平成7504日目

2009/07/25

【この日の民主党】

「革命的な改革の志」で政治変えよう 鳩山代表

鳩山由紀夫代表は25日、大阪府の総支部長たちと街頭に立ち、「国民の皆さんの、国民の皆さんによる、国民の皆さんのための政治というものを、今こそ、革命的な改革の志を持って作りだしていかなければならない」と訴えた。

同日午前中には、大谷啓・大阪府第15区総支部長と富田林駅前でマイクを握った。大谷総支部長は「政権交代は目的ではない。皆さん方一人ひとりの力で新しい政治を作る第一歩だ。民主党は国民の皆さんの声を聞きながら、しっかりとその受け皿になる。皆さんの声が響く政治、皆さんの生活、暮らしのための政治を作っていく」と決意を語った。

午後には、長尾たかし・同14区総支部長と柏原駅前に立った。長尾総支部長は、年金制度改革の必要性を訴え、定額給付金や後期高齢者医療制度を例に、今の自公政権は国民の皆さんの声を受け止めた政治を行っていないと指摘。

「きたるべき総選挙は、明治維新以来の革命的な総選挙になるはずだ」として、官僚社会主義国家から真の国民主権国家への転換を呼びかけた。

長尾総支部長はまた、16年間サラリーマン生活を過ごした自分だからこそ国民の目線、立場に立った政策を実行できるとの認識を示し、「まずは景気だ」ではなく「まずは生活に安心と安全をつくることが唯一の景気対策だ」と訴えた。

千林大宮駅前では、村上ふみよし・同6区総支部長と街頭宣伝を行った。村上総支部長は、次期衆院選の位置づけについて「これからの日本の方向性を決める国民の皆さん一人ひとりの決断によって次の時代の政治を作る」と指摘。「今のままの政治では同じことの繰り返しになる。だから変えよう」と日本の政治、政策転換の必要性を訴えた。

さらに夕刻、はぎはら仁・同2区総支部長と喜連瓜破駅近くで活動。はぎはら総支部長は、子どもたちの未来のためにも政権交代が必要であるという考えを示し、その後に実行する「国民の生活が第一。」の民主党の政策を説明した。

鳩山代表は「歴史の傍観者でいれば、政治はますます後ずさりするだけだ。決して皆さんの期待する政治は戻ってこない。でももし皆さんが、歴史の傍観者ではなく、歴史を動かそう、作ろうと思い、勇気を一人ひとりが発揮されれば、この国、日本の政治の歴史は大きく前進する。皆さん、歴史を作ろう」と訴えた。

民主党の政策に対して、政府与党から必ず「財源はどうする」という声が聞こえてくるが、財源を示すのは本来、野党の仕事ではないことにも言及。昨日、公明党が発表したマニフェストに財源があまり明記されなかったことを挙げて、あべこべだと指摘した。そのうえで、ムダ遣いをなくしたり、優先順位の高い事業から行ったりすることで財源を見いだすことができると説明した。《民主党ニュース》




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【ボクシング・嶋田雄大選手】戴冠ならず

WBA世界ライト級タイトルマッチは25日(日本時間26日)、アフリカ南部ナミビアの首都ウィントフークで行われ、37歳11カ月の嶋田雄大(ヨネクラ)が王者パウルス・モーゼス(31=ナミビア)に0―3で判定負けした。2回、青コーナー付近の濡れたマットに足を滑らせた嶋田は左太腿裏を負傷。最大11ポイント差の完敗にも「足がつった状態が12回まで続いた」と不満を漏らした。

南半球に位置するナミビアは真冬。会場のテントの外では気温が3度にまで冷え込んだ影響も否めない。「届く範囲の相手。再戦を希望したい」。世界ベルトにこだわり続ける男は、8月13日に38歳の誕生日を迎える。《スポニチ》

【与野党】幹部が熱く訴え

衆院解散から初めての週末を迎えた25日、各党の主要幹部らはそれぞれの戦略で支持拡大を訴えた。8月30日投開票の衆院選に向け、夏の戦いが熱を帯びてきた。

麻生太郎首相(自民党総裁)は解散翌日の22日から建設、不動産業界など「団体回り」に力を入れる。この日も横浜市に出向き、出身母体でもある日本青年会議所(JC)の会合に出席した。

約30年前の自らの日本JC会頭選を「(福岡県飯塚市の)小さな小さなJCから(立候補して)勝てる目はほぼ100%なかったが、勝つことができた」と振り返り、劣勢が予想される衆院選での反転攻勢を期した。

午後は仙台市内のホテルで開く自民党宮城県連主催のセミナーで講演し、組織票固めに力を入れる。

公明党の太田昭宏代表は大阪市の長居公園で演説し「民主党の政策はくるくる変わって一貫性がない。ないないづくしの民主党は信頼できない」と語った。

一方、幹部による市街地での街頭演説を重視し、無党派層への浸透で政権交代を狙う民主党。鳩山由紀夫代表は大阪府富田林市内で演説し「一人の命も粗末にしない政治をつくる」と厳しい表情で訴えた。自民党の細田博之幹事長が報道各社のインタビューで政治報道のあり方について「国民の程度かもしれない」と発言したことにも触れ「政治家が決して持ってはいけない考えだ。私たちは徹底的に国民を信頼する」と強調した。《日経新聞》

【麻生太郎首相】「高齢者は働くしか才能がない」

麻生太郎首相は25日、横浜市内で開かれた日本青年会議所の会合で、高齢化対策に関し「高齢者は働くことしか才能がない。80歳を過ぎて遊びを覚えても遅い」と述べた。

この後の仙台市での講演では、この発言について「元気な高齢者に働ける場をつくることが、活力のある新しい社会になると申し上げた。誤解を与えたようだ」と釈明したが、野党各党は「高齢者への侮辱だ」(志位和夫共産党委員長)と強く批判した。《共同通信》



7月25日 その日のできごと(何の日)