平成6995日目
2008/03/03
【この日の福田総理】
防衛省改革に関する有識者会議
政府は3日夕、防衛省や自衛隊の在り方を検討する「防衛省改革に関する有識者会議」の会合を福田康夫首相も出席して官邸で開き、イージス艦衝突事故を踏まえて組織や情報連絡体制を根本的に見直していくことで一致した。
首相は冒頭のあいさつで「イージス艦衝突事故の反省に立って議論してもらうことになる。防衛省・自衛隊が国民から信頼される体制をつくることができるような提案をお願いしたい」と要請した。《共同通信》
平成20年3月3日、福田総理は総理大臣官邸で、防衛省改革会議に出席しました。
今回で6回目となる会議で福田総理は、2月起きた自衛艦と漁船との衝突事故について「イージス艦の非常に残念な事故が起こりました。真にあってはならないことが起こってしまったとの思いを強くしているところでございます。」と述べ、ご家族を訪問したことに触れながら「ご家族の皆さんから、『今回のことについて、遭難したのは許しがたいことである。』けれども、その後の石破大臣をはじめとする海上自衛隊のことにつきましては、感謝の言葉を私もいただきました。事故を起こした海上自衛隊に対して、寛大な気持ちを持ち、そして、『こういう事故が起こらないようにしっかり自衛隊の体制を立て直して欲しい。』というようなことも、言っておられました。本当に反省しなければいけないところは多々あったと思います。そういう反省の上に立って、ご議論いただくことになろうかと思います。是非よろしくお願いしたいと思います。」と挨拶しました。
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【薬害エイズ事件】最高裁、厚生省元課長の上告棄却
薬害エイズ事件で、エイズウイルス(HIV)に汚染された輸入非加熱血液製剤の回収措置などを怠り、患者を死亡させたとして、業務上過失致死罪に問われた元厚生省生物製剤課長M被告(66)の上告審で、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は、M被告側の上告を棄却した。禁固1年、執行猶予2年とした一、二審判決が確定する。決定は3日付。
取るべき措置を取らなかったという行政判断の「不作為」を理由に官僚個人の刑事責任が確定するのは例がない。
【三菱電機】携帯電話事業からの撤退を発表
三菱電機は3日、携帯電話事業から撤退すると発表した。出荷台数の減少とともに、今後の業績改善が難しくなったと判断し、次世代ネットワーク(NGN)関連など成長分野へ資源を振り向けることにした。同事業からの撤退に伴い、2008年3月期業績への影響として税引き前利益段階で約170億円の一時損失が発生するとしている。
携帯電話端末の新規機種開発は、現在NTTドコモに納入している機種を最後に終了する。08年度上期中をメドに、出荷も終える見通し。08年3月期に生じる一時損失約170億円は、他部門の費用効率化などの取り組みで吸収することを目指す。《ロイター》
