平成6777日目
2007/07/29
【第21回参院選】自民党が惨敗
29日投票が行われた第21回参院選は、30日午前にすべての開票作業を終了し、改選121議席が確定した。自民党は37議席しか獲得できず、過去最低だった1989年の36議席に次ぐ惨敗となった。非改選と合わせても83議席にとどまり、55年の結党以来、初めて参院第1党の座から滑り落ちた。
自民党が厚い支持層を誇ってきた地方の1人区で6勝23敗と大きく負け越したほか、都市部でも票が伸び悩んだ。 公明党も過去最低と同数の9議席にとどまった。公認候補を擁立した5選挙区では、2勝3敗と負け越した。選挙区選で公認候補が落選したのは、89年の参院選以来となった。
これに対し、民主党は選挙区選、比例選ともに自民党を圧倒し、結党以来最高となる60議席を獲得した。共産党は沖縄を除く46選挙区に公認候補を擁立したが、選挙区選では全敗に終わり、比例選でのみ3議席。社民党も比例選で2議席にとどまった。共産、社民両党は与党と民主党の争いの中に、埋没した格好だ。 《読売新聞》
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【安倍晋三首相】改革を続行
安倍晋三首相は29日夜、テレビ各社の報道番組に出演し、自民党惨敗の参院選結果について「私の国づくりはスタートしたばかり。政局運営は厳しい状況だが、改革を続行し、約束を果たすことが私の責任、使命だと決意している」と述べ、引き続き政権運営を担う考えを表明した。
内閣改造に関し「全党的に一丸となれる体制を考えていく」と、挙党態勢を構築する意向を示した。また衆院解散・総選挙について「まずは実績を上げることが大切で、早期に解散する考えはない」と述べた。《共同通信》