平成7150日目

2008/08/05

【この日の福田総理】

副大臣の決定

政府は5日の閣議で、福田改造内閣の発足に伴う各省の副大臣人事を決定した。年金記録不備問題を抱える厚生労働副大臣に鴨下一郎前環境相、原油高問題に対応する経済産業副大臣に高市早苗元沖縄北方担当相を起用した。国民の不安解消に最優先で取り組む姿勢をアピールするのが狙い。

福田康夫首相は同日午後、官邸で開いた初の副大臣会議で「景気の問題や原油、食料価格の高騰は、小手先でどうこうなるものではない」と述べ、原油高対策に全力を挙げる考えを重ねて示した。

同時に「少子高齢化という問題もある。まさに内外とも構造改革の時だ。どうしたらいいのか、ぜひ行政の立場で考えてほしい」と指示した。《共同通信》

平成20年8月5日午前に行われた閣議において、福田改造内閣の副大臣が決定しました。

その後、福田総理は総理大臣官邸に参集した新副大臣とともに宮中における認証式に出席後、官邸に戻り、町村官房長官らとともに記念撮影を行い、初副大臣会議に出席しました。

福田総理は挨拶で「政治も行政も国民の立場を考えて行うものだと思っております。ぜひ皆様方にそのことをよくお考えいただいて、行政の中枢になりますけれども、何のための行政なのかということを考えていただきたい。今は、まさに内外ともに構造変革の時代でありますから、これからどうしたらいいのかということを、各行政の立場でもってぜひ考えていただきたい。」と述べました。

地方分権改革推進本部

平成20年8月5日、福田総理は総理大臣官邸で、全閣僚で構成する地方分権改革推進本部の第5回の会合を開催しました。

この日の会議では、地方分権改革推進委員会が取りまとめた「国の出先機関見直しに関する中間報告」について、丹羽宇一郎委員長から説明がありました。この報告では、「第1次勧告」で示した国の出先機関の「事務・権限の仕分け」の考え方を具体化し、国の出先機関の「組織の見直しの方向」を明示しています。

福田総理は「国民本位の政治行政の改革を強力に推し進め、そして国民の皆さんが生活改善を実感できる政策の実現を行っていくことがこの内閣の使命であります。その意味でも地方が国民の身近なところでなすべきことを自ら考え、責任を持って実行する体制を整える地方分権改革はこの内閣の最重要課題です。各府省におかれましては、引き続き委員会の調査、審議に積極的に協力し、中間報告を踏まえ、行政の簡素、効率化の観点から出先機関の抜本的改革に向けた検討を進めるようにお願いいたします。各閣僚におかれては、役所の利害にとらわれることなく、政治的なリーダーシップを発揮して、先頭に立って改革に取り組んでいただきたい。」と述べました。《首相官邸》




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【東京都豊島区】下水道工事現場に濁流、作業員5人流される

5日午後0時15分ごろ、東京都豊島区雑司が谷2丁目の下水道内にいた作業員5人が増水で流された、と119番通報があった。東京消防庁などが捜索したところ、同1時半ごろ、約3.5キロ離れた文京区後楽1丁目の神田川で1人が発見されたが、死亡が確認された。《朝日新聞》

【河野澄子さん】死去

長野県松本市で1994年に起きた松本サリン事件の第一通報者で、当初容疑者扱いされた河野義行さん(58)の妻澄子さんが5日午前3時4分、サリンが原因の低酸素脳症による呼吸不全のため、長野県松本市内の病院で死去した。事件発生から14年余り、意識は戻らないままだった。60歳。

義行さんは5日午後、「長い間頑張ってくれてありがとう。今日は彼女が自由になった日。わが家にとって、事件が終わる日になる」と自宅前で記者団に語った。《共同通信》

【この日の民主党】

[次の内閣]外国人労働者問題やスポーツ政策を議論

民主党『次の内閣』は5日午後、国会内で閣議を開いた。

開会挨拶で、鳩山由紀夫ネクスト国務大臣(幹事長)は、地域NCに参加した各ネクスト大臣をねぎらい、民主党への期待の高まりを各地で実感すると述べた。また、福田首相の内閣改造を「官僚主導内閣」だとして落胆する国民の声に触れ、増税路線が課せられることは明らかだという見解を表明。「増税の前にやることは沢山ある」と、政権獲得直後から胸を張って政策を示せるようにしっかりと議論する『次の内閣』の使命の大きさを指摘した。

直嶋正行ネクスト官房長官(政調会長)は、先に設置を了承した「決算・行政監視調査会」の役員構成を示し、武正公一会長、藤本祐司事務局長ほかの構成を閣議として了承した。直嶋ネクスト官房長官はまた、7月に4箇所で開いた地域NCの開催報告を行い、多数の来場者から民主党政権への期待の声を得たと語った。

報告・協議事項では、山田正彦ネクスト厚生労働大臣、中川正春外国人労働者問題作業チーム座長が「外国人労働者問題に関する提言」を報告。日系人や外国人研修生に関る現状の問題点を含むこの提言をもとに論点、課題を確認するとともに、今後の議論の進め方は政調3役で整理することとした。

小宮山洋子ネクスト文部科学大臣、田島一成スポーツ政策小委員会事務局長は「民主党スポーツ政策(案)」について中間報告を行った。スポーツ政策の体系作りに向けて進められている議論についての中間報告を確認し、さらに小委員会で議論を重ねることとした。

閣議後の会見で、直嶋政調会長は、決算・行政監視調査会の設置目的について、決算審査における民主党の対応や会計検査院法改正を含めた法制度改革、ムダ遣いの廃止を議論すると説明した。《民主党ニュース》



8月5日 その日のできごと(何の日)