日、衆院選立候補予定者を応援するため本県入り。坂井市の道の駅さかいで演説し、官僚主導から国民主導の政治に変えるため政権交代が必要と訴えた。

中部縦貫自動車道や北陸新幹線については「インフラの整備に古里のみなさんは大きな期待を寄せている」と言及し、配慮する姿勢を見せた。鳩山氏の来県は今年1月以来で、代表就任後は初めて。《福井新聞》

鳩山由紀夫代表は5日午前、福井県坂井市で、糸川まさあき・福井2区総支部長(前衆院議員)の街頭演説会で国民の皆さんの期待に応える政治を実現する決意を訴えた。

糸川総支部長は、この4年間、弱いものいじめの政治が続いてきたことを指摘し、一人で生きることが困難な人に対し、政治は本来手をさしのべる必要があると強調。国民主導の政治に変えていくとした。

また、30年経っても完成しない中部縦貫道、ゆっくりで地方の疲弊に手が打てない景気対策に言及。「やる気があるならスピード感を持って実行しなければならない」と語った。

「福井県の皆さんの声が国会に届くのが新しい政治だ。政治家が官僚に福井県の現状を伝え、政策を実行させていく政治が望まれている」と強調。スピード感と安心感をもって政治主導で政策を実行する決意を示し、政権交代を皆さんの手で起こしてほしいと語った。

鳩山代表は、芝生の広場に座る大勢の聴衆に、国民新党時代の糸川前議員の活躍にほれぼれとして「こういう若い政治家がのびやかに育ってくれればいいなあ」と思っていたことを紹介。

150日の先の通常国会の会期中に合計86回、多い日には1日4回も委員会で質問に立ったという記録を持つ糸川前議員は、非常に勉強熱心であらゆる分野に精通していることも挙げて「国民新党と民主党がしっかりタッグを組んで、政権交代を実現して国民の皆さんの期待に答え、連立政権をしっかりとお示しする、その申し子の人物だ」とした。

鳩山代表はまた「国民の皆さんの意志が通じる日本に、ふるさとに変えていく」と述べ、なぜ今はそうでないかの理由について、自民党とのなれ合いの中で、政策をすべて任せられた官僚が、自分たちの保身のために権力を行使してしまった結果だと説明した。

国民の皆さんのお気持ちを受け止めて政策に反省するような政治をつくると表明、当たり前のことを当たり前にやっていくとした。また「保守だとか革新だとかいう時代はもう終わっている。どちらが国民の皆さんの期待に応える政治になるか、これが勝負だ」と語った。

なお、鳩山代表は、演説会に先立ち、「道の駅さかい」に隣接し、農業による町おこしの拠点施設として平成13年にオープンした地域交流センター「いねす」で、旬の野菜や花、果実などの農産物直売所、レストランなど地産地消の取り組みを視察した。《民主党ニュース》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【アストロズ・松井稼頭央内野手】日米通算400盗塁

アストロズの松井稼頭央内野手(33)が金字塔を打ち立てた。5日、本拠地でのジャイアンツ戦に1番・二塁で出場し5打数1安打1打点。内野安打で出塁した2回に二盗を決め、日米通算400盗塁を達成した。

400盗塁は日本人9人目。メジャー6年間での盗塁成功率84.7%は現役選手3位の好成績だ。また、日米通算2000安打まではあと7本とした。《スポニチ》

【この日の民主党】

党農林水産部門がJA全中に抗議

党『次の内閣』農林水産部門は5日午前、全国農協中央会(千代田区大手町)を訪れ、全国農協中央会ほか8団体が7月31日に発表した「日米FTA断固阻止等に関する声明」に対して、全国農協中央会富士専務理事ほかに、民主党のFTA及びWTO交渉に関するこれまでの対応を説明するとともに、民主党に対する事実関係の照会や真意の確認をいっさい行わずにこのような声明を出したことに遺憾の意を表明。「日米FTA断固措置等に関する声明」(下記ダウンロード参照)を手渡し、強く抗議をした。

同日午後には、農林水産省で記者会見を行い、全国農協中央会へ手渡した声明を示し、この中で平野達男参議院議員より「党内で十分に議論を尽くしてつくられた『政策集INDEX2009』では『米国との間で自由貿易協定(FTA)を推進し、貿易・投資の自由化を進めます』とされていたものが、マニフェストでは『米国との間で自由貿易協定(FTA)を締結し、貿易・投資の自由化を進める』とされたことをもって、一部の政党から民主党は『すべての農林水産物の関税を撤廃する』とのデマが振りまかれ、地域で混乱を来している」と説明。

民主党としては、「日本の農林漁業・農山漁村の再生とFTAの推進」「民主党農業政策に対する自民党のいわれなき攻撃について」(それぞれ下記関連記事参照)を発表しており、また、本日全国農協中央会に対しても、民主党の真意を明らかにしていると説明。しかしながら、マニフェストの表現が誤解を与えたことは否定できないことから、「今週中に適切な表現に変更することで党内の意見は一致している」と語った。《民主党ニュース》



8月5日 その日のできごと(何の日)