平成6759日目

2007/07/11

【安倍晋三首相】参院選「実績に懸ける」

第21回の参院選の公示を12日に控え、日本記者クラブ主催の7党党首討論会が11日午後、東京・内幸町の同記者クラブで開かれ、焦点の年金問題や「政治とカネ」問題などをめぐり激論を交わした。


https://www.dpfp.or.jp/

安倍晋三首相(自民党総裁)は「首相就任時の約束は着実に実行している。困難と言われた公務員制度改革でも法律を通した。残してきた実績にすべてを懸けたい」と参院選に臨む決意を表明。年金記録不備問題では万全の対策を講じていると強調した。

これに対し、民主党の小沢一郎代表は「今回の選挙は年金信任選挙だ。自称『百年安心の与党』か、年金制度を抜本的に改革する民主党か、選択肢は明確だ」と強調。「野党で何としても過半数を取る。そうなれば参院ではわれわれの多数で法案を修正できる」と与野党逆転に強い意欲を表明した。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【大相撲夏場所4日目】魁皇関、幕内通算700勝

大相撲夏場所4日目(11日・両国国技館)4戦全勝は早くも新横綱白鵬と、大関昇進を目指す関脇琴光喜の2人だけとなった。白鵬は落ち着いて豪風を突き落とし、連勝を20に伸ばした。琴光喜は小結安美錦を一方的に寄り切った。

横綱朝青龍は露鵬の休場により、初の不戦勝で3勝目。大関陣は魁皇が若の里を突き落とし、幕内700勝を達成した。琴欧州は高見盛を寄り倒し、魁皇とともに3勝目を挙げた。

しかし千代大海は小結時天空に送り出され、2連勝から2連敗。関脇安馬は勝って星を五分に戻した。《共同通信》

【この日の民主党】

年金、子育て、農業の3点改めて訴え 小沢代表7党党首討論で

小沢一郎代表は、11日午後、日本記者クラブ主催の7党党首討論会に出席し、党のこの参議院選挙における三つの約束について改めて説明した。

小沢代表は「国民が安心して暮らせることが政治の使命。そのために三つのセーフティネット、年金・子育て・農業の政策を訴える。年金記録問題では、国の責任で全額、年金を支払う。老後の安心のために年金制度を抜本的に改革する。2万6000円の子ども手当を支給する。農業では、農家への戸別所得制度を創設する。今の制度を根本的に見直し、天下り、談合、特別会計、特殊法人を原則廃止し、財源を確保する」と冒頭、国民に一番伝えたいことを主張した。

次に党首同士の討論では、安倍自民党総裁に、「消えた年金記録」問題で、「まだまだ、国民の側に立った対策となっていない。加入者全員に今の記録をすぐに送らないで、来年の5月なのはどうしてか」と質問。首相は「打てる手はすべて打っている」としながらも、質問には答えようとしなかった。

また、小沢代表は、「今でも100年安心の年金と思っているのか。2011年の賃金上昇率が4.1%と計算しているが、これは現実から乖離しているのではないか。基礎年金部分の国庫負担を3分の1から2分の1に引き上げる財源2.5兆円はどうするのか」と質問。これに対しても、総裁は、景気は回復している、それにより年金財源も好転している、財源は歳出削減によると抽象的にしか答えなかった。

太田公明党代表からの、年金財源が不足するのではないかとの質問には、小沢代表は堂々と「統治、行政の仕組みを根本から変えること、無駄を省くことで捻出できる」と答え、そのうえで「民主党案を詳細を勉強してほしい」とした。

同時に、総裁からの、民主党の案では、現在の年金受給額の4割の財源しかカバーできないとの質問に、小沢代表は「モデル世帯の所得比例で23万円以上を受給できる人、年収1200万円以上の人には最低保障部分は遠慮してもらう。支給総額は当然減る」と答えた。

さらに、参議院選挙での与野党逆転について、「参議院で我々が多数となれば、参議院で我々の主張が明確になる、法案として反映できる。そのためにも過半数を獲る」と明言、国民のための政治、「今の政治を変えるスタートになる」として全力を挙げることを表明した。《民主党ニュース》



7月11日 その日のできごと(何の日)