平成6748日目
2007/06/30
【この日の民主党】
国民が主役の政治をつくろう 「女性DAY」集会で鳩山幹事長
鳩山由紀夫幹事長は30日夕、東京・新宿で行われた東京都総支部連合会主催の「女性DAY」集会に参加。新宿東口駅構内から南口まで、買い物客や若者でにぎわう街中を練り歩き、民主党への支持を訴えるとともに多くの人々に囲まれながら握手や写真に笑顔で応じた。
鳩山幹事長は開口一番、「政治はおかしい」と表明。「6月の給与明細をご覧になりましたか」と呼びかけ、定率減税廃止による国民の生活負担増を指摘。年金問題の対応で浮き彫りになった国民、弱い者の立場を無視した政府・与党の姿勢を批判した。「自公政権にNOをつきつけよう」と訴え、「官僚や政治家が主役でない、国民が主役の政治をつくろう。そのために民主党に力を貸してほしい」とさらなる支持を求めた。
「逆転の夏」に挑む大河原まさこ東京都参議院選挙区第4総支部長は、「若者がこの国で希望をもって生きていけるか大きな分かれ道である」との認識を述べ、自公政権下で広がる格差、危ぶまれる平和などを問題視。3人の子どもを育ててきた母親、都議会議員、東京・生活者ネットワーク代表委員の経験をフルに活かし、生活者の視点から年金・教育・医療・介護・食の安全といった問題に真正面から取り組んでいく決意を表明した。
尚、鳩山幹事長の練り歩きに先立ち、新宿東口で行われた集会では、東京都連合会代表の円より子参議院議員、すずきかん選挙対策本部長の小林正夫参議院議員、大河原まさこ選挙対策本部長の小宮山洋子衆議院議員がそれぞれ挨拶に立ち、年金問題をはじめとする政府・与党の弱者いじめの政策を批判。「生活が第一」の民主党への支持を強く訴えた。集会には尾辻かな子参議院比例区第55総支部長も参加した。《民主党ニュース》
【大阪府警】恐喝容疑で44歳タレント逮捕
大阪市内のホテルで知人男性を脅し、約4億円の債権を放棄させたとして大阪府警捜査4課は30日、恐喝容疑でタレントでジュエリーデザイナーのH容疑者(44)を逮捕した。
同容疑で、他にプロボクシング元世界チャンピオンW(52)ら3容疑者も逮捕。H容疑者は調べに対し「1000万円を払い、すでに済んでいる話です」と容疑を否認している。H容疑者が出演予定だったドラマの放送が急きょ変更になるなど、芸能界にも衝撃が走った。《スポニチ》
【 JR越美北線】福井豪雨から約3年、全線で運行再開
2004年7月の福井豪雨で被災したJR越美北線が30日、ほぼ3年ぶりに全線で運行を再開した。列車には復旧を待ちわびた住民や鉄道ファンが大勢乗り込み、久しぶりに車窓から眺める足羽川や新緑の風景を楽しんだ。沿線の福井市と大野市の主要駅では住民挙げての記念イベントが催され、多くの市民がレールの復活を祝った。《福井新聞》
【久間章生防衛相】千葉県柏市で講演
久間章生防衛相(衆院長崎2区)は30日、千葉県柏市内で講演し、先の大戦での米国の原爆投下について「長崎に落とされ、悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で、しょうがないと思っている。それに対して米国を恨むつもりはない」と述べた。
これに対し、野党各党は安倍晋三首相に罷免を求めるなど一斉に反発。参院選を控えて久間氏の責任問題に発展する可能性が浮上し、首相が対応に苦慮する事態も予想される。《共同通信》