平成7211日目

2008/10/05

【この日の民主党】

将来まで安心してふるさとで暮らせる政治を実現したい いしづ・茨城2区総支部長、幹事長と

鳩山由紀夫幹事長は5日、茨城県鹿嶋市のショッピングセンター前で、いしづ政雄・茨城県第2区総支部長と揃って街頭演説を行った。ショッピングセンターの駐車場を借りての街頭演説には約700人の聴衆が街宣車の周りを囲み、政権交代を待ち望む熱気と期待感が会場を埋め尽くした。

いしづ総支部長は、「この地から国政を変えたい、そして皆さんが安心して将来にわたってこの地で生活できるような流れにしたいという一念だ」と表明。そのうえでの医療体制について「安心ですか?」と問いかけ、後期高齢者医療制度のもとで安心の医療制度が崩れてしまったと指摘した。

「この制度はまさに、おじいちゃんやおばあちゃんの命を削る悪法だ」とも訴え、戦前、戦中、戦後にわたって、日本を、地域を築いてきた先輩にこうした仕打ちをする国政であっていいのかと訴え、自らは断じてそれを認められないと表明。大洋村村長時代、科学的根拠に基づいた高齢者の介護予防施策によって、寝たきりを防ぐなど、安心できる医療のあり方を追求してきたことを紹介した。

「1万2000人の多くの村民と一緒に、高齢者を元気にする、そして将来にわたって安心した社会をつくらなければならない。その一点で村政を任せてもらってきた」と語り、そうした村政を行ってきたいしづ総支部長としては、後期高齢者医療制度という高齢者切捨ての制度は断じて認められないとの強い姿勢を表明。「廃止をして、だれもがどこでも安心して医療のサービスを受けられる、こうした制度に一刻も早く変えていかなければならない」と語った。

同時にいしづ総支部長は「ここにいる多くの若者のみなさんはこの地の勤労者として、十分な就労環境のもとで、十分なお給料をいただいて、将来の心配はないという方がどの程度いらっしゃるか」と問いかけ、小泉政権下で労働条件格差、賃金格差が広がってきていると指摘。茨城の地で生活を成り立たせるために、雇用環境・条件の整備が不可欠だとの認識を示し、「働き甲斐のある労働環境の整備をしっかりと行っていかなければならない」と、意向を表明した。

第3点目としていしづ総支部長は、子育てへの不安を感じることなく、出産できる環境整備と、子どもたち自身が将来に希望をもてるよう、子育て・教育環境を整えていくとも語った。また、「国政というのは、地方でまじめに働いている、しっかりと生活している人たのためにあるのではないか」とも問題提議し、4期16年の村長生活のなかでは国民のみなさんが肌身で感じる思いを受け止めてきたと語り、そのスタンスで国政も担っていくと宣言した。

鳩山幹事長は「民主党も鹿島アントラーズのようにトップを切って優勝しなけばならない」と表明。それによって日本が初めて、日本の政治が皆さん方の手が届くものになると述べ、民主党が政権を担うことで「国民の生活が第一。」の政治、国民本位の政治が実現すると語った。

「日本がいしづ村長時代の大洋村であったならば、後期高齢者医療制度はいらないのだ」と鳩山幹事長は訴え、いしづ総支部長が大洋村村長時代に行った、科学的根拠に基づいた高齢者の介護予防施策によって、「大洋村は日本一健康な村」として、全国自治体から注目される存在となったことを改めて紹介。

「医療費がかさむからとお年寄りの医療費5000億円を減らそうとしてきたのが
小泉政権、安倍政権、福田政権、そして麻生政権なのだ」と断じたうえで鳩山幹事長は、財務省の論理で医療費削減を行うのではなく、予防医学に着目し、高齢者の健康増進に力を注いだ、いしづ総支部長の大洋村村長としての実績こそが、現在の政治にも求められる施策だと指摘した。

鳩山幹事長はまた、「民主党がなくなってもいいとさえ思っている」とも語り、よどんでしまった政治の流れを清らかなものにしていくには政権交代が不可欠であり、民主党の存続というよりも「政権交代が可能な二大政党制の確立こそが、悲願である」と表明した。

さらには、消された年金、汚染米など、続出する問題は、自民党政治家・官僚・業界間での甘い関係がもたらしたものであるとも分析。政権交代によって社会的構造自体をあらためない限り、根底から膿を出していくことはできないとも断じ、政権交代実現へ民主党への支持を訴えた。《民主党ニュース》




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【秋田県警】駅に爆破予告、22歳女子大生逮捕

秋田県警能代署などは5日、駅に爆破を予告するはがきを送ったとして、威力業務妨害の疑いで同県大館市、大学生、S容疑者(22)を逮捕した。容疑を否認している。

調べでは、S容疑者は5月21日、同県能代市のJR二ツ井駅に「二ツ井に恨みがあるので二ツ井駅や学校をメタメタにしてやる。ダイナマイトで爆破する」と書かれたはがきを送った疑い。駅や学校で同署員らが警戒に当たったが、爆発物は見つからなかった。8月下旬に大館市のビデオ店にも爆破を予告するはがきが届いており、県警が関連を調べている。《産経新聞》

【舛添要一厚生労働相】年金改ざん調査へチーム設置

舛添要一厚生労働相は5日、茨城県龍ヶ崎市で講演し、厚生年金標準報酬月額改ざん問題での社会保険庁職員の関与を調べるため、弁護士数人でつくる厚労相直属の調査チームを6日に設置する方針を明らかにした。

改ざんへの関与が明らかになった場合、公文書偽装などの罪に当たるため、時効になっていないケースの刑事告発を検討する。《共同通信》

【緒形拳さん】死去

映画「楢山節考」「復讐するは我にあり」やドラマ「太閤記」などに出演、日本を代表する個性派俳優として知られた緒形拳さんが5日午後11時53分、肺がんのため死去した。71歳。東京都出身。葬儀は7日、近親者のみで行った。

葬儀後に記者会見した俳優で長男の緒形幹太さん、次男緒形直人さんらによると、家族以外には病気を隠し仕事を続けてきたが、4日夕に体調が悪化、病院に運ばれた。

1958年に新国劇に入団し、俳優の辰巳柳太郎さんに師事。60年、舞台「遠い一つの道」でデビュー。65年に大河ドラマ「太閤記」の主人公、秀吉役に抜てきされ、人気を得た。68年に新国劇を退団後も、人間味あふれる演技で幅広く活躍、癖のある独特の風ぼうや、鬼気迫る演技で圧倒的な存在感を示した。《共同通信》



10月5日 その日のできごと(何の日)