平成7248日目

2008/11/11

【この日の麻生総理】

山崎宇宙飛行士による表敬

平成20年11月11日、麻生総理は総理大臣官邸で、平成22年2月以降に打ち上げ予定の米スペースシャトルに搭乗が決まった宇宙航空研究開発機構(JAXA)の山崎直子宇宙飛行士からの表敬を受け、麻生総理は「ぜひ日本を元気付けて」と激励しました。

山崎宇宙飛行士は日本人宇宙飛行士としては8人目、日本人女性としては向井千秋さん以来2人目となります。

現在フライトを予定しているJAXAの日本人宇宙飛行士は、国際宇宙ステーション(ISS)に約3ヶ月間滞在する予定の若田光一宇宙飛行士、ソユーズに乗ってISSに約6ヶ月間滞在する野口聡一宇宙飛行士、そして今回の山崎宇宙飛行士の3名となりました。

麻生総理夫妻主催昼食会

平成20年11月11日、麻生総理は千賀子夫人とともに総理大臣官邸で、スペイン王国国王フアン・カルロス1世陛下及び同王妃陛下を招き、昼食会を開催しました。

麻生総理は挨拶で、「私は外務大臣として、昨年の6月にスペインを訪問し、国王陛下に拝謁の機会を得ました。その際、日本政府を代表して、国王王妃両陛下に対する訪日の御招待を申し上げましたが、今回これが実現し、誠にうれしく存じておる次第です。」と述べました。《首相官邸》

消費税引き上げ法案「2年後にも提出」

麻生太郎首相は11日昼、消費税率引き上げに関し、景気好転を条件に2年後にも関連法案を提出する考えを示した。首相は3年後の消費税増税に繰り返し言及しているが、法案提出時期の発言は初めて。《共同通信》




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【山崎直子宇宙飛行士】2010年米シャトル搭乗決定

米航空宇宙局(NASA)と宇宙航空研究開発機構は11日、宇宙飛行士の山崎直子さん(37)が、2010年2月11日に打ち上げ予定の米スペースシャトルに搭乗すると発表した。山崎さんは今回が初飛行。宇宙機構の飛行士では7人目、日本人女性としては1994、98年の向井千秋さん(56)以来2人目となる。《時事通信》

【オグシオ】ペア解消を発表

オグシオの愛称で知られるバドミントン女子ダブルスの人気ペア、小椋久美子(25=三洋電機)、潮田玲子(25=同)が11日、東京・代々木第2体育館で記者会見し、5連覇が懸かる全日本総合選手権(13日開幕)を最後にコンビを解消すると発表した。

去就を迷っていた潮田は現役続行を表明したが「もう1回頑張ってみたいなという気持ちがわいてきたが、4年後のロンドン五輪は見えない」と話し、「ロンドンを目指したい」と五輪挑戦を表明していた小椋と温度差が生じたことで入社7年目の解散に至った。《日刊スポーツ》

【田母神俊雄前航空幕僚長】改憲を主張

歴史認識に関し政府見解を否定する論文を発表して更迭された田母神俊雄・前航空幕僚長は11日午前、参院外交防衛委員会での参考人招致で、憲法9条に関し「国を守ることについてこれほど意見が割れるものは直した方がいい」と述べ、改正すべきだとの考えを表明した。田母神氏は論文でも、集団的自衛権行使を容認すべきだと主張している。航空自衛隊の前最高幹部が憲法改正の持論を国会で正式に表明したことは、シビリアンコントロール(文民統制)との関連でも問題となりそうだ。

一方で田母神氏は、懸賞論文の募集について、航空幕僚監部の教育課長に紹介したことを明らかにした。教育課長は「自己啓発に役立つ」としてファクスで論文の存在を各部隊に周知させていたことが判明しており、田母神氏の関与で組織的に投稿を働き掛けていた疑いが濃厚となった。

懸賞論文には、田母神氏以外にも航空自衛官94人が応募。防衛省・自衛隊は各部隊への通知について「教育課長の判断で、田母神氏の関与は確認されていない」としていた。田母神氏は質疑で「私が指示すれば、千を超える数が集まる」と指示を否定した。

浜田靖一防衛相は、懲戒処分の手続きに入らなかった理由に関し「(懲戒手続きの審理の中で)政府見解と異なることを新たに主張され、自衛隊員の士気が落ちることは避けたかった」と釈明。田母神氏は懲戒処分の審理に入っていた場合の対応に関し「村山首相談話は政治声明だと思うので、われわれにも言論の自由があることを主張するつもりだった」と答弁した。《共同通信》

【この日の民主党】

麻生内閣の迷走・無策による政治空白を厳しく批判 菅直人代表代行

菅直人代表代行は11日の常任幹事会で挨拶、「政局より政策」「景気対策を最優先」と言いながら景気対策を実行できないでいる麻生首相の政治姿勢について、「麻生政権の自己否定であり、日本政治の最大の問題だ」と批判したうえ、景気対策を実行するための第2次補正予算案を今国会に提出せず、来年1月の通常国会まで先送りした場合には、「2ヵ月も空白ができることになる」として、麻生政権の打倒を目指す考えを明らかにした。

挨拶の中で、菅代表代行は「10月30日に麻生首相が追加経済対策を発表し、それを理由に衆議院解散・総選挙を先送りしてから2週間経ったが、第2次補正予算案の目玉とされている定額給付金の問題も解決されていないし、その他の対策も何一つ実行されていない。この2週間は麻生政権の空白そのものだ。もし第2次補正予算案が今月いっぱいに国会に提出されず、さらに1月まで出されなかったならば、2ヵ月も空白ができることになる。麻生内閣ができてから1カ月余り経ったが、麻生内閣のもとでは日本の政治は機能しない」と述べた。

それに関連し、鳩山由紀夫幹事長は麻生内閣の現状について「選挙管理内閣という役割を自ら放棄し、衆議院解散を先送りしたものの、追加経済対策では定額給付金も道路特定財源の一般財源化もまとめられない。これほどひどい閣内不統一は見たことがない」と厳しく批判。「麻生内閣は早晩持たなくなる」という小沢一郎代表の指摘の通り、解散・総選挙に向けて麻生政権を追い込み、選挙準備を着々と進めていく方針を示し、了承された。《民主党ニュース》



11月11日 その日のできごと(何の日)