平成6741日目
2007/06/23
【この日の安倍総理】
平成19年沖縄全戦没者追悼式
沖縄戦の終結から62年。「集団自決」への日本軍関与の記述を削除した教科書検定が論議を呼ぶ沖縄で23日、安倍晋三首相や扇千景参院議長ら約4500人が参列し、「慰霊の日」の沖縄全戦没者追悼式が営まれた。
最後の激戦地となった沖縄県糸満市の平和祈念公園で、安倍首相は「沖縄の方々が筆舌に尽くし難い苦痛を経験したことを私は大きな悲しみとする」とあいさつ。
沖縄県の仲井真弘多知事は「沖縄戦の真実の姿を次の世代に伝え、その教訓を私たち一人一人が胸に刻み、平和の実現のため日々努力することが求められている」との平和宣言を読み上げた。《共同通信》
平成19年6月23日、安倍総理は沖縄県糸満市の平和祈念公園で開催された「沖縄全戦没者追悼式」に出席しました。
式典に先立ち糸満市摩文仁(まぶに)の丘の国立沖縄戦没者墓苑を訪れ供花を行いました。
追悼式では正午の時報にあわせて全戦没者に黙祷をささげた後、扇参議院議長や仲井眞沖縄県知事らとともに、この地に眠る戦没者の御霊に献花しました。
続いて挨拶では「先の大戦において、ここ沖縄の地は、国内最大の地上戦の場となりました。県民の平穏な暮らしはにわかに修羅の巷と変じ、20万人もの尊い命が失われました。今日のわが国の平和と繁栄は、戦没者の尊い犠牲の上に築かれています。再び戦争の惨禍を繰り返してはなりません」と述べました。
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【プロ野球・日本ハム】交流戦初優勝
プロ野球の「日本生命セ、パ交流戦」は23日、昨季日本一に輝いた日本ハムが阪神に延長十一回、6−4で勝ち、初優勝を決めた。交流戦は今年が導入3年目で、パ・リーグのチームの優勝は、昨年まで2連覇したロッテに続いて3年連続となった。《共同通信》
【この日の民主党】
首相の会期延長は党利党略超えた個利個略 菅代表代行
菅直人代表代行は23日午後、千葉市内で、民主党千葉県総支部連合会の「参議院選挙勝利総決起集会」に出席、党本部を代表して挨拶した。
菅代表代行は冒頭、国家公務員法改正案の成立にこだわり、会期延長した安倍首相の行動について、「年金の現状から国民の皆さんの怒りをそらし、法案に注目を集めて何とか参院選を乗り越えようとしている」と解説。扇参院議長の発言を見ても、「党利党略」をさらに超えた「個利個略」であることは明らかだとした。
続いて、首相は昨年暮れから今年の初めにかけての間に「消えた年金」問題について認識しており、5000万件という数字も2月には報告を受けていたとされる件に言及。2月の予算委員会における、長妻昭議員の「緊急事態を宣言すべき」という提案に対する首相の答弁を挙げて「(社会保険庁と)一緒になって隠ぺい工作をしていたということだ」と指摘、与党に年金時効特例法案を提出させ、わずか1日の審議で強行採決した対応にも触れて、問題視する考えを示した。
菅代表代行は「年金通帳の配布」「年金制度の一元化」「社会保険庁の解体と歳入庁の創設」など、過去の選挙公約における民主党の提案を報告。その時点で政権についていれば、少なくとも4年前3年前から問題に取り組み、結果を報告できていただろうと見通しを述べた。
民主党の政策を訴えて全国を周る中、自民党を応援してきた方からも「一度民主党へやらせてみよう」という声をいただいていると紹介し、「労働法制についても、年金についても、農業政策についても一度やり直す。この国をまともな国に立て直すためにやり直す、その突破口を開いていただきたい」と民主党への支持を訴えた。
