平成7360日目
2009/03/03
【この日の麻生総理】
経済財政諮問会議
平成21年3月3日、麻生総理は総理大臣官邸で経済財政諮問会議を開催しました。
この日の会議では、今後3回に渡って行う「成長戦略の集中審議」の第1回として、人口構造の高齢化に対応して大きな成長が予想され、雇用吸収のみならず付加価値を高めたサービス創出が期待されている「健康長寿」、我が国が底力を発揮するために日本経済の将来にとって戦略的に重要である分野を支えるための「人財力」、海外において高く評価されている我が国のマンガ、アニメ、放送などの「コンテンツ」について議論しました。
麻生総理は冒頭の挨拶で、「成長戦略はまず国民に夢を与えるものでなければならない。また、利害調整が難しい話もあるが、不退転の決意で臨まなければならない。」と述べました。そして、健康長寿分野については「地域の医師不足、高度医療不足の問題は、政府の総力を挙げて対応しなければ解決できない課題であり、厚生労働大臣に加え、関係大臣が連携して地域を支えてほしい。」、人財力分野については「国を挙げて人財力強化に取り組むべき。厚生労働大臣、文部科学大臣には、離職者に対する職業訓練を軸にしたセーフティネットの強化など、対策の充実に努めてほしい。」、コンテンツ分野については「車や鉄鋼に並ぶメイド・イン・ジャパンの輸出品にあがるよう、具体的方策を検討してほしい。」と指示しました。
今後、本日を含めて3回の諮問会議で成長戦略に関して議論を行い、3月末に向けて一定の方向性を見出す予定としています。《首相官邸》
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【麻生内閣】全閣僚が給付金を受給
麻生太郎首相と全閣僚は3日の閣僚懇談会で、定額給付金を受け取ることを申し合わせた。これを受け、明言を避けていた与謝野馨財務相ら4人と辞退の意向だった甘利明行政改革担当相が受給する考えを示した。
定額給付金などの財源を確保する2008年度第二次補正予算関連法案は3月4日の衆院本会議で再議決により成立する見通しで、採決に先立ち造反を封じ込める狙いがあるとみられる。《共同通信》
【陸山会事件】民主党・小沢一郎代表の秘書逮捕
多額の裏金を国内外で作っていたとされる準大手ゼネコン「西松建設」(東京)の政治献金に絡み、東京地検特捜部は3日、小沢一郎民主党代表の公設第1秘書で、同代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者も務めるA容疑者(47)を政治資金規正法違反(虚偽記載など)の疑いで逮捕。東京都港区にある陸山会など関係先を捜索した。A秘書は容疑を否認しているという。
A秘書は小沢代表の「側近中の側近」(周辺関係者)とされる。
他人名義での献金や、政党側以外への企業献金は政治資金規正法で禁じられているが、同秘書は、実際には西松建設からの政治献金であることを知りながら、03~06年分の陸山会の政治資金収支報告書に、同社OBが代表をしていた二つの政治団体から計2100万円の寄付を受けたように装う虚偽記載をした疑いなどが持たれている。《朝日新聞》