平成6988日目
2008/02/25
【李明博氏】第17代韓国大統領に就任
韓国の第17代大統領就任式が25日午前11時(日本時間同)から、ソウル・汝矣島(ヨイド)の国会議事堂前広場で開かれ、2007年12月の大統領選で当選した保守系政党ハンナラ党の李明博(イミョンバク)氏(66)が就任を宣誓した。保守政権誕生は10年ぶり。
李大統領は就任演説で、「北朝鮮が核を放棄すれば、南北関係に新しい地平が開かれる」と述べ、北朝鮮に対する経済支援を核問題の進展を条件に進める方針を示した。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【福田康夫首相】韓国・李明博新大統領と会談
福田康夫首相は25日午後、就任式を終えたばかりの李明博韓国大統領とソウル市内の青瓦台(大統領官邸)で初会談し、首脳同士が年一回は相互訪問する「シャトル外交」を再開し、首脳間の信頼関係を基盤にした未来志向の「日韓新時代」を切り開くことで一致した。大統領は4月の中下旬に来日、首相は秋にも再訪韓する。《共同通信》
【仙台筋弛緩剤事件】最高裁、36歳准看護師の上告を棄却
仙台市泉区の北陵クリニックで00年2~11月、筋弛緩剤を点滴に混入して患者1人を殺害、4人を殺害しようとしたとして、殺人と殺人未遂の罪に問われた准看護師、守大助被告(36)の上告審で、最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)は、被告の上告を棄却する決定をした。2008年2月25日付。無期懲役とした一、二審判決が確定する。
弁護側は、患者の血液などから筋弛緩剤の成分を検出したとする鑑定結果に疑問があるとして、事件そのものの存在を争ってきた。しかし、第三小法廷は「筋弛緩剤を投与したことによる犯行との認定に誤りはない」と結論づけた。
守被告は、小学6年の女児(当時11)の点滴に筋弛緩剤を混入して殺害しようとしたとして殺人未遂容疑で01年1月に宮城県警に逮捕された。
一、二審判決は、検察側の主張通りに(1)クリニックでは、多量の筋弛緩剤が使途不明になっていた(2)急変が相次いでクリニックから退職を求められた被告がその夜に筋弛緩剤の空アンプルが多数入った箱をひそかに持ち出そうとした――などの事実を列挙。守被告の不審な言動に加え、クリニック関係者の供述からほかの者には投与の機会があり得ないなどとして、守被告の犯行と結論づけていた。《朝日新聞》
【この日の民主党】
高規格幹線道路「佐世保道路」を視察 川内、石川、大串各衆院議員
川内博史衆議院議員(衆議院国会対策委員会筆頭副委員長・ガソリン値下げ隊隊長)は、2月25日、長崎県佐世保市において建設中の、高規格幹線道路「佐世保道路」を視察した。石川知裕衆議院議員、大串博志衆議院議員が同行した。
一行は、8.3キロにわたる高架道路の建設現場、トンネル工事現場を視察したあと、この道路建設のために新しく移転された、米軍住宅を視察した。
道路整備の必要性は認められるものの、8.3キロの延長の工事に対して1600億円以上の事業費となっていることから、より低廉なコストで建設することはできないかといった点などについて質問が出された。
特に、移転した米軍住宅については、8棟11戸の住宅の移転のために約28億円もの費用がかけられていることや、町の中心部に突き出した城壁要塞のような異様さに、「ここまでの補償整備は過剰ではないか」との指摘が相次いだ。
川内博史衆議院議員は終了後、記者団に対して、「道路はとにかく国が作るという仕組みから、地方が財源と権限をもって主体的に作るという新しい仕組みに作り変えていくべき。そうすればみんなで知恵を出し合って、どのような道路建設が地域にとってもっとも望ましいかを考え実現していくことができる」と、道路整備に関する中央集権的な現在の仕組みを、地方主体のものに変えていくことの必要性を訴えた。《民主党ニュース》