平成6775日目
2007/07/27
【民主党・小沢一郎代表】岡山県で政治の変革訴え
小沢一郎代表は27日夜、岡山県岡山市内で演説会に出席、政治を変えようと訴えた。
聴衆であふれ返り、人いきれで熱気を帯びた会場に登場した小沢代表は「小泉政権に続く今日の安倍政権は、国民の皆さんの生活を軽視し、権威主義的、国家主義的な政治を推し進めようとしている」と指摘。「何としても政治を変えなければならない」と固い決意を示し、民主党への力強い支援の輪を結集して広げてほしいと求めた。
田中真紀子衆議院議員も、自由に使えるお金である可処分所得の低下、定率減税の廃止などによる実質増税を例に挙げ、国民の皆さんの生活は苦しくなっていると主張。財政から外交にわたる幅広い話題で、時に満員の聴衆を大爆笑させて魅了しながら、政治家が責任をとる政治が必要であり、国の方角を絶対に変えてはならないと訴えた。《民主党ニュース》
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【ペッパーランチ女性客強姦事件】2被告、起訴事実認める
大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ」心斎橋店の店長らが女性客を拉致して性的暴行を加えた事件で、強盗強姦と逮捕監禁の罪に問われた同店店長、A(25)と同店員、B(25)両被告の初公判が27日、大阪地裁であった。両被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。《毎日新聞》
【安倍晋三首相】演説短縮、握手に時間
参院選最終盤となった27日、安倍晋三首相(自民党総裁)と民主党の小沢一郎代表は、有権者の反応や効果などを考慮して、それぞれ当初とは選挙戦術を変えながら、激戦区で必死に支援を訴えた。
首相は同日夕、自民、民主両党候補が厳しい戦いを続けている熊本県での街頭演説を15分ほどで切り上げ、以後は夏休み中の学生や買い物客でにぎわう商店街を歩き、握手しながら支援を呼びかけた。選挙戦中盤までは20分を超えることも多かった演説を、最近は15分ほどに短縮。「演説そのものの時間よりも握手の時間を増やす」(首相周辺)として握手戦術を多用している。
小沢氏は27日、自民党参院幹部と民主党の新人が大接戦を繰り広げ「自民、民主対決」の象徴的な選挙区になっている岡山県に乗り込んだ。公示日以降、全国を駆け回る安倍首相とは対照的に、小沢氏は独特の選挙戦術に基づき郡部の農村地帯での遊説や事務所回りなどを続けてきた。
この日も、鳥取県境にある真庭市で会場を埋めた約1000人の聴衆に「勝たせてほしい」と呼び掛け、その後は山間部の新庄村にわざわざ立ち寄った。《共同通信》
【この日の民主党】
馬淵澄夫衆議院議員、所沢で演説
馬淵澄夫衆議院議員は27日午前、埼玉県所沢市所沢駅で街頭演説を行い、年金問題に象徴される政府与党の政治姿勢を批判。「国民の生活が第一」をスローガンに、正直な政治を実現する民主党の政治政策への理解と支援を訴えた。
馬淵議員はまず、年金問題について「単に制度の問題ではなく、この国の構図の問題である」と明言。グリーンピアをはじめとする6兆円にも及ぶ保険料の流用、天下りの実態を指摘し、「ムダ遣いの象徴であるとともにそれを許してきた政府に大きな問題がある」と批判した。そのうえで、「この連鎖を打ち切らなければいけない」と表明、官僚との癒着構造にメスを入れる必要性を強調した。
また、消えた年金・宙に浮いた年金記録問題に言及し、民主党では1年以上も前から調査を開始したことを説明。その発端は議員会館に届いた被害者からの窮状を訴える1通の手紙であったことを明かした。
「払ったはずの年金記録がないと言われる。社会保険庁にはとりあってもらえず、与党の議員に相談しようとしても話を聞いてもらえない」と記された1通の手紙。これを問題視して調査を始めたことにより、宙に浮いた年金記録が5000万件、紙台帳が1430万件もあることが判明したとの経緯を語った。
さらに、民主党の追及に対して、当初「不安をあおるな」などと発言し、事実を隠し、問題収束を図ろうとした安倍首相を批判。1人の声も大切にし、耳を傾けて調査を開始、被害者救済、問題解決に向け取り組む民主党との違いを浮き彫りにした。
馬淵議員は、「たった1人の声に耳を傾ける政治か、都合の悪いことには頬被りをする政治か、どういう政治を求めるのか」と問いかけ、政治に対する正直さ、誠実さ、謙虚さを大切にする民主党の政策への支援を呼びかけた。《民主党ニュース》