なお、総決起集会では、今泉昭参院副議長、黒河悟連合千葉会長が来賓として挨拶。長浜ひろゆき県連代表(千葉県参議院選挙区第4総支部長予定者)、かがや健千葉県参議院選挙区第3総支部長が「逆転の夏」に挑む決意を力強く述べた。県内選出の自治体議員、国会議員、総支部長が登壇し、野田佳彦衆院議員の音頭で、参議院選挙千葉選挙区での勝利に向けてガンバローを三唱した。
さらに総決起集会に先立って、政策アピールミュージカル「ふるさと再生-土と緑と水に-」篇が上演された。
「姫の虎退治」決起集会に政権交代求める1500人が集結 岡山
岡山市内で23日午前、ひめいゆみ子決起集会が開催され、約1500人が結集。「姫の虎退治」によって実現可能性が高まる政権交代への期待を胸に、参議院選挙岡山選挙区勝利に向け、更なる団結を誓った。
党本部を代表して駆けつけた鳩山由紀夫幹事長は、「姫の虎退治に加わりたいと思ってやってきた」と挨拶。安倍首相のもと、この日本はどこに行ってしまうのか心もとないと憂慮し、小沢一郎代表が常々唱える「何としても参議院選挙に勝利する。そのことでしか政治は変えられない」と表明し、集まった参加者にその実現に向け、民主党への支持を訴えた。
また、内閣支持率低下であわてふためく安倍首相の指示で、与党が数日間で付け焼刃的に仕上げ社会保険庁改革案では、「消えた年金記録」問題の被害者すべての補償には繋がらないことを改めて指摘。同時に、この問題について、安倍首相は半年前からその実態を把握していたことを明らかにし、国民の間から不平・不満の声が高まらない限り、「くさいものには蓋をして見て見ぬふり」をする安倍首相の政治手法を問題視し、国民を欺くその姿勢を批判した。
さらに、国会会期を延長してまで首相が成立を目指す国家公務員法改正案は、「国家公務員の天下りを規制する」とは名ばかりの、国家公務員だけを対象とする人材バンクを設置するという、国ぐるみで天下りを容認する「天下りバンク法案」にすぎないことを説明。この国をめちゃくちゃにしてきたのはそもそも、政官業の癒着構造に端を発するとの見方を示した幹事長は、国民の総意であるはずの「官製談合阻止、税のムダ遣い是正」を無視し、天下りを温存し続けようとするのが安倍首相を重ねて問題視した。
そのうえで、「参院選の勝利はひめいさんのものではなく、日本の皆さんの多くの声が無視されることのないよう、大きなうねりを作って、国政を動かしていくというものだ」と強調した。
ひめいゆみこ選挙対策本部長の江田五月参議院議員は「会社は社員をリストラすることもあるが、国が国民をリストラするようなことがあってはならない」と言明。しかし、そうした事態が前へ前へと進んでいるのが、安倍政権の実態だとした。
「政治を変える力は有権者にある。その一票でしか政治は変えられない」とも語り、「消えた年金記録」問題に代表されるように、「お上から国民を見る」だけで、国民の求める政治が行われていない現状を変えるために、判断を下してほしいと訴えた。
寸劇「姫の虎退治」に、日ごろから稽古に励んでいる「居あいぬき」のいでたちで登場し、その腕前を披露したひめい岡山県参議院選挙区第2総支部長は、見事虎退治を達成。続く挨拶で、3人に1人が非正規雇用で身分保障がないという現状にあって、家庭や子どもはあきらめなけれならないという深刻な格差拡大が拡がっていると指摘。その現状について、「政策を転換して、政治で正すしかない」と主張。民主党がモットーとする「政治は生活である」との立場にたって、国民が求める政策を、政治がリードする形で実現していきたいと表明した。また、喫緊の課題として年金改革に取り組んでいく考えを示した。
集会最後には、連合岡山の二宮会長はじめ仲間たちが壇上に集まり、岡山県連代表の津村啓介衆議院議員の音頭でガンバローを三唱し、政権交代への誓いを新たにした。
なお、集会後には街頭演説を行い、道行く人に民主党への支持を訴えた。《民主党ニュース》