平成6808日目

2007/08/29

【この日の安倍総理】

日・独首脳会談

平成19年8月29日、安倍総理は総理大臣官邸で、ドイツ連邦共和国のアンゲラ・メルケル首相と首脳会談を行いました。

冒頭、安倍総理は日本の暑さに触れ、「今年の日本は大変暑かったのですが、今日は今までと比べれば涼しい日になったと思います。気候変動問題に積極的に取り組んでおられるメルケル首相が、この涼しさを持ってきていただいたのではと思います。」と挨拶しました。

会談では、テロとの戦いについて、テロ特措法を野党の理解を得ながら、国際社会に期待されている重要な貢献を果たしたいと述べたのに対して、ドイツとしても日本が貢献を続ける意思があることに対して評価する旨の発言がありました。また、地球温暖化問題について、米国、インド、中国などすべての主要排出国が参加する枠組みづくりが必要であるということで一致しました。その他、国連での協力や、エネルギー問題について意見交換を行いました。

会談後の共同記者会見では、今回の会談が本年3回目であることが、日独間の関係が極めて密接になっている、緊密になっていることの象徴となっていると述べ、今年、G8の議長国のドイツから来年の北海道洞爺湖で行われるサミットの議長国である日本へ引継ぎをする関係にあることから、今後ともよく連携を取っていきたいとの考えで両国が一致しました。

副大臣の決定

平成19年8月29日の朝に行われた臨時閣議において、安倍改造内閣の副大臣が決定しました。

その後、総理大臣官邸に参集した新副大臣とともに宮中における認証式に出席後、官邸に戻り、与謝野官房長官らとともに記念撮影を行い、初副大臣会議に出席しました。

安倍総理は挨拶で「新内閣においては、政治や行政に対する国民の信頼を取り戻すことはもとより、戦後長きにわたり続いてきた諸制度を大胆に見直すとともに、国民の対話を重視して、改革の影の部分にきちんと光を当てることが必要であると考えています。」として、出席した副大臣に対して「持てる力すべてを職務の遂行に注ぎ込み、国民の負託に応えるために一丸となって尽力いただきたい。」と述べました。《首相官邸》




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【ケツメイシ】アルバム「ケツノポリス5」発売

【横綱朝青龍関】モンゴルへ帰国

日本相撲協会から帰国療養を許可された大相撲の横綱朝青龍(26)=モンゴル出身、高砂部屋=は29日午後、療養のため成田空港から離日、モンゴルへ出発した。同日夕、ウランバートルへ到着する予定。温泉施設で、精神科医から「解離性障害」と診断された精神面のケアやひじなどの治療を受ける見通し。

無精ひげを生やして成田空港に現れた朝青龍は無言のまま機内へ乗り込んだ。1日に相撲協会から出場停止、謹慎などの処分を受けた後、22日に治療のため自宅から都内のホテルへ移動したことはあるが、公の場に姿を見せたのは初めて。《時事通信》

【マックカフェ】15店オープン

日本マクドナルドホールディングスは29日、新規事業となる「マックカフェ(McCafe)」15店舗をオープンした。 生き残り競争が激しいコーヒーショップ業界で、スターバックスなど成功を収めているライバル店に挑戦するかたちだ。スターバックスなど数多くのコーヒーチェーンが出店している東京・恵比寿にオープンした店舗には、開店前から行列ができた。《AFP》

【大阪府高槻市】救急車と乗用車が接触、搬送中の女性が流産

29日午前5時10分ごろ、大阪府高槻市富田丘町の国道171号交差点で、妊娠3カ月の女性(36)を搬送中の救急車と、茨木市の自営業の男性(51)の軽乗用車が出合い頭に接触した。けが人はなかったが、女性は搬送先の病院で胎児の死亡が確認された。

また、女性は119番通報から約1時間半も受け入れ先の病院が決まらなかったことも判明。府警高槻署は、事故と流産の関連を捜査する。妊婦の搬送では、昨年8月に奈良県大淀町の病院を巡る問題をきっかけに、周産期医療の救急体制の不備が浮き彫りになった。

調べによると、女性は同日午前2時44分ごろ、「下腹部が痛い」と同居の男性を介して119番通報した。女性が妊娠していたため、奈良県の橿原消防署(中和広域消防組合)の救急隊員は同県立医科大に受け入れを要請したが、「手術中のため不可能」と回答された。このため、同消防署は大阪府内の産婦人科など要請したがいずれも「処置中」などを理由に断られ、延べ12件目の高槻市内の病院に決まったのは同4時19分だった。《毎日新聞》

【自民党・麻生太郎幹事長】本格始動

自民党の麻生太郎幹事長は29日、野党各党に就任あいさつ。対外的にも本格的に始動した。副大臣や党役員人事を主導、郵政造反組の復権を果たすなど独自色を発揮し、党内からは「麻生政権の準備人事」との声も漏れる。党運営で「麻生色」が強くなりすぎて安倍晋三首相の存在がかすむようだと、両氏の関係に“すきま風”が吹きかねない。

野党へのあいさつ回りでは終始笑顔。民主党の鳩山由紀夫幹事長が握手しながら「大連立ではありません」とおどけると、爆笑で返した。内閣支持率の上昇に触れた国民新党の長谷川憲正副幹事長には「党の評判は上がっていない」と謙遜してみせたが、党勢回復への強い意欲は間違いない。《共同通信》

【この日の民主党】

「消えた年金」問題でヒアリング

民主党総務部門・厚生労働部門は29日午前、国会内で合同会議を開き、「消えた年金」問題について被害者や関係省庁にヒアリングを行った。

冒頭、挨拶に立った松本剛明政策調査会長は、年金記録の問題について「困っている人に対しては、政治がしっかり対応しなければならない」という前提から、民主党の活動がスタートしたと指摘。「政治が責任を持つ」という意味で、これからもいっそう責務と使命を果たしていけるよう、皆さんと一緒に努力をしたいなどと語った。

会議では「消えた年金」被害者の方からヒアリングを実施し、国民本位の解決に向けて配慮を求める意見へ真摯に耳を傾けた。また、民主党の行った資料請求や申し入れについて、社会保険庁や関係省庁に回答を確認。国民の皆さんが強い関心を持つこの問題について、資料の提出や会議の傍聴など幅広い形での情報公開を行うべきとして、政府へ重ねて検討を求めた。

会議終了後には、年金業務・組織再生会議の本田座長宛に、年金業務・組織再生会議の運営に関する申し入れを行った。《民主党ニュース》



8月29日 その日のできごと(何の日)