平成7097日目
2008/06/13
この日のできごと(何の日)
【この日の福田総理】
消費者行政推進会議
政府が来年度に創設する消費者庁の制度設計を担う「消費者行政推進会議」(座長・佐々木毅学習院大教授)は13日午前、官邸で開いた会合で最終報告書を決定、福田康夫首相に提出した。
表示、取引、安全、物価・生活の4分野にかかわる計30法令の移管、共管により強力な権限を付与。内閣府外局として消費者行政の「司令塔」を創設し、業者保護、産業振興に偏ってきた行政を大きく転換させると強調した。
政府は報告書を受け、法整備スケジュールを明記した基本計画を月内に閣議決定。8月にも召集される臨時国会に消費者庁設置法案などを提出し、200人規模での発足を目指す。《共同通信》
薬物乱用防止キャンペーン
平成20年6月13日、福田総理は総理大臣官邸で、薬物乱用防止キャンペーン・キャラクターで女優の近野成美さんの表敬を受けました。
福田総理から近野さんに、6月28日、29日を中心に全国で実施される薬物乱用防止の「ダメ。ゼッタイ」普及活動の「街頭キャンペーン」参加者に対するメッセージが手渡されました。
また、近野さんから福田総理に、薬物乱用防止キャンペーンの啓発グッズとして、ポスターと、Tシャツが手渡されました。
2008年地球環境シンポジウムに出席
平成20年6月13日、福田総理は、都内のホテルで開催された「2008年地球環境シンポジウム」に出席し、オープニングスピーチを行いました。本シンポジウムは、地球温暖化を中心とした地球環境問題について集中的に議論し、「温暖化G8リーダーへの提言」をテーマとして討議を行うものです。
スピーチでは、地球環境問題について、国際的な戦略に重点をおいた日本の考え方として、世界全体で取り組まなければならないこと、技術の革新と普及を行うこと、国別総量目標・セクター別アプローチを用いて共通の方法論を確立することなどについて説明を行いました。
そして、結びに、「わが国としては、ポスト京都に向けた枠組みづくりにおいて、今後とも環境先進国としてのリーダーシップを発揮してまいりたいと思います。来月には北海道洞爺湖サミットが開かれます。来年末のコペンハーゲンでの国際的な合意に向けた第一歩として、世界の首脳たちと、実りある議論をしてまいりたいと考えております。その際には、このシンポジウムのご提言などもよく参考にさせていただきたいと思っております。」と述べました。
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【福田内閣】支持率が微増、25.0%
共同通信社は6月12、13両日、参院での首相問責決議可決を受けて緊急電話世論調査を実施した。福田内閣の支持率は25.0%で、発足以来最低だった前回5月の調査から5.2ポイント上昇した。
福田康夫首相の指示で民主党との修正合意が実現した国家公務員制度改革基本法成立などが一定評価されたとみられる。《共同通信》
【マリナーズ・イチロー外野手】日米通算500盗塁
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(34)は13日、シアトルでのナショナルズ戦で日米通算500盗塁を達成した。内訳は日本が199、大リーグが301。5打数3安打で打率も2割9分3厘に上げた。《共同通信》
【この日の民主党】
小沢代表「全力であと半年を。政権とって祝杯を上げよう」公認内定候補者会議で
小沢一郎代表は13日午後、党本部で開かれた公認内定候補者会議で、どんなに遅くても来年年初も含め、あと半年で総選挙になるとの見通しを示し、「日本を沈没させないためにも、我々が政権を奪取しなければならない」、「政権を取り祝杯を上げよう」と檄を飛ばした。
代表はまず、集まった131人の公認内定候補者(代理11人含む)を前に、これからの解散・総選挙に向けて、代表・党としての思いを直接聞いてもらうために、毎日が選挙で忙しいなか出席してもらったことに感謝の言葉を述べた。
代表は、昨年の参議院選挙の勝利によって、現政権が無責任極まりないことがより一層明確になったとして、「新しい政治、日本を作り上げるための一歩」と、参議院選挙勝利の意義を強調した。
そのうえで、次期総選挙の意義を「ここで政権交代できなかったら、国民に目を向けない、自民党・公明党の自分たちだけの政治になる。日本がそのまま沈没することになる」と分析。また、「政権を奪取するにはここにいる全員に勝ち上がってもらわなければならない」と訴え、そのために今からの2カ月、暑いなかでの頑張りがぜひとも必要であると、苦しい夏の草取りを耐えてこそいい米ができるとして、米づくりを例に奮闘を促した。
また、総選挙の時期について、経済・政治の状況が怪しくなるなか、来年9月の任期満了まではとてももちこたえられない、国民が許さないとの見方を示し、「自分が政権側ならば、来年度予算で大盤振る舞いをしてから解散と考える」と語り、どんなに遅くても来年年初を含めて、あと半年が勝負であるとした。
さらに、「国民本位の政治・行政を実現する。その使命の下、この夏の戦いを皆さんに頑張ってもらいたい」と、重ねて行動を要請、8月には現職を含めて世論調査を実施し、第1次公認候補を決定し、物心両面で応援するとした。
加えて、「万年野党ならば政治を志す必要はない」として、「政権を取って祝杯を上げよう」と激励した。
続いて、石井一副代表(参議院・総選挙対策本部本部長代理)も、「参院120人は全力を上げて総選挙を応援する。要望を言ってきてほしい」と挨拶した。
鳩山由紀夫幹事長も、「あなた方の行動に日本の未来がかかっているとの思いで行動してもらいたい。官僚主導の政治から市民が主役の政治をつくる」と結んだ。
会議の司会は赤松広隆選挙対策委員長が務めた。
民意を無視する福田政権を解散に追い込み一日も早く総選挙の実現を 鳩山幹事長
鳩山由紀夫幹事長は13日午後、国会内で記者会見を行い、自民、公明両党による2つの大きな暴挙に言及。国民の民意を無視する福田政権を解散に追い込み、一日も早く総選挙を実現したいとの決意を表明した。
2つの暴挙の第一として鳩山幹事長はまず、参議院で問責決議が可決したにも係らず国会の会期延長を与党の賛成多数により議決したことを指摘。会期を延長することで日程を確保し、60日ルール、30日ルールに則り条約の自然承認、防衛省設置法の成立を目論んでいるとして、その私利私欲による運営方針を批判した。問責決議案可決は、直近の国民の民意を反映した参議院による可決であると強調。福田内閣をはじめ与党はこの点を厳しく受け止めるべきであると述べ、「これを無視するならば何のための参議院か、二院制を否定、参議院を抹殺する行為である」と指弾した。
次に、第二の暴挙として、後期高齢者医療制度に基づき2回目となる年金からの保険料天引きが本日行われたことを指摘。お年寄りはもちろん国民の意思に沿わない制度であることに加え、消えた年金記録の問題は遅々として一向に改善しない一方で、「取れるものは1円たりともムダなく取ろう」とする政府の姿勢に怒りをぶつけた。
また、今回過大徴収するケースが18道県で約2753件も生じる見込みであると厚生労働省がすでに発表していることにも触れ、「誠に言語道断であり、ミスが続く中での天引きは、福田政権が末期症状を呈していることに他ならない」と痛烈に批判。お年寄りの尊厳を著しく傷つけていることを省みず、制度の根幹部分をそのままに小手先の見直し策でお茶を濁そうとしている福田政権に対して、「国民の民意が離れていくのはしごく当然」と断じた。
そのうえで、民主党としては、国民の皆さんの民意を問う解散総選挙を一日も早く実現できるように頑張っていくと語った。《民主党ニュース》