平成7508日目

2009/07/29

【麻生太郎首相】中国・九州地方の豪雨被災地を訪問

麻生首相は29日朝、中国地方の豪雨災害で大きな被害を受けた山口県防府市の被災現場を視察するため、航空自衛隊のU4多用途支援機で羽田空港を出発し、同日午前10時半過ぎに山口宇部空港に到着した。

現地で、二井関成・山口県知事らから被災状況の説明を受けた首相は、「財政支援については柔軟に対応したい。なるべく早くやらないといけないと思っている」と表明した。

首相はその後、バスに乗って防府市下右田の国道262号付近の土砂崩れ現場や、被災した特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」を訪ね、被災者や復旧活動に従事する自衛隊員らを激励した。首相は視察後、防府市内で記者団に、「防府市以外でも災害が起きているので、速やかに対応できるよう検討していきたい」と語った。《読売新聞》

平成21年7月29日、麻生総理は、7月19日から26日に中国地方及び九州北部地方で発生した豪雨「平成21年7月中国・九州北部豪雨」の被災地を訪れ、被災状況を視察し、被災された住民の方々等を激励しました。

視察に先立ち麻生総理は、山口宇部空港で二井関成山口県知事と面会し、被災状況の説明を受けました。続いて、防府市の土砂崩れが起きた国道262号付近を訪れ、被災された住民の方々や復旧活動に従事する自衛隊員らを激励しました。また、土石流に襲われた特別養護老人ホーム「ライフケア高砂」を訪れ、亡くなられた方々に献花と黙とうを捧げ、冥福を祈りました。麻生首相は「亡くなられた方々にご冥福をお祈り申し上げます。また遺族になられた方々に心からお悔やみを申し上げます。いろいろ復旧をやらねばならぬと思っております」と述べました。

予定していたヘリコプターによる上空からの視察は悪天候のため取りやめとなりましたが、この後福岡県に移動し、九州自動車道の土砂崩れ現場を訪問しました。まず、被災状況を視察し、亡くなられた方々に献花と黙とうを捧げました。続いて、那珂川町役場を訪れ、被害状況の説明を受け、被災された住民の方々を激励しました。また麻生渡福岡知事から、災害対策の要望書を受け取りました。

一連の視察終了後麻生総理は、「亡くなられた方々にお悔やみを申し上げると同時に、今被害に遭われている方々に心からお見舞い申し上げます。現実に来てみると、状況がよく分かります。来てよかった、良い参考になったと思います。」と述べました。また、麻生知事からの要望書については「できるものから順次、迅速に対応していきたいと思っております」と述べました。《首相官邸》




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【世界水泳・男子200mバタフライ】松田丈志選手、銅メダル獲得

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水泳の世界選手権第13日は29日、ローマで行われ、競泳男子200メートルバタフライ決勝で北京五輪同種目3位の松田丈志(レオパレス21)が1分53秒52で銅メダルを獲得した。同五輪覇者のマイケル・フェルプス(米国)が1分51秒51の世界新記録で優勝。《時事通信》

【この日の民主党】

鳩山由紀夫代表「給油延長せず」

民主党の鳩山由紀夫代表は29日、8月30日投開票の衆院選で政権交代した場合、インド洋での海上自衛隊による給油活動の対応について「基本的に延長しないというのが我々の立場だ」と述べ、来年1月の期限切れ後は海自を撤退させる考えを明らかにした。熊本県菊陽町で記者団の質問に答えた。

鳩山氏は「海自の船も出て、それなりの仕事もしている。それを突然、政権取ったら明日戻ってこいというのは無理な話だ」と指摘。その上で「米国のオバマ大統領との信頼関係を築き、しっかりした結論を見いだしたい」と述べ、米国と協議しながら撤退時期や給油活動以外のアフガニスタン支援策を検討する意向を示した。

民主党は27日に発表した衆院選マニフェスト(政権公約)でインド洋での海自による給油活動の賛否に触れなかった。即時撤退を主張してきた社民党の福島瑞穂党首が「政権が近くなったから考えを変えるのはおかしい。民主党のブレは看過できない」と批判するなど、国会対応で共闘してきた野党からの反発を招いたうえ、与党の攻撃材料ともなっていた。《日経新聞》

幹事長「(給油)政権を取ったら情報を得て判断」

岡田幹事長は29日夕、インド洋での給油活動について問われ、「政権を取ったらいろいろと情報を得て判断するが、原則は変わっていない。われわれは一貫している」と明言した。

岡田幹事長は、愛知県、特に同県9区の現状と、河村名古屋市長との連携について聞かれ、「河村市長とはよく連携していく。ここ9区については、岡本さんには堂々とぶつかって頑張ってほしい」と答えた。

麻生首相の活動については、「業界団体ばかりを廻るのではなく、しっかり街頭に出て国民に訴えるべきだ。政策論争をしたいが、前面に出せない人が総理をやっていたら困る」と苦言を呈した。

また、岐阜県については、「保守地盤が強いところだが、こちらも何とか頑張ってほしい」と述べた。

インド洋上での給油活動を延長しないという鳩山由紀夫代表の発言についての見解を問われた岡田幹事長は、「基本的な方針は変わっていない。しかし、政権が変わったから直ちに戻せということは、外交の継続性からいって問題がある」と語った。その上で、政権を取ってから日米間の信頼関係を深めていくこと、また、政権をとれば現在得られていない詳しい情報を得ることもできるとして、そういう状況の中で判断していくとして、「原則は変わっていない。今のままで1月以降も単純に延長することはありえない。鳩山代表の発言もまったく一貫している」と答えた。

国と地方自治体との協議機関について、マニフェストに盛り込まれていなかったことに対して岡田幹事長は、「政策集には書いてある。しかし、ある意味話題になったことでもあり、マニフェストに書いておいたほうが良いと思う」との認識を示し、他の事柄も含め、よく検討し、最終的なマニフェストに掲載する可能性があるとした。《民主党ニュース》



7月29日 その日のできごと(何の日)