平成7368日目
2009/03/11
【この日の麻生総理】
北方領土高校生弁論大会受賞者による表敬
平成21年3月11日、麻生総理は総理大臣官邸で、第23回北方領土高校生弁論大会において最優秀賞及び優秀賞を受賞した高校生の表敬を受け懇談しました。
この弁論大会は、次代を担う若者たちに北方領土問題や返還運動に関心をもってもらい、国民世論のより一層の高揚を図るため、北海道の高校生を対象に行われており、今年は1月24日に札幌市で開催され、最優秀賞を小林百絵さん(函館白百合学園高等学校-写真左)、優秀賞を西山あかりさん(北海道札幌月寒高等学校-写真右)がそれぞれ受賞しました。
麻生総理は、「若い世代が北方領土問題に関する関心を持ち続けることが重要なので、引き続き頑張ってほしい。」と激励しました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【北朝鮮による日本人拉致事件】田口さん家族と金賢姫元工作員が面会
北朝鮮による拉致被害者、田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄、飯塚繁雄さん(70)と、田口さんの長男、飯塚耕一郎さん(32)は11日午前、田口さんから日本人化教育を受けた大韓航空機爆破事件実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元北朝鮮工作員(47)と韓国・釜山市内で面会した。家族と金元工作員の面会は初めて。耕一郎さんと金元工作員は涙ぐみながら抱き合った。
午前11時、面会会場で待っていた繁雄さんと耕一郎さんのところへ、黒色スーツ姿の金元工作員が姿を見せた。数メートル離れたところで互いに一礼。繁雄さんが手を差し出しながら近づき、「こんにちは、(今日は)ありがとうございます」とあいさつ。「これが耕一郎です」と紹介すると、金元工作員は耕一郎さんをしっかりと抱きしめて涙を流し、日本語で耕一郎さんに「お母さんは生きていますよ。写真で見ましたけれど、似ていますね。お兄さんも…」と語りかけた。そして、「私も早く会いたいと思っていました」とも。
約5分間の「初対面」では、繁雄さんは、田口さんがファンだった歌手の沢田研二さんのCDアルバム「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」やお菓子、レースのハンカチーフなどを手渡し、金元工作員からも繁雄さんにお返しに記念品を手渡した。
東京・池袋の飲食店に勤めていた田口さんは昭和53年6月に拉致され、56年から7月から58年3月にかけての約20カ月間、金元工作員と同居して日本人化教育に従事させられた。
金元工作員は昨秋以降、韓国の月刊誌などを通じ、田口さんの家族との面会希望を明らかにし、飯塚さんらも面会の意向を持ち続けていたことから、日韓両政府が調整を進めていた。《産経新聞》
【大阪・道頓堀】カーネル人形、24年ぶりに「復元」
阪神タイガースが1985年にリーグ優勝した際、ファンが投げ込んだとみられる「日本ケンタッキー・フライド・チキン」のカーネル・サンダース人形の下半身と右手が11日、大阪市の道頓堀川で見つかった。10日には上半身が見つかっており、人形は約24年ぶりに“復元“された。
阪神の真弓明信監督は11日、取材に「これだけ話題になるなら、甲子園に持ってこなあかんやろ」と強調。一方、日本ケンタッキーは「渡していただけるならぜひ引き取りたい。その後、甲子園に飾ることも含め対応を考える」としている。《デイリースポーツ》
【自民党・武部勤元幹事長】「新総裁で衆院選」
自民党の武部勤元幹事長は11日、新人議員らとつくる「新しい風」の会合で次期衆院選について「新しいリーダーを立てて新しい政権構想を掲げることが大事だ」と述べ、麻生太郎首相に代わる新総裁で衆院選に臨むべきだとの考えを重ねて表明した。衆院選の時期は9月の任期満了時が望ましいとした。《共同通信》
【この日の民主党】
[次の内閣]政権交代実現に向け党内結束を呼びかけ 鳩山幹事長
民主党『次の内閣』は11日午後、党本部にて閣議を開催した。
鳩山由紀夫『次の内閣』ネクスト国務大臣(幹事長)は冒頭の挨拶のなかで、『次の内閣』のメンバーに対し、「政権を明け渡したくない人々からの強い抵抗が予想されるなか、党内結束が必要」と呼びかけた。
また、派遣法改正に関して同日16時から民主・社民両党幹事長で今後の努力目標を確認しあうことを明らかにした。
法案等の取扱いではまず、「会計検査院法の一部を改正する法律案」、「予算執行職員等の責任に関する法律の一部を改正する法律案」、「地方自治法の一部を改正する法律案」について、武正公一決算・行政監視調査会長、尾立源幸同主査が中間報告。法案の概要、方向性を確認し、提起された論点を踏まえてさらに検討していくこととした。
「公共サービス基本法案」については原口一博ネクスト総務大臣が、公共サービスのあり方について民主党がとりまとめた本法案に関して与野党の修正協議の経過を報告。修正内容を了承するとともに、総務委員長提案として成立させるべく、引続き協議を重ねていくことを了承した。
「歯の健康の保持の推進に関する法律案」、「身体障害者福祉法の一部を改正する法律案」については法案担当者の大久保潔重参議院議員が説明。いずれも再提出であり法案内容を了承した。
学校教育力の向上を目的とする「教育職員免許改革法案」、「学校教育環境整備法案」、「教員数拡充法案」の法案内容を閣議として了承し、再提出の手続きに入ることとした。今回の再提出にあたっての変更点として特に、「学校教育環境整備法案」において学校教育の環境の整備の基本方針の規定に、中学校夜間学級の整備、外国人の子どもに対する学校教育の環境の整備などを念頭に置いた規定を追加することを盛り込んだとした。
そのほか、「年金記録の訂正等に伴い年金給付の支給が行われる者に対し当該年金給付の利息に相当する金額の支給に関する法律案(仮)」(「年金利息支払法案」)の法案化に取り組んでいくことを確認した。
閣議後の会見で直嶋正行ネクスト官房長官(政調会長)は、企業献金のあり方について問われ、党内でも様々な意見があるとしたうえで、国民の皆さんの意識も高く、議論して考えを整理していきたいと明言。その場合にはより厳しく、透明性を高めるものになるだろうとの見解を示した。《民主党ニュース》