平成6887日目

2007/11/16

【福田康夫首相】米・ブッシュ大統領と会談

福田康夫首相とブッシュ米大統領は16日午前の首脳会議で北朝鮮による日本人拉致問題解決の重要性で一致、大統領は「被害者と家族を置き去りにしない」と明言した。

首相は北朝鮮の核無能力化に伴い米政府が「テロ支援国家」の指定解除を検討していることに関し「日米連携が重要」と述べ、慎重な対応を求めたが、共同記者会見では双方が一切触れなかった。大統領は会談で「拉致問題の解決は必ずしも解除の前提条件にはならない」との立場を堅持したとみられ、首相は厳しい対応を迫られそうだ。《共同通信》

平成19年11月15日、福田総理は、就任後初めての外国訪問としてアメリカ合衆国を訪れました。

同日午後(日本時間16日早朝)、アンドリュース空軍基地に到着した福田総理は、翌16日午前ホワイトハウスで、ジョージ・W・ブッシュ大統領と首脳会談を行いました。

会談ではまず、半世紀以上にわたり築かれた日米の強靭な同盟関係を確認した上で、この強固な関係を当然視するだけでなく将来の日米関係を支える基盤として強化するべく、福田総理から「知的交流を含む日米交流を強化するイニシアティブ」を提案し、ブッシュ大統領も心からの支持を表明しました。そしてその強固な日米同盟はアジアに平和と繁栄の基盤をもたらし、繁栄し発展するアジアを実現することは日米共通の利益に繋がることを確認しました。

また、北朝鮮の核問題について、六者会合を通じて核計画の完全な放棄を実現させるべく緊密に連携することで一致したほか、拉致問題についても議論し、ブッシュ大統領は、この問題を決して忘れることはない、日本政府に対して変わらぬ支持を確約すると述べました。

続いてテロとの戦いについて、福田総理から、海上自衛隊によるインド洋での補給活動の早期再開に向けて、法案の早期成立に全力を尽くす旨伝えたのに対し、ブッシュ大統領からは、これまでの日本のテロとの戦いに対する支援への感謝と、補給活動の再開への期待が表明されました。会談ではその他、アフガニスタン、ミャンマー、イランなどの世界情勢について話し合いました。

会談後の共同記者会見を終えた福田総理は、引き続きブッシュ大統領と昼食を交えながら、来年日本で開催する極めて重要な国際会議「G8北海道洞爺湖サミット」と「第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)」での協力など、様々な課題について意見交換しました。

午後、アーリントン国立墓地で献花した後、日米交流懇談会に出席した福田総理は、米国での全ての日程を終えて、17日夜に帰国しました。《首相官邸》



【大阪府警】船場吉兆を家宅捜索

高級料亭、吉兆グループの「船場吉兆」(大阪市、湯木正徳社長)の商品に表示偽装が見つかった問題で、大阪府警は16日、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで同市中央区の本店など関係先12カ所の家宅捜索をした。府警は、幹部社員らの主導のもとで組織ぐるみの違法行為が繰り返されてきた疑いが強いとみて、偽装の経緯や手口について全容解明を進める。《朝日新聞》

【サッカー日本代表・オシム監督】脳梗塞で入院

日本サッカー協会の川淵三郎キャプテン(70)は16日、東京・文京区のJFAハウスで緊急記者会見を開き、日本代表のイビチャ・オシム監督(66)が16日午前2時すぎ、千葉県内の自宅で急性脳梗塞(こうそく)で倒れ、千葉・浦安市内の病院に入院したと発表した。

同監督は集中治療室(ICU)で治療を受けており、同キャプテンは「命を取り留めてほしいと願ってます。かなり厳しい状況」と涙を浮かべながら容体を心配した。日本代表は年内の試合予定を終了。来年2月6日から10年W杯南アフリカ大会アジア3次予選がスタートすることになっている。《日刊スポーツ》

【この日の民主党】

「政官業の癒着の典型例」額賀財務大臣追及の見解示す 幹事長

鳩山由紀夫幹事長は16日午後の定例記者会見で、福田首相の訪米について、日本の政治状況が厳しい中、日米首脳会談でブッシュ大統領に過大な期待は与えない方が良いと指摘した。

冒頭、同日(日本時間17日未明)に開かれる日米首脳会談に言及。「日本の政治状況をできる限り正確に伝えるほうが良い。安易な約束をすると、政治状況が大変厳しい中、混乱する可能性がある。過大な期待は与えないほうが良い」と述べた。

例として、北朝鮮テロ支援国家指定解除問題を挙げ、拉致問題の解決と密接に関わりがあり、解除を厳しく制止すべきとの見解を示した。米国産牛肉の輸入再開問題については「輸入条件の著しい緩和を求められるのではないか。何としても食い止めてもらわければならない」として、日本の食卓、国民の生命の安全を守る重要性を指摘した。

鳩山幹事長は続いて、前日の参議院外交防衛委員会の証人喚問で、防衛商社元専務の宴席に、2名の防衛庁長官経験者が同席したという前防衛事務次官の証言を取り上げた。

福田首相が「会合に出ることは政治家としてよくあること」として、これ以上の追及は不要との見方を示したことについて、鳩山幹事長は「このような感覚が腐敗の温床を作っている。まさに政官業の癒着の典型例だ。このようなことが良くある自民党だからこそ、癒着の政治をもたらしたのであり、ムダづかい天国を作り出しているのだ」などと見解を述べた。

在日米軍グアム移転経費の疑惑や逮捕された元専務の話も列挙した上、今後額賀財務大臣(元防衛大臣)を参院財政金融委員会や参院決算委員会で追及し、国民の皆さんに問題をしっかりと明らかにする考えを示した。《民主党ニュース》



11月16日のできごと