平成6747日目

2007/06/29

【この日の安倍総理】

衆議院本会議に出席

平成19年6月29日、安倍総理以下全閣僚は、野党から提出された安倍内閣不信任決議案を審議する衆議院本会議に出席しました。

本決議案を提出した野党から賛成、与党から反対の討論が行われ、その後の採決の結果、反対多数で否決されました。

その後、日付をまたいで再開された参議院本会議で、社会保険庁改革関連法案、年金時効特例法案及び国会公務員法改正法案などの重要法案が可決成立しました。《共同通信》

チャレンジ宣言作成を指示

安倍晋三首相は29日午前の閣僚懇親会で、地球温暖化対策の政府方針に盛り込んだ「1人1日1キログラム」の二酸化炭素削減運動を広めるため、身近にできる温暖化防止策を自ら選び実践を宣言する「私のチャレンジ宣言」カードの作成を各閣僚に指示した。首相自身もカードを作成するという。《共同通信》




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【フジテレビ】900万円着服、報道局長を懲戒解雇

フジテレビは29日、取引先との会合費などと偽って同社に不正請求し、913万円を私的に流用していたとしてS前報道局長(54)を同日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。また、管理責任を問い、報道担当の小櫃真佐己(おびつまさみ)常務を減俸3か月の処分にした。

不正請求は、東京国税局の税務調査で明らかになったもので、同社は、鈴木前局長の私的流用分も含めて2006年3月期までの3年間に約2億円の所得隠しを同国税局から指摘され、追徴課税(更正処分)された。申告漏れ総額は約7億1000万円で、追徴税額は重加算税を含めて約2億3000万円。同社はすでに全額納付した《読売新聞》

【自民党・加藤紘一元幹事長】うっかり…不信任賛成票持ち壇上へ

29日夜の衆院本会議で、自民党の加藤紘一元幹事長が野党による安倍内閣への不信任決議案にあわや賛成しそうになる一幕があった。安倍晋三首相に批判的な加藤氏だけに、00年11月森内閣(当時)に反旗を翻した「加藤の乱」の再現かと、与野党議員が息をのんだ。

不信任案の採決で、加藤氏は白票(賛成)を手に壇上へ。国会職員に票を手渡す直前に気づいて引き返し、議席に戻って青票(反対)を取り直して投票した。本会議後、加藤氏は記者団に「与党だから白票でいいと思い込んでいた。全くの勘違い」と苦笑いした。《毎日新聞》

【この日の民主党】

内閣不信任決議案を国会に提出

民主はじめ、社民、国民新の野党3党は29日夕、内閣不信任決議案を国会に提出した。

鳩山由紀夫幹事長、高木義明国会対策委員長が、河野衆院議長を議長室に訪ねて決議案を手渡し、安倍内閣は信任できず、解散して国民に信を問うべきとの姿勢を改めて示した。

小沢代表 「国民のためにならない」不信任に理由を記者団に

小沢一郎代表は、29日午後7時半過ぎ国会内で、記者団に安倍内閣不信任決議案の提出の理由を聞かれ、「(首相が)通そうとする法案は国民のためのものではなく、国民の要請に応えるものではない」と答えた。

まず、小沢代表は、安倍内閣の強行採決連発の国会運営を挙げ、その上で、社会保険庁改革関連法案、天下りバンク法案(公務員改革法案)の内容についても批判した。

社会保険庁改革関連法案については、「社会保険庁を解体する、職員を馘首にするなどとしているが、嘘。単に特殊法人にするだけ。単に化粧直しに過ぎない」とした。

天下りバンク法案については、「天下りを正当化、制度化するもの。天下りが公然と出来るようになる。ごまかし」と指摘した。

日本の未来を切り拓くのは民主党である 代議士会で渡部最高顧問

29日夜、衆議院本会議での安倍首相に対する内閣不信任決議案の否決後に国会内で代議士会が開かれ、高木義明国会対策委員長は開口一番「ごくろうさま」と挨拶。否決はされたが民主党議員の心がひとつになったとの認識を示し、「今日が戦いのスタートである」と述べた。不信任決議案の趣旨説明、賛成討論を行った菅直人代表代行、小沢鋭仁幹事長代理に対しては、「胸のすくような演説をありがとう」と謝意を表明。「この思いを胸に明日から前進しよう」と呼びかけた。

続いて挨拶に立った渡部恒三最高顧問は「(今国会は自身の)38回目の通常国会である」と報告。そのうえで、「野党議員の質問にこれほど国民が感銘を受けた国会は初めてである。国民の生活のありのままの気持ちを訴えている」との所感を述べ、その結果として「今度の参議院の選挙では何が何でも民主党に勝たせるという国民の声になっている」と言明。参議院選挙での与野党逆転を実現、その先の解散選挙で政権交代を、と志気を高めた。渡部最高顧問はまた、「こんな日本に誰がした」と自公政権下の様々な問題を抱える日本社会を憂い、「この日本の未来を切り拓くのは民主党しかない。これが国民の声である」と表明。

最後は「あと1年か2年かわからないが民主党が政権をとり、皆さんが総理大臣や大臣になる姿を見てあの世にいきたい。がんばりましょう」と呼びかけると笑いと拍手が沸き起こった。

不信任案否決に「この悔しさをバネに参議院選挙で勝つ」 鳩山幹事長

鳩山由紀夫幹事長は29日夜、安倍首相に対する内閣不信任決議案が否決されたことを受けて、国会内で記者団に答えた。

鳩山幹事長は、「総理は解散をする勇気はなかった」との認識を述べ、「我々とすれば受けて立つとの思いで不信任決議案を提出した」と説明。結果的には200票差で敗れ去ったが「この悔しさをバネにして参議院選挙で勝つ。そして悔しさを国民の皆さんのためにはらす、との決意を皆が共有できた」との手ごたえを示し、「国民の皆さんの声を今以上にしっかり受け、参議院選挙を戦い、大きな政治の夜明けを迎えたい。その思いで皆一丸となり、よかったと思っている」と語った。《民主党ニュース》



6月29日 その日のできごと(何の日)