平成2037日目

平成6年8月6日(土)

1994/08/06

【サッカー・ナビスコ杯】ヴェルディ川崎が3連覇

Jリーグ・ナビスコカップ最終日(6日・神戸ユニバー記念競技場=決勝)ヴェルディ川崎が2−0でジュビロ磐田を下して3連覇を達成。優勝賞金5000万円を獲得した。 川崎は前半34分、右からのセンタリングをベンチーニョがヘディングで先制。さらに8分後、ビスマルクがゴール右の角度のない位置から今大会個人通算6点目のシュート決めた。 決勝に初進出した磐田は、中盤でのミスの多さから攻めの形を満足につくれなかった。MVP賞にはビスマルクが2年連続で選ばれた。

川崎が、前半の少ない好機を着実に得点に結びつけ、快勝した。川崎は前半34分に速攻から先制。ラモスのパスを受けた北沢が右から攻め上がりセンタリング。ゴール左へ詰めたベンチーニョが頭で決めた。同42分にはセットプレーから2点目。FKをゴール右で受けたビスマルクがワントラップ後、振り向きざまにシュートした。 磐田は中盤でパスに失敗が目立ち、攻撃に幅がなかった。好調のスキラッチでも前線で孤立しては苦しく、ペレイラら川崎DF陣に突進を阻まれた。

川崎・松木監督 厳しい試合ばかりだったが、選手、スタッフがひとつになれてよく頑張った。(べンチーニョの)1点目が今日のゲームのすべて。あれで相手も気持ちがそがれた。でも第2ステージがすぐ始まるし、浮かれていられない。

磐田・オフト監督 前半で勝負が決まった。新人ののような精神状態になってしまい、特にMFのポジショニングが悪かった。プレッシャーの中で強い相手と戦い、決勝を経験できたのはよかった。《共同通信》



【広島】49回目の「原爆の日」

人類初の被爆地、広島は6日、49回目の「原爆の日」を迎えた。爆心近くの平和記念公園(広島市中区)では広島市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)」が営まれた。村山首相が現職として3年ぶりに参列、土井、原衆参両院議長や遺族、市民ら約5万人が参加して、死没者のめい福を祈った。

今年は仏教でいう50回忌。被爆50年を来年に控え、遺族や被爆者の高齢化が進む。社会党首相の誕生もあり、被爆者たちは被爆者援護法実現に熱い期待を寄せている。

平岡敬市長は平和宣言で「原子爆弾は国際法違反の兵器だ」と訴えた。また原爆ドームの世界遺産化の意義を訴えるとともに、「国家補償の精神に基づく画期的な方策を講じるべき」と被爆者援護法の実現を強く求めた。10月のアジア大会に関しては「希望の象徴・広島」の意義を指摘、アジア支配の歴史にも言及した。

初めて社会党首相としてあいさつに立った村山首相は、「核軍縮の推進と核兵器の究極的廃絶を目指して積極的政策を展開する」と強調。焦点の被爆者援護法に関しては「誠心誠意援護対策の充実強化に努力する」と述べるにとどまった。《共同通信》

【村山富市首相】被爆者援護法「最重点で議論」

村山首相は6日午前、原爆死没者慰霊式・平和祈念式出席のため訪れた広島市内のホテルで記者会見し、被爆者援護法制定問題について「(戦後処理問の)一環ではあるが、切り離して真剣に議論し、対応する必要がある」と述べ、元従軍慰安婦問題などの戦後処理とは別に特に重点を置いて検討を進める考えを強調した。

首相は援護法制定問題の議論が首相の強い意向で始まったことを指摘、与党内の調整に期待感を表明した。《共同通信》



8月6日のできごと