平成7250日目

2008/11/13

【この日の麻生総理】

参議院 外交防衛委員会

平成20年11月13日、麻生総理は参議院 外交防衛委員会に出席し、補給支援特措法案について各委員からの質問に答弁しました。

その中で麻生総理は「国際社会の一員である日本の立場として、この中で我々が貢献をしている部分、各国から期待されている部分がこの給油ということであろうと存じます。日本の国益をかけ、日本自身のためにもなります。テロは世界に限らず日本も当然テロの対象になり得ます。この状況下にあって日本だけがアフガニスタンのテロとの闘いから撤収するということは考えられない。」と述べました。

また、今日出発する金融・世界経済に関する首脳会合に関する質問には「格付機関の在り方、また会計基準といったものも含めまして我々としては考えなければならない。金融決済システムの問題と中長期的な問題と両方を首脳間で話し合う必要がある。」と述べました。《首相官邸》

参院外交防衛委員会は13日午前、麻生太郎首相と関係閣僚が出席し、自衛隊のシビリアンコントロール(文民統制)などに関する集中審議を行った。麻生首相は、田母神俊雄前航空幕僚長の懸賞論文について「現役の航空幕僚長(の立場)というのが一番問題なんだろうと思う」と指摘。「侵略がないというなら(過去の侵略を謝罪した村山談話と)まったく正反対ということなので、(空幕長を)解任されたと理解している」と強調した。

首相はまた、田母神氏が空幕長就任以前にも同趣旨の論文を隊内誌に出していたことについて「論文が空幕長になる前、しかるべき立場にいるときから出ていたということも極めて不適切だ」との認識を示した。その上で、首相は「防衛省に対し、隊員の監督、教育のあり方について再発防止、再教育に万全を期すよう言っている」と述べた。

ただ、田母神氏の過去の言動と文民統制との関係について首相は「そのような状況を見過ごしていたのは問題だが、それが直ちにクーデターというのは少々話が飛躍しすぎではないか」と反論。浜田靖一防衛相は過去の論文での追加処分について「今回退職という処分をしたので、新たに処分ということは考えられない」と明言した。

集中審議は11日に行われた田母神氏の参考人質疑を踏まえ、野党側が要求。同委員会で審議中の新テロ対策特別措置法改正案は18日に締めくくりの総括質疑を行った後、同日中に採決される。《産経新聞》




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【サッカー・キリンチャレンジカップ】日本、シリアに快勝

国際親善試合キリン・チャレンジカップの日本―シリアは13日、ホームズスタジアム神戸で行われた。

日本はDF中沢、GK楢崎を故障で欠くほか、欧州組、12日にアジア・チャンピオンズリーグで優勝した遠藤らG大阪勢も不在となる。厳しい戦いが予想されたが、先手を取ったのは日本だった。前半3分、DF長友がドリブルで左サイドを突破し、右足で先制ゴール。同26分には中村憲からのクロスを受けた玉田が、左足ボレーシュートで追加点を挙げ、2―0で前半を終了した。

後半もペースを握る日本は、17分にFW大久保が右足でダメ押しのゴール。今季限りでの引退を表明したC大阪・森島に捧げる飛行機パフォーマンスを披露した。楢崎、中沢を欠く日本守備陣だが、シリアの反撃をPKの1点にとどめ、3―1で勝利。19日に敵地ドーハで行われるW杯アジア最終予選カタール戦に向けて弾みをつけた。《スポニチ》

【この日の民主党】

岡田副代表、井戸まさえ・兵庫1区総支部長と六甲道・元町で街頭演説

岡田克也副代表は13日、神戸市灘区の六甲道、中央区元町で、井戸まさえ・兵庫県第1区総支部長と街頭演説を行った。

井戸総支部長は冒頭、小沢一郎代表が一昨日に兵庫県の新人衆議院候補事務所を訪問したことに触れ、政権交代の実現に向けて緩むことなく一人でも多くの有権者の声を受けとめ、全力で活動するよう熱い激励を受けたことを紹介した。

演説では朝の駅頭遊説で会話した女子高校生の意見として、「政府の特別給付金について父母はおかしな制度だと批判している。サラ金で借金をして、いらない小遣いをばら撒き、そのツケを子どもにまわそうとしている」と、麻生首相の経済対策に対する素朴な疑問と批判を紹介した。

そのうえで国民生活や経済を守れない政府はもはや交代させるしかない、解散・総選挙に追い込むのは、私たち一人ひとりが声をあげて政治を変えなければいけないと訴え、5人の子どもたちの未来を守るために母親として今やらなければならないと決意を訴えた。

岡田副代表は、過日の米大統領選でのオバマ候補当選を実現した米国民の勇気を讃え、アメリカを変える、自分たちが変えるという思いで投票所に足を運び、選挙による大胆な政権交代を実現したと評価した。そのうえで、「今の日本の政治に満足していますか、このままの政治を続けていてよいのでしょうか」と問いかけた。

「3年前の郵政選挙の結果、国民生活はどうなったのか、障害者自立支援法や後期高齢者医療制度が強行採決され、社会保障制度が壊されてしまった。子どもを産みたくても、仕事と家庭の両立や経済的理由で生むことができない、子育て支援は何も具体的に進んでいない」と公約を守らない自民党政権を批判した。

「誰かが変えてくれるものではなく、一人ひとりが本気になれば政治は変わる。オバマを選んだ人たちのように、自分たちが本気になって政治を変えよう。政権交代のある本物の民主主義を日本に実現するために、民主党に力を貸してほしい」と訴えた。

麻生首相は自ら身を処すべき 菅代表代行が会見で

菅直人代表代行は13日午後、本部での定例記者会見で、「麻生総理は自ら身の処し方を考えてもらわなければならない」として、退陣を求めた。これは、麻生首相が、政局よりも政策だとして10月30日に記者会見し、経済対策を発表したにもかかわらず、いまだに補正予算案も法案も提出せず、いたずらにその権力の座に居座ることに汲々としていることを批判したもの。

また、経済対策の目玉として打ち出した2兆円の定額給付金について、その2兆円を他に使った方がいいとの声があること、事務を担う自治体から厳しい声があることを指摘、もともと動機が選挙対策という不純なものであり、「過ちを改めるにはばかることなかれ」と指摘して、「この際、政府・与党は白紙撤回すべき」と語った。

参院財政金融委員会で、石原東京都知事を参考人として招致する動きがあることについて、「知事は堂々と出てきて、自らの考えを述べてほしい。逃げることのないように」とくぎを刺した。そのうえで、新銀行東京について、都民の税金が1400億円もつぎ込まれていること、貸出のノウハウもなかったことを指摘し、「自らの責任について述べるべきではないか」と述べ、重ねて出席を求めた。

記者の、政府が定額給付金などの財源としていわゆる埋蔵金を使うのをどう思うかとの質問に、「未来への改革に向けて、経過措置として使うのはいい」としたうえで、一時的な選挙対策や、本来は恒常的な財源を充てるべき基礎年金の国庫負担分の3分の1から2分の1への引き上げの財源としようとする政府の方針について、「極めて無責任な埋蔵金を食い尽くすやり方」と批判した。《民主党ニュース》



11月13日 その日のできごと(何の日)