平成7371日目

2009/03/14

【この日の麻生総理】

ソマリア・アデン湾派遣艦艇出港行事

平成21年3月14日、麻生総理は広島県呉市の海上自衛隊呉基地で行われたソマリア・アデン湾派遣艦艇出港行事に出席しました。

前日、政府は安全保障会議を開催し、ソマリア沖の海賊対策のため、自衛隊法に基づく海上警備行動で海上自衛隊を派遣することを決めました。これを受けて浜田防衛大臣は海上警備行動を発令し、海上自衛隊に派遣を命じました。

護衛艦「さざなみ」と「さみだれ」の2隻が、ソマリア・アデン湾で海賊事案に対処し、海上における日本国民の生命及び財産の保護に取り組みます。

麻生総理は訓示で、「今般、派遣される諸官の任務は、海賊行為を防止することであり、危険と困難が伴う、新たな任務であります。今回の任務には、海上自衛官と海上保安官の協力、政府と船舶関係者の協力、そして、日本と各国との連携という、これまでにない大きな特徴があります。私は、こうした協力と連携によって、困難を乗り越え、日本を含む各国の船舶の安全航行が確保されていくものと確信をしています。」と述べました。

行事は、麻生総理の訓示に続いて、浜田防衛大臣訓示、来賓挨拶、出港挨拶が行われた後、呉基地を出港する護衛艦2隻を見送りました。《首相官邸》

「民主党は無責任」

麻生太郎首相は14日、広島県呉市で開かれた自民党県連主催の演説会で講演し、民主党の政策や小沢一郎代表の発言をやり玉に挙げ「無責任だ」と強く批判した。

首相は小沢氏が在日米軍再編をめぐり「極東における米国のプレゼンス(存在)は第7艦隊で十分」と発言したことを引き合いに出し「衛生と称してロケットを打ち上げると言ってきた国が隣にある。第7艦隊で十分というなら、猛烈な勢いで防衛予算を増やさない限り対応できない」と指摘した。《共同通信》




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【この日の民主党】

今ここで政権交代できなければこの国はどうなる 鳩山幹事長

鳩山由紀夫幹事長は14日午後、北海道市内で開催された民主党北海道2009年政治セミナー「チェンジ!政権。躍進の集い」に参加。1000名を超す聴衆を前に政権交代に向けて、熱い講演を行った。

鳩山幹事長はまず、小沢一郎代表の秘書問題を取り上げ、ご心配をおかけしたことに対し陳謝した。一方、政治資金規正法の虚偽記載という本来なら行政指導で済む問題が、なぜこの時期に逮捕されなければならないのかと疑問を呈し、漆間官房副長官の発言を問題視、検察は説明責任を果たすべきだと訴えた。また、小沢代表はこの疑惑について、国民の皆さんに説明責任を果たそうと努力していると説明。政治とカネの問題に関しては、改めて岡田克也副代表(政治改革推進本部長)のもとに徹底的に議論し、政治とカネにクリーンな民主党の姿を示していくとした。

そのうえで、「今ここで政権交代ができなければこの国はどうなるのか。自公政権が続くとこの国の未来はあるのか」と提起。「何としてもこの難局を乗り越えなければならない。挫けている猶予はない」として、オバマ新大統領誕生による米国のチェンジ同様に、日本においても政権交代の必要性を訴えた。

鳩山幹事長は定額給付金にも言及、「2兆円あれば100万人の雇用創出が可能、森林の再生や介護等、必要なところに必要な資金を手当てすることで日本の病を手当てすることできた」と主張。自公政権の党利党略によるものだと批判する一方、このような政治を蔓延させた原因は野党にも責任があるとして、「緊張感をもって国民の思いを受け止める政治に変化させなければならないぎりぎりの時期にきている」と語った。未曾有の経済危機においてなぜ消費税増税が争点となるのか、と官僚主導の発想が垣間見られると指摘。「未曾有の経済危機においては、前例主義の官僚主導ではなく、国民の意思を受け止めた政治家主導の政治が必要だと訴えた。

最後に、国から地方への権限と財源の大幅移譲による真の意味での地域主権の必要性を強調。「地域のことは地域で決める日本に育て上げることが大事なとき」だとして、税金のムダ遣い、官僚の天下りをなくし、地域の優先順位によって政策が決められる、道民の声が聞こえる政治を実現すると表明、「政権交代によりのみこの国の政治は蘇ると確信を持っている」と決意を語った。《民主党ニュース》



3月14日 その日のできごと(何の日)