平成7488日目
2009/07/09
【この日の麻生総理】
ラクイラ・サミット(第2日目)
平成21年7月9日(現地時間)、ラクイラ・サミット出席のためイタリアのラクイラを訪問中の麻生総理は、ロシアのドミトリー・アナトリエヴィチ・メドヴェージェフ大統領と会談を行いました。会談では、アジア太平洋地域における戦略的に重要なパートナーとしての関係を構築するための話合いを行いました。また、領土問題、アジア太平洋地域における安全保障問題などについて協議しました。
その後行われた午前中の拡大ワーキング・セッションには、主要8カ国に加えて欧州連合(EU)、中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカの新興5カ国、そしてエジプトを加えた15カ国・機関が参加し、世界経済や自由貿易体制などについて協議しました。そして世界貿易機関(WTO)のドーハ・ラウンド(多角的貿易交渉)を促進することなどを盛り込んだ初の共同宣言を採択しました。
午後からは主要経済国フォーラム(MEF)が開かれ、地球温暖化対策について議論が交わされました。
また、麻生総理はブラジル連邦共和国のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領と会談を行い、在日ブラジル人やブラジルで活動する日本企業等のための両国間の社会保障協定の締結などについて話し合いました。また、ブラジルでの高速鉄道計画に関連して、麻生総理から、日本の新幹線の優秀性やそれを運用するための技術支援などについて説明しました。
その後、イタリア共和国のジョルジョ・ナポリターノ大統領主催の夕食会に出席した後、カナダのスティーブン・ハーパー首相と会談を行いました。《首相官邸》
ロシア・メドベージェフ大統領と会談
麻生太郎首相は9日朝(日本時間9日夕)、主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)会場でロシアのメドベージェフ大統領と約1時間会談した。北方領土問題を中心に議論したが、具体的進展はなかった。双方受け入れ可能な解決策を模索するため、首脳レベルの協議を継続する方針で一致した。
大統領はロシア側の考え方のベースとして1956年の歯舞、色丹の両島を引き渡すとした日ソ共同宣言に言及した。ただ現世代での問題解決をめざして「独創的な型にはまらないアプローチ」であらゆる選択肢を検討する考えも訴えた。
大統領は北方領土を「我が国固有の領土」とうたう改正北方領土問題等解決促進特別措置法の成立に、ロシア議会が反発している状況を説明。「領土交渉を続ける上で環境整備を考えていく必要がある」と指摘した。《日経新聞》
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【宮崎県警】女子高生に「もんでくれないか」高校教諭を逮捕
女子高校生に自身の下半身を触らせたとして、宮崎県警は9日、県立日向工業高校教諭のA容疑者(39)を強制わいせつ容疑で逮捕し、発表した。「マッサージはさせたがわいせつ行為ではない」と容疑を否認しているという。
宮崎北署などによると、A容疑者は6月27日午後10時ごろ、宮崎市内の路上で、アルバイト帰りの高校2年の女子生徒(16)の自転車に自らぶつかっていって転倒。「足が痛い」などとうそをついて近くの駐車場に誘い込み、ズボンや下着を脱いで「もんでくれないか」と下半身を触らせた疑いがある。
女子生徒が帰宅後に母親に相談して被害届を提出した。《朝日新聞》
【横浜・工藤公康投手】通算600試合登板を達成
横浜の工藤が、9日の巨人戦の8回途中に登板し通算600試合登板を達成。プロ野球34人目。初登板は西武時代の82年4月10日の阪急戦。工藤は「最近つくづく、自分一人では大したことはできないと感じる。支えてくれた人みんなに感謝」と語った。《スポニチ》
【この日の民主党】
内閣不信任案提出は都議選の結果を見て判断 鳩山代表
鳩山由紀夫代表は、9日夕党本部で、記者団に麻生内閣への不信任決議案の提出時期について、「都議選の結果を見る必要がある。東京都民の麻生政権への批判がどれだけ強いかを見て判断することになる」と語った。
また、「臓器移植法案など成立させる必要のある法案の審議状況を見ながら、国民世論や他の野党の考えもある」と述べ、都議選の結果を重視しながらも、さまざまな状況を慎重に見極める考えを示した。
さらに、臓器移植法案の審議はそんなに長くかからないのではないかとの見通しを語った。しかし、不信任案が提出された場合は審議はストップすることになるとの認識を明らかにした。《民主党ニュース》