平成6888日目

2007/11/17

【大阪市長選挙】最後のお願い

福田政権発足後初の政令市長選となった大阪市長選は17日、14日間の舌戦に幕を下ろした。市政改革の是非などに、それぞれの主張を繰り広げ、激しい選挙戦を展開した元大阪市立大学教授、橋爪紳也氏(46)と元毎日放送アナウンサーの平松邦夫氏(59)、現職、関淳一氏(72)、元共産市議団長、姫野浄氏(72)はこの日、キタやミナミで「最後のお願い」。あとは、18日の投開票を待つばかりとなった。同日深夜には大勢が判明する。

橋爪氏の最終日は市内各地を選挙カーで回ることに重点を置いた。政党推薦を受けない「手作り選挙」で、2週間で回り切れなかったところがあるからだ。最後は中央区の繁華街で「大阪への思いは誰にも負けない。市民の力で大阪を変えよう」と訴えた。さらに「市民対政党組織の戦いだ」と、市民派を強調すると聴衆からは「橋爪コール」が沸き上がった。

民主、国民新から推薦を受ける平松氏の陣営には民主の菅直人代表代行や鳩山由紀夫幹事長、国民新党の亀井静香代表代行が駆けつけた。最後の街頭となったミナミの道頓堀橋では菅代表代行が「今後こそ、役人出身でない民間出身の市長をつくろう」と呼び掛けた。平松氏は「大阪市の濁りやよどみを明日の投票日に一掃しよう」と声を張り上げた。

自民、公明推薦の関氏の陣営には、自民の伊吹文明幹事長が駆けつけ、「ようやく、相手の背中にへばりついた。がんばり通した方が勝つ」。古賀誠党選対委員長も市議らを訪問し、最後の引き締めを図った。ミナミの難波駅前での最後の街頭演説会では、関氏は「市政改革を進めるのか、止めるのかが今回の選挙の最大のテーマ。改革を続けるチャンスを私に与えてください」と訴えた。

共産推薦の姫野氏の陣営にも石井郁子共産党副委員長が駆けつけた。最後は北区の繁華街で街頭演説。石井副委員長は「市議会で歴代市長と渡り合ってきた姫野さんとともに、新しい市政を切り開こう」。姫野氏は「大阪市の政治は行き詰まっている。日本一といわれる無駄遣いをきっぱりとやめるには他の候補では絶対に無理だ」とアピールした。《産経新聞》



【自民党・与謝野馨前官房長官】「神風」頼みは無責任

自民党の与謝野馨前官房長官は17日、熊本県天草市で講演し、消費税率引き上げ問題で「『今に(経済成長の)神風が吹く。日本人には大和魂があるから大丈夫』と言う人がいるが、そんなことはない。選挙が怖くて何も手を打たないのは無責任な政治だ」と述べ、経済成長や歳出削減優先を唱える中川秀直元幹事長ら「上げ潮派」を批判した。

同時に「国民に正直に財政事情を説明し、立て直し策を宣言した方が自民党は評価される」と強調した。《共同通信》



11月17日のできごと