平成6809日目
2007/08/30
【民主党・小沢一郎代表】独・メルケル首相と会談
民主党の小沢一郎代表は30日午前、都内のホテルでドイツのメルケル首相と会談した。
メルケル氏はテロ対策特別措置法の延長問題を念頭に「できるだけ多くの国が国際テロ問題に関与すべきだ」と述べ、間接的に海上自衛隊のインド洋での給油活動継続に理解を要請。
小沢氏はアフガニスタンでの対テロ作戦は国連の承認を得ていないとの持論を展開、活動継続に反対する考えをあらためて表明した。《共同通信》
小沢一郎代表は30日午前、来日中のドイツのアンゲラ・メルケル首相と都内のホテルで会談、テロ対策、地球温暖化対策などで意見交換した。
会談は、小沢代表が歓迎の意を表して始まり、代表が戦後のドイツでは、国際貢献をめぐる議論が深まっているが、日本ではまだ深まっていないと指摘。軍の派遣には明確な原則が必要であり、国連がオーソライズしたものには、日本も積極的に関与すべきであり、政権を担えば、当然積極的に参加していく、とのテロ対策などの国際貢献に対する党の考え方を表明した。
これに対してメルケル首相は、テロ対策には多くの国が関与すべき、日本も外交、国際貢献でさらに活動しようとすれば、より重い責任を負うべきだとした。
また、小沢代表は、アフガニスタンにおける米国の行動は国連がオーソライズしたものではないと明言した。
ポスト京都議定書など地球温暖化対策について、小沢代表は、最大のネックはブッシュ政権であるとして、京都議定書へのアメリカの態度を批判、アメリカが政策を変更しなければ、中国、途上国を説得できないとの見解を表明した。
これに対してメルケル首相は、アメリカの上院で考え方に変化が見られる、地球環境に関してドイツと日本の協力が重要であるとの見解を示し、小沢代表も賛同した。
会談には、民主党から、山口壯『次の内閣』ネクスト外務大臣、奥村展三総務委員長代理、ドイツ側から、ハンス・ヨアヒム・デア=ドイツ駐日大使、クリストフ・ホイスゲン=メルケル首相外交・安全政策アドバイザーが同席した。《民主党ニュース》
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【トヨタ・ヴァンガード】発売
【中教審】“ゆとり教育”部分修正へ
学習指導要領の改訂作業を進めている中教審の小学校部会は30日、小学校三年生以上で週3時間(1単位時間は45分)程度実施している「総合的な学習の時間」を週1時間程度減らし、国語、算数など主要な5教科の授業数を全体で1割程度増やす素案をまとめた。小学校高学年で週1時間程度「英語活動」の授業実施もほぼ合意した。
素案通りに改定されれば、低学年では総時間数が週2時間、中・高学年では週1時間程度増加。1977年以来続いた授業時間数削減の流れを30年ぶりに転換し「ゆとり教育」を部分修正することになる。現行の週5日制は維持する方針。《共同通信》
【厚生労働省】前九州局長に高級車
厚生労働省九州厚生局の松嶋賢前局長(59)が約2年前、大阪府内にある社会福祉法人の前理事長から、中古の高級乗用車を受領していたことが30日、分かった。前局長は当時、同省障害保健福祉部の課長で、社会福祉法人を監督する立場にあり、利害関係者からの金銭や物品提供を禁止した国家公務員倫理法に抵触する疑いがある。
前局長は取材に対し、「乗らないから持っていけと言われた」と答え、受領を認めた。親せき関係だとして、便宜供与を否定している。《時事通信》
【この日の安倍総理】
大臣政務官の決定
平成19年8月30日、朝の臨時閣議において、前の日に行った副大臣の決定に続いて安倍内閣の大臣政務官が決定し、安倍改造内閣の各府省の顔がすべてそろいました。
午後に、総理大臣官邸に参集した新大臣政務官に安倍総理が辞令交付しました。
与謝野官房長官らとともに記念撮影を行った後に開催された初大臣政務官会合で安倍総理は、持てる力すべてを職務の遂行に注ぎ込み、国民の負託に応えるために一丸となって尽力するよう要請しました。《首相官邸》