平成7474日目

2009/06/25

【この日の麻生総理】

日本記者クラブで講演

麻生太郎首相は25日夕、日本記者クラブで会見し、衆院解散・総選挙について「今日時期を申し上げることはないが、そう遠くない」と述べた。検討している「7月上旬解散ー8月2日衆院選」を視野に早期解散を探る考えを示したとみられる。《共同通信》

平成21年6月25日、麻生総理は都内の日本記者クラブで、「私の目指す安心社会」と題して講演を行いました。この講演では、6月15日にまとめた「安心社会実現会議報告」を、日本が目指すべき安心社会の「見取り図」と「道筋」を描いたものとして、説明を行いながら、目指すべき安心社会について述べました。

麻生総理は講演の中で、「これからの安心社会は、これまでの延長線では実現できないと考えております。これから日本が目指すべき安心社会は、私たちみんなでつくりあげていくものです。安心は、決して『いたれり、つくせり』の受け身の安心社会ではありません。国民一人ひとりが、役割と責任を分かち合う。そして、家族や地域で、また、世代を超えて、共に支え、信頼し合える社会をつくりあげることです。4月に発表した『未来開拓戦略』と、6月にまとめた『安心社会実現会議報告書』が、安心社会への地図です。これに沿って、安心社会を実現してまいります。」と述べました。

そして結びに、「多くの国民が日本の政治に不満を持っています。それは『国民の期待に、政治が応えていない』ということです。私は、このことについて真剣に反省しなければならないと考えています。国民の政治への信頼を回復するためには魔法も即効薬もありません。国民の不満と要求に対し、一つひとつに応え、信頼を回復するしかありません。私は日本の政治を変えます。『日本を守るために変える』それが、日本を再び強く明るい国に変えるのです。次なる発展に、私は責任を持ちます。」と締めくくりました。《首相官邸》

麻生総理スピーチ 「私の目指す安心社会」-平成21年6月25日|政府インターネットテレビ

政府インターネットテレビの動画です。




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【トヨタ自動車・豊田章男社長】「どん底からのスタート」

トヨタ自動車の豊田章男社長(53)は25日、都内で就任後初の記者会見を開いた。世界不況を受け2年連続の巨額赤字を見込む中、「どん底からのスタート」と心境を述べ「3期連続の赤字を回避するため、できる限りの手を打っていきたい」と、抜本的な経営改革を進めて2011年3月期には黒字転換を目指す考えを示した。《共同通信》

【ファラ・フォーセットさん】死去

米人気テレビドラマシリーズ「チャーリーズ・エンジェル」の女性探偵役などで知られる米女優ファラ・フォーセットさんが25日、ロサンゼルス郊外の病院で死去した。がんで闘病生活を送っていた。62歳だった。広報担当者が明らかにした。

米テキサス州生まれ。モデルとして注目を浴び、映画界入り。1976年に放映が始まった「チャーリーズ・エンジェル」に、難事件を次々に解決する美ぼうの女性探偵3人の一員、ジル役として出演。美しい金髪と笑顔でファンを魅了し「初代エンジェル」として一躍人気となった。《日刊スポーツ》

【マイケル・ジャクソンさん】死去

米ポップス界のスーパースター、マイケル・ジャクソンさんが25日、ロサンゼルスの病院で死去した。50歳だった。米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)が当局者の話として伝えたところによると、死因は心不全。

各種報道によると、ジャクソンさんはロサンゼルス近郊の自宅で心臓発作を起こし、同日昼(日本時間26日未明)ごろ、呼吸停止状態のまま、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)メディカルセンターに搬送、蘇生(そせい)措置を施されたものの、帰らぬ人となった。《時事通信》

【この日の民主党】

静岡から思いやりの社会の発信を 鳩山代表

鳩山由紀夫代表は25日夕、民主党が推薦する静岡県知事選挙候補者応援のため静岡県を訪れ、JR静岡駅付近で開かれた街頭演説会に参加。政治の変化を期待し集まった約1500名の聴衆を前に、静岡から政権交代へのさらなるうねりをと訴えた。

まず、静岡県連会長の榛葉賀津也参院議員は、静岡県知事選挙は今後の日本政治を占うものだとして、「380万人の県民一人ひとりのふるさとへの思い、本気で今の政治を変えようとしているかが問われている。静岡から日本を変えよう」と呼びかけた。

街頭演説会では続いて、藤本祐司参院議員が「民主党は、税金の使い方を改めることで暮らしに不安のない日本をつくっていく。弱い立場の人々のための政治を行っていく」と主張。「ムダ遣いを1円たりとも許さない」との考え方を共有するのが民主党の推薦する候補者だと紹介、国民の皆さんと同じ目線で県政を改めていくことが必要だと力説した。

牧野聖修・静岡県第1区総支部長は、この知事選挙は「行き詰った県政を県民の手に取り戻す戦い」だと宣言。これまで高級官僚出身、政治家出身の知事しかいなかった静岡県において、県民の代表の知事を誕生させることの意義、その必要性を述べた。そのうえで、まずは県政を変え、その力を借りて政権交代を実現させていくとして、「鳩山代表のもと民主党政権をつくるための責任がある。その一翼を担っていく」と決意を表明。「国民の皆さんのしあわせのため、官僚主導から『国民の生活が第一。』の政治を実現していく」と語り、最後は「静岡が変われば日本は変わる。県民のための県政樹立によって政治の流れを変えていこう」と力強く訴えた。

「総理大臣!」との声も飛び交い、大声援に包まれるなかマイクを握った鳩山代表は、静岡県を日本一の理想郷に仕立て上げるために協力していくと表明。民主党は政権交代を果たすことで国政において官僚政治の打破、天下りを根絶することを誓うが、その前に静岡において脱官僚、天下りのない公平公正な社会をつくりだしてほしいと述べた。

鳩山代表は、「人の幸せを自分の幸せと感じられるような社会をつくりたい」との思いを語り、自身が掲げる「友愛」社会の実現によって、「日本人が本来持っていた人を思いやる精神を取り戻し、一人ひとりの居場所がある、人の役に立っていると感じられる社会をつくりたい」と重ねて訴えた。

また、弱い者の立場に立つのが政治だとして、人の不幸をなくす政治を目指すとも主張。「思いやりの社会を静岡から発信させてほしい。友愛のモデルをつくっていただきたい」と求めた。

最後は細野豪志衆院議員(同県第5区総支部長)の音頭のもと皆でガンバローコールを三唱。「静岡県から日本を変える」ため一致結束を誓って演説会を締めくくった。《民主党ニュース》



6月25日 その日のできごと(何の日)