平成6598日目
2007/01/31
【この日の安倍総理】
規制改革会議(第1回)
平成19年1月31日、安倍総理は総理大臣官邸で、規制改革会議の初会合に出席しました。
規制改革会議は、総理の諮問に応じ、経済社会の構造改革を進める上で必要な規制の在り方の改革(国や地方公共団体の事務などを民間に開放する規制の在り方を含む)に関する基本的事項や、市場開放問題に係る苦情処理に関する行政機関の調整に関する重要事項を調査審議する会議です。
安倍総理は、「経済成長を阻害している規制に対しては、果敢かつ迅速に緩和、撤廃を断行する必要がある一方、国民生活の安定の確保などのために、ルール整備が必要な場合もあり、規制の影響や効果を十分に検討して頂きたい。規制改革については既に相当取り組んできたことから、残っている極めて固い岩盤の規制を穿っていくなどの困難な仕事となりますが、どうかよろしくお願い致します。」と挨拶し、草刈隆郎議長に諮問しました。《首相官邸》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【アニータさん】公金横領犯の妻が来日
県住宅供給公社の巨額横領事件で服役中のA受刑者のチリ人妻アニータ・アルバラードさん(34)は31日午後、地元テレビ局チリビオンの番組収録のため、日航機で成田空港に到着した。
同日夜、空路で本県入りするとの情報から、青森空港にも報道陣が詰め掛けたが、アニータさんは最終便に乗り遅れたもようで到着口に姿を現さなかった。アニータさんは「夫と会う」と話しており、滞在中にA受刑者との面会も試みるとみられる。
同テレビ局によると、この番組は有名人に密着取材し、隠れた素顔を伝えるという内容で、アニータさんは初回のゲスト。アニータさんは、A受刑者と県内の飲食店で知り合い結婚。
A受刑者は1994年10月から2001年10月にかけ、公社理事長名義の預金口座から約14億4600万円を横領し、遊興費などに充てたが、このうち8億1100万円がアニータさんに渡った。アニータさんはチリ帰国後に発売した自伝がベストセラーとなり、「チリのゲイシャ」として芸能活動も行っていた。《陸奥新報》
【この日の民主党】
「女性の問題より人間の問題」柳澤辞任求める緊急集会で菅代行
菅直人代表代行が31日夕、院内で開かれた「女性は子どもを産む機械ではない!!『本当に子どもを産み育てられる社会を目指す』緊急集会」に参加し、柳澤大臣の発言は「女性の問題と言うよりも人間の問題。機械を動かせば子どもが生まれるという発言は厚生労働大臣として最も不適格な発言。安倍首相の格差を容認している発言が、こうした発言を許している」と安倍内閣の姿勢を批判した。
また、鳩山由紀夫幹事長も、「人間として発言してはならない言葉。民主党も徹底して行動していく。辞任に追い込まねばならない」と党としての決意を表明した。
集会ではまず、各党を代表して、円より子民主党副代表、福島みずほ社民党党首、吉川春子共産党参議院議員団長、後藤博子国民新党女性局長がそれぞれ、辞任に追い込む決意を表明。円副代表は、「女性が頑張って機械として子どもを産んでくれればいいという考えが根底にある。辞めればいいという問題ではない」として、今の政権、与党の考えを改めさせるために「女性の声を届けよう」と訴えた。その後、参加者が一言ずつ、決意と怒りを表明した。
集会は岡崎トミ子参院議員が司会を務め、辞任するまで波状的に行動していくことを確認。国会議員のほか個人、各団体から約150人が参加した。民主党からは、他に神本美恵子、林久美子、和田ひろ子、羽田雄一郎各参院議員、郡和子、高井美穂、園田康博、田島一成、横光克彦各衆院議員が参加した。
「柳澤厚生労働大臣の罷免要求」街宣を開催
民主党は31日、東京有楽町マリオン前で菅直人代表代行、松本剛明政策調査会長を中心に、怒りの「柳澤厚生労働大臣の罷免要求」街頭演説会を開催。柳澤厚労相の罷免要求、さらに安倍首相の任命責任にも言及し、閣僚の問題発言が相次ぐ安倍政権をストップさせる必要性を訴え、民主党へのよりいっそうの支援、支持を呼びかけた。
冒頭、菅代表代行は、「(厚労相の発言は)少子化担当大臣として考えそのものが不適切であるだけでなく、女性の反発を招くのは当然だ」として、人間としての本質の問題だと指摘。同時に少子化問題に関して、「社会のひずみに対して、安心して子どもを産むことができないという、女性が意志が結果として表れているのではないか」と問題提起した。
また、菅代表代行は、格差問題についても触れ、少子化の背景には所得格差・教育格差など、子どもを安心して産み育てられない状況があることを改めて指摘。「その背景を考慮することなく子どもを産めというのは根本的に間違っている」「暴言では片づけられない。この発言に象徴される間違った安倍政権にストップをかけ、政権交代の実現を」と訴えた。
続いて、松本政調会長がマイクを握り、柳澤厚労相の発言に見られるように、安倍政権から出てくる政策は「人を人とも思わない政策がいっぱいだ」と痛烈に批判。また、国民生活に関わる多くの問題を担う厚労相という立場を考慮すると、不見識きわまる発言を見逃せないとの認識が一層深まるとの認識を示したうえで、「あらゆる手段を講じてでも辞任に追い込んでいく」との決意を力強く表明。「誰のために、誰に向かって政治をやっているか、しっかりとこの行方を見てほしいと」と聴衆に要請した。
演説会は菊田真紀子衆議院議員の司会進行で行われ、馬淵澄夫衆議院議員、蓮舫、鈴木寛、林久美子各参議院議員が参加。次々にマイクを握って、柳澤厚労相罷免要求を訴えるとともに「がんばれば報われる、希望と夢を与えていくことが政治家の使命」、「現実を知り、本当の改革をできるのは民主党だ」などと、政権交代へ向けた熱い思いを語った。《民主党ニュース》