平成7249日目
2008/11/12
【この日の民主党】
政府・与党の定額給付金制度を「国民をばかにした制度」と酷評 鳩山幹事長
鳩山由紀夫幹事長は12日午後、国会内で、総額2兆円規模の定額給付金の対象となる所得制限の設定を巡る政府・与党の迷走ぶりについて記者団に語った。
冒頭、鳩山幹事長は政府・与党が給付の対象となる所得制限を1800万円とした上で、制限の設定は市区町村の裁量に委ねると決めたことに対して、「二転三転、四転五転六転、七転八倒と政府の体をなしていない。国民の皆さんにとっても極めて評判が悪い制度である」と切り捨て、「国民の皆さんからすれば、ばかにするなという話」と厳しく批判した。
また制度面についても「政府・与党自らが決められないから市区町村に丸投げするやり方はあまりにも無責任ではないか」と酷評。さらに、「選挙目当てのバラマキと批判を浴びたくないために、給付への所得制限を設け、その責任を全て市区町村に押し付けた」と強く非難した。
次に定額給付金による経済対策の効果について鳩山幹事長は、「かつて行われた給付金制度で効果が表れないことは実証済み。しかも現在の景気状況を見れば期待できないのは明らかである」と明確に否定した。
最後に定額給付金に関する財源について、「一体何を財源とするのか。当然その議論もしなければならない」とした上で、「国民をばかにした制度について、我々は到底賛成できるものではない」と埋蔵金で国民への買収行為を行う政府・与党に対して、国会審議を通じて徹底的に追及する考えを明らかにした。《民主党ニュース》
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【原辰徳氏】WBC日本代表監督就任会見
“侍ジャパン”が始動―。来年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表監督に就任した巨人の原辰徳監督(50)が12日、東京都内で就任会見を行い「先輩たちが築き上げてきた日本らしい戦い方をしていきたい。前回同様に世界一を目指す」と抱負を語った。
さらに、就任会見前に行われた第1回のスタッフ会議で、代表候補48選手を選出した。原監督は「大リーガーも含め、最強のチームをつくる」と意欲を見せた。また日本プロ野球組織(NPB)の加藤良三コミッショナーは日本代表の正式な愛称を「SAMURAI・JAPAN」に決定したと発表した。《スポニチ》
【 AFCチャンピオンズリーグ】ガンバ大阪、初優勝
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は12日、アデレードで決勝第2戦を行い、G大阪がアデレードを2―0で下し、2連勝で初優勝を果たした。西野朗監督(53)率いるG大阪は前半4、15分とFWルーカス(29)が2得点。昨年の浦和に続いて日本勢2連覇を果たし、賞金60万ドル(約5880万円)を獲得した。大会MVPにはMF遠藤保仁(28)が選ばれた。G大阪は12月に日本で行われるクラブW杯にアジア代表として初出場する。《スポニチ》
【トヨタ自動車・奥田碩相談役】マスコミの厚労省叩きは異常
トヨタ自動車の奥田碩相談役は12日、首相官邸で開かれた政府の有識者会議「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」で、年金記録問題などで厚労省に対する批判的な報道が相次いでいることについて、「朝から晩まで厚労省を批判している。あれだけ厚労省がたたかれるのはちょっと異常。何か報復でもしてやろうか。例えばスポンサーにならないとかね」とメディアへの不満をあらわにした。
奥田氏は同懇談会の座長を務めているが、会合の最後になって突然「個人的な意見だが、本当に腹が立っている」と厚労省に関する報道への不満を切り出し、こうした番組などからのスポンサー離れが「現実に起こっている」と述べた。
懇談会メンバーの浅野史郎・前宮城県知事が「マスコミは批判するために存在している。事実に反することを言われたら、スポンサーを降りるというのは言い過ぎだ」ととりなしたが、奥田氏は「(マスコミの)編集権に経営者は介入できないといわれるが、本当はやり方がある」と収まらない様子だった。
懇談会後、奥田氏は記者団に対し「批判はいいが、毎日、朝から晩までやられたら国民だって洗脳されてしまう。改革はしなければいけないが、厚労省はたたかれすぎだ」と語った。《産経新聞》
【麻生太郎首相】定額給付金与党合意「迅速、公平、良かった」
麻生太郎首相は12日昼、定額給付金に関する与党合意について「迅速で公平に、と申し上げていたので、大筋その線に沿って良かった」と評価した。所得制限の有無を各市町村の判断にゆだねたことい関しては「現場は混乱しないと思う。市町村が自分で決める。公平性には問題がない」と重ねて強調した。《共同通信》