平成7132日目

2008/07/18

【この日の民主党】

鳩山幹事長、たまき・香川2区総支部長と畜産農家視察

鳩山由紀夫幹事長は18日午後、香川県を訪れ、たまき雄一郎・香川県第2区総支部長とともに、畜産農家の視察および対話集会に参加した。

綾歌郡綾川町の酪農家の方々から飼料価格が以前よりも約1・5倍に上昇し、経営が厳しくなっている状況を直接伺い、「農業は国の礎である。政権を取れば、緊急措置を講じるなど、農業者戸別所得補償制度を真っ先に実現したい」と鳩山幹事長は表明した。

続いて、高松市に場所を移して行われた街頭演説会および支援者懇談会で、鳩山幹事長は後期高齢者医療制度についても触れ、「社会保障費を抑制する机上の計算でできた理論であり、国民の健康が二の次になっていることが最大の問題」と批判。また、「単に財政のバランスをとる発想ではなく、どうやって健康で長生きしていけるかという発想から制度を作らなくてはならない。そのためにも、財政だけでなく国民の皆さんの気持ちの分かる玉木さんのような人材が必要だ」と述べ、玉木総支部長への期待を表した。

また、鳩山幹事長は、内閣改造にも触れ、「福田康夫首相が本格的な内閣改造をすれば自らの手で選挙を行うと思う。われわれは『待ってました』との思いだ。国民の皆
さんの側に立ち、政治を変える戦いを繰り広げたい」と来るべき衆院選に向けた意欲
を述べた。

ともにマイクを握った玉木総支部長からも、「今の政治には国民の生の声が全く届いていない。日本をよくするため、国民の生活を守るためにも、力をつくしていきたい」と、「国民の生活が第一」の政治実現への意気込みが示され、参加者と共にガンバロー三唱で締めくくった。

視察・街頭演説には小川淳也衆議院議員、植松恵美子参議院議員が同行した。《民主党ニュース》




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【沖縄県議会】“普天間移設”政府案「反対」を決議

沖縄県議会は18日、本会議で、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場をキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に移設する政府案に反対する決議と意見書を、野党側の賛成多数で可決した。沖縄県の仲井真弘多知事は、東京都内で記者団に「議員の理解を得られていないのは誠に残念だ」と述べた。

移設を止める法的拘束力はないが、条件付きで政府案を受け入れ、移設先の滑走路位置を沖合に修正するよう政府に求めてきた仲井真知事にとって足かせとなる。《共同通信》

【政府】“普天間移設”地元理解に全力

政府は18日、沖縄県議会が米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ移設に反対する決議を可決したことについて「移設は日米安全保障体制の根幹を成す非常に重要なプロジェクトだ」(町村信孝官房長官)として、地元理解に全力を挙げる方針だ。

ただ、18日夕に官邸で開かれた政府と県側の移設協議会でも、代替施設の建設場所をめぐる双方の溝は埋まらず、移設問題の打開の糸口は見えない。《共同通信》

【京都府警】大量殺人を予告した高3男子を逮捕

18日午後5時ごろ、京都府警本部に男の声で「今からJR京都駅で大量殺人を起こします」と110番電話があった。

警戒中の京都府警五条署員が午後6時55分ごろ、阪急烏丸駅(京都市下京区)構内で、果物ナイフ(刃の長さ約9センチ)をビニール袋に入れて持ち歩いている少年を発見。銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。

少年は兵庫県姫路市の県立高3年生(17)。「ナイフは護身用。京都駅近くで買った」と供述しているという。殺人予告を含めて府警に3回電話したことを認めており、府警は威力業務妨害容疑も視野に調べる。

調べでは、電話はいずれも公衆電話で、1回目はJR京都駅、約25分後の2回目は阪急烏丸駅、3回目はその約1時間後に四条河原町の高島屋1階から発信。1回目に氏名、2回目には高校名も名乗っていた。府警は高校の制服の特徴などから少年を発見した。《毎日新聞》

【民主党・小沢一郎代表】神風衆院議員の会で講演

小沢一郎代表は18日夜、埼玉県志木市内で開かれた埼玉県第4区総支部長の神風英男衆議院議員の「平成20年度神風会総会」で「政権交代に賭ける」と題して講演を行い、民主主義を定着させるためにも次の選挙で勝たなくてはならないとして、民主党への更なる支持を訴えた。

冒頭の挨拶で神風議員は「日本の政治は、役者も変わらなければならないが、官僚内閣制という舞台装置を、国民内閣制という新しい舞台制度に変えなくてはならない」と話した。また「この15年で日本の一人当たりのGDPは世界第2位から18位に落ちてしまった。これは日本が変わってこなかったためだ」と述べ、次の総選挙では、日本を変えるために政権交代を実現しようと訴えた。

小沢代表は講演で「昨年の参議院選挙で勝てたのは、政治を変えなくてはならないという皆さんの熱意のおかげである」と前置きした上、「私たちは、参議院で多数を取ったからとただいたずらに、何でも反対をするということはしてきてはいない」と表明。

国民の皆さんに必要なことについては、党の主張を織り込んだ議員立法という形で、きちんと責任を果たしてきたと述べ、参議院で野党が多数を占めていることは国民の利益にかなっていると強調した。その上で、本当の世直しは次の総選挙の勝利であり、仲間と一緒に頑張っているとして、党への支持を求めた。

また、野党が参議院で過半数を取ったことにより、防衛省の問題や、消えた5000万件の年金、居酒屋タクシーの問題などが明るみに出てきたと指摘。「国民の政治が第一、国民の生活を守るという観点から、日本の民主政治の発展に繋がっていくものだ」という見解を述べて、開かれた透明性の高い政治こそ国民のためになる、ということを強くアピールした。

小沢代表はさらに「長い権力は必ず腐敗する。日本の政治は半世紀以上、自民党中心の政治が続いてきた。それは、官僚と持ちつ持たれつで、(自分たちの利害のために何をやってもいいという)信じられないような実態を生み出している」と指摘。「権力は国民の力によっていつでも変えられる民主主義という仕組みを作らなくてはならない」として、その仕組みをつくるための最大かつ最後のチャンスである次の総選挙で、党に大きな力を寄せてほしいと訴えた。

日米同盟についても言及。「重要な同盟であるが、湾岸戦争の時は4時間前、開戦前に米国から連絡がきた。しかしイラク戦争では、開戦後の通告であった」と紹介し、本当の同盟関係といえるのか、その在り方に強い疑問を投げかけた上、対等の国家として付き合いをするべきだとした。

日本経済については「米国と中国への輸出に支えられてきたが、米国の景気が後退し、中国もバブルがはじけたのではないか。原油高や食料の高騰なども重なり、スタグフレーションに陥りつつある」と警鐘を鳴らし、一部の政治家や官僚任せの今の政治では、輸出を中心とした外需に依存する状態からの脱却は難しいという見解を述べた。

小沢代表は「政権交代をして、新しい国民本位の政治に変えていかなくてはならない。そのためにも皆さんの力で政権交代を勝ち取ろう」と、会場に集った多くの参加者に力強く呼び掛けた。

高山智司、小宮山泰子両衆議院議員、山根隆治、島田智哉子、行田邦子各参議院議員らも駆け付け、それぞれに民主党への支援、支持を訴えた。《民主党ニュース》



7月18日 その日のできごと(何の日)