平成6599日目

2007/02/01

【この日の安倍総理】

日本・キリバス共和国首脳会談

平成19年2月1日、安倍総理は総理大臣官邸でキリバス共和国のアノテ・トン大統領と首脳会談を行いました。

安倍総理は冒頭、「昨年5月の島サミットに続く大統領の訪日を心から歓迎いたします。今後とも太平洋の島国として、引き続き協力してまいりたい。」と述べ、また漁業関係における協力について言及しました。アノテ・トン大統領は「これまでの一貫した日本の支援、ならびに私の訪日に対する歓迎に感謝します。この機会をとらえ今後とも協力関係を継続してまいりたい。」と応じました。

会談では漁業関係、経済協力関係を始めとする二国間関係につき意見交換がなされ、アノテ・トン大統領より捕鯨問題に対する日本の立場、日本の国連安保理常任理事国入り、北朝鮮の核問題、拉致問題に対する日本の立場への支持が表明されました。《首相官邸》

残留孤児支援「誠意をもって対応」

安倍晋三首相は1日の衆院予算委員会で、永住帰国した中国残留孤児に対する新たな給付金制度創設などの生活支援策に関し「法律上の問題とは別に誠意を持って対応しないといけない」と改めて強調した。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【山崎製パン】不二家支援で基本合意

期限切れ原料使用などの問題で業績が悪化している不二家の桜井康文社長とパン・洋菓子最大手の山崎製パンの飯島延浩社長は1日、都内でトップ会談を行い、山崎が不二家を品質管理の技術面で支援することに基本合意した。不二家への具体的な支援が決まったのは初めて。《共同通信》

【伊・ダレーマ外相】「醜聞追及だけで政権交代困難」

鳩山由紀夫幹事長、北澤俊美副代表(日本・イタリア友好議員連盟副会長)は1日、来日中のダレーマ伊外相(兼副首相)と都内で会談した。

鳩山幹事長は、ダレーマ外相らがプローディ首相と主導してきた「オリーブの木」を民主党が参考にしてきたこと、来る7月の参議院選挙で勝利し与野党逆転をはかること、などを説明。同外相からは、中道・中道左派勢力を結集し、新党(「民主党」)を立ち上げる方向であること、国際社会の中でも改革勢力の流れを作ることを目指していくこと、などの抱負が示された。

世界の民主主義国は政権交代を実現しているが、日本では難しいのかとの問いかけを受け、鳩山幹事長は「野党が十分な力を持ち得なかったが、中道左派から中道右派寄りの政党(議員)が結集し、民主党ができた。(日本においても)民主主義的政治を作りだしていく」と決意を表明。同外相からは、新党結成の暁には、日本の民主党も来賓として招待したいとの呼びかけがあり、鳩山幹事長は「その折には政権政党としてお祝いしたい」と応じた。《民主党ニュース》


https://www.dpfp.or.jp/

来日中のダレーマ・イタリア外相が1日、民主党の鳩山由紀夫幹事長と都内で会談した際、同党が柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言で政府・与党に攻勢を掛けていることに関連し、スキャンダルの追及だけで政権交代を実現するのは難しいと助言する一幕があった。

会談で、鳩山氏は柳沢氏の発言を挙げ、「安倍内閣はさまざまなスキャンダルが出ている」と報告。ダレーマ氏は「(われわれも)かつてスキャンダルで政権交代を狙ったが、それだけではなかなか難しかった」と語った。《時事通信》

【衆院予算委】柳沢発言で野党欠席

衆院予算委員会は1日午前、安倍晋三首相と全閣僚が出席し、災害対策費などを盛り込んだ06年度補正予算案に対する基本的質疑を始めた。しかし、柳沢伯夫厚生労働相の「女性は産む機械」発言を受け、厚労相の罷免を求めている野党4党は委員会を欠席し、与党単独で質疑に入る異例の事態となった。

柳沢厚労相は「不適切な言葉遣いをし、国民、女性の方々の一番大事な部分を傷つけた。心からおわびする」と改めて陳謝した。野田毅氏(自民)の質問に答えた。

与党は共産党が「丁寧な委員会運営」を求めたことにも配慮、午前9時予定だった開会時間を2度延期。質疑は午前11時過ぎにスタートした。

これに先立ち、自民党の二階俊博、公明党の漆原良夫両国対委員長は国会内で河野洋平衆院議長を訪ね、厚労相の辞任を求めず、予算案の質疑を始める考えを伝えた。議長は「丁寧な審議を心掛けてほしい」と応じた。

一方、民主、社民、国民新3党は1日昼、愛知県知事選の投票を4日に控えた名古屋市で厚労相発言に抗議する街頭演説会を開き、民主党の小沢一郎代表と社民党の福島瑞穂党首がそろい踏み。小沢氏は「安倍内閣そのものの問題。女性べっ視だけでなく、復古主義的な思想が背景にある」と批判した。《毎日新聞》

【この日の民主党】

名古屋で柳澤発言に抗議する大決起集会 小沢代表も抗議の声上げる

名古屋市駅前で2月1日、民主党はじめ野党3党による「柳澤発言に抗議する緊急街頭演説会」と題して、名古屋大決起集会が開かれた。

小沢一郎代表は、蓮舫参議院議員が司会をつとめた集会で国民新党の亀井幹事長、社民党の福島党首に続いて発言し、先の2人が柳澤厚労相を厳しく批判したことを受けて、「柳澤大臣を罷免するのではなく、むしろ守ろうとしている安部内閣の問題も考えてほしい」として、女性蔑視だけでなく、人を人と思わないのは安部内閣の体質であると批判。

また、非核三原則に反した麻生外相らの核保有議論容認論を首相が看過した例を挙げながら、国民を危険にさらし、平和な生活を脅かしている安部内閣の体質を問題視して、現状からの転換、政権交代の必要性を訴えた。赤松広隆副代表はじめ、鉢呂吉雄選対委員長、奥村展三、古本伸一郎両衆議院議員、大塚耕平参議院議員もかけつけた。

この大決起集会の前後には、民主党所属の女性議員が一堂に会し、柳澤厚労相を糾弾するリレー演説を行った。

演説では、「子どもを生みたい、育てたいと思っていても、子どもを安心して育てられる環境になっていない国民の生活から目を背けて子どもを産めというのは言語道断」「自民党にはレイプを推奨する議員がいるなど、これまでも女性を蔑視する発言をするものがいた。女性を蔑視し、人間を人間と思わないのは自民党の体質」「人を人と思わない、人権意識の希薄な大臣の下では、補正予算など重要案件について、審議をしたくてもできない」などと次々に訴え、柳澤厚労相の早期辞任を求め、集まった多くの聴衆からの盛大な拍手を受けた。

この女性議員リレー演説には、円より子副代表のほか、林久美子『次の内閣』ネクスト子ども・男女共同参画担当、菊田真紀子男女共同参画推進本部事務局長など多くの女性議員が参加した。郡和子、太田和美、田名部匡代各衆議院議員、和田洋子、下田敦子、森ゆう子、神本美恵子各参議院議員も、口々に怒りの抗議の声を上げた。《民主党ニュース》



2月1日 その日のできごと(何の日)