平成7121日目
2008/07/07
【洞爺湖サミット】開幕
北海道洞爺湖サミットが7日午後、洞爺湖畔の高級リゾートホテル「ザ・ウィンザーホテル洞爺」で開幕した。
主要8か国首脳に加え中国、インド、韓国、豪州など15か国の首脳も参加し、3日間の日程で原油や食糧価格の高騰問題や地球温暖化対策を協議する。《AFP》
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【この日の福田総理】
北海道洞爺湖サミット(第1日)
福田康夫首相は7日午前、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)会場の洞爺湖町のホテルで、英国のブラウン首相、ドイツのメルケル首相と相次いで会談した。両会談ではサミットの焦点となる地球温暖化対策をめぐり、京都議定書に続く2013年以降の新たな国際枠組み構築に向け、主要8カ国(G8)が一致した方向性を打ち出せるよう協力していくことで一致した。《共同通信》
平成20年7月7日、福田総理は北海道洞爺湖サミットの会場で、英国のゴードン・ブラウン首相と首脳会談を行いました。
会談では、今年6月にロンドンで行なわれた二国間会談の議論も踏まえ、北海道洞爺湖サミットにおける主要案件、特に、気候変動、食料やエネルギー価格の高騰問題、アフリカ支援、政治問題としてジンバブエの問題等について意見交換を行いました。
その後、ドイツ連邦共和国のアンゲラ・メルケル首相と首脳会談を行いました。
会談では、福田総理は、世界経済、温暖化、ミレニアム開発目標の達成状況など様々な課題についてG8として協調して取り組むとの明確なメッセージを打ち出したいと述べ、メルケル首相も、食料や原油価格の問題は北海道洞爺湖サミットの重要なテーマであり、またアフリカ開発の問題についても、興味深い議論が行われることを期待しており、ドイツは今回の北海道洞爺湖サミットの成功のために建設的な役割を果たしたいと述べられました。
その後、G8首脳の他に、アルジェリア民主人民共和国、エチオピア連邦民主共和国、ガーナ共和国、ナイジェリア連邦共和国、セネガル共和国、南アフリカ共和国、タンザニア連合共和国の首脳や、欧州委員会委員長、アフリカ連合(AU)委員長、国連事務総長、世界銀行総裁を招いて拡大会合を開催し、北海道洞爺湖サミットが開幕しました。ワーキング・ランチに続き、ワーキング・セッションが行われ、地球温暖化問題や食料・原油価格の高騰問題、貧困対策などのアフリカ開発について議論されました。
拡大会合後に福田総理は、南アフリカのタボ・ムヴイェルワ・ムベキ大統領、アルジェリアのアブデラズィズ・ブーテフリカ大統領、ナイジェリアのウマル・ムサ・ヤラドゥア大統領とそれぞれ会談を行ないました。
夜には、G8首脳のご夫妻を招いて社交行事を開催しました。行事ではまず会場のホテル内で、世界15カ国の中学生・高校生たち39人が参加したジュニアエイト(J8)サミットで取りまとめられた「J8千歳宣言」が、栗脇志郎君ほかG8諸国の子どもたち9名からG8首脳たちに提出されました。その後、屋外の噴水広場に移動し、よさこいソーランと手筒花火を鑑賞しました。終了後、ホテルに戻り、G8首脳ご夫妻とともに社交ディナーで交流を深め、北海道洞爺湖サミット第1日の日程を終了しました。《首相官邸